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2019年 7月 の投稿一覧

おすすめの投資アプリ10選!初めての投資はスマホからでもOKです。

株式やFXなどの投資や情報収集はパソコンの利用が一般的でしたが、現在はスマホからも手軽に行えるようになりました。

スマホでは投資アプリが配信されていますが、実は様々な種類が存在し特徴や活用方法も多様です。

今回は、スマホで使える投資アプリの種類や、初心者にも使いやすいおすすめのアプリを10個ご紹介していきます。

スマホで投資ができる時代

現在はスマホから投資が行えるサービスが増加しており、誰でも気軽に資産運用ができる体制が整っています。

例えば、AIや金融工学により適切なポートフォリオを考え、運用から管理まで一任してくれるロボアドバイザーは、スマホからも利用や運用状況の把握が可能です。

アプリを通じて質問に答えるだけでリスクの許容範囲を判断し、効率良く資産運用を行ってくれます。

また、各証券会社では株取引が可能な投資アプリがリリースされています。

スマホなら空き時間などを活用し、自宅以外の場所からでも売買をすることが可能です。

操作も簡単なものが多く、パソコンよりもスマホの利用が中心という方には非常に便利な投資ツールと言えます。

投資アプリにはどんな種類がある?

取引アプリ

取引アプリは株の取引が可能なツールで、場所を選ばずに投資が行えます。

売買注文だけではなく、マーケット情報やニュース、各種ランキングなどの情報をリアルタイムでチェックできる点も魅力です。

情報収集の効率性の良さから利用する投資家は増えており、日中パソコンに張り付いて運用できない人にも便利なツールとなっています。

資産運用・管理アプリ

資産管理に特化したアプリで、機能やできることはアプリによって異なりますが、主に家計簿に加えて保有する全資産を一括管理できるツールです。

銀行口座と連帯することも可能で、1つのアプリでいくつもの口座やクレジットカードを管理できるアプリも存在します。

スマホならリアルタイムで入力でき、常に財産状況を確認できる手軽さが利点です。

情報・学習アプリ

情報・学習アプリは、投資判断に影響する経済などの最新ニュースの取得や運用の基礎知識を学べるツールです。

投資では最新情報の収集が重要であり、情報アプリを活用することで投資判断が行いやすくなります。

また、最低限の知識を持つことも重要であり、学習アプリを通じて初心者も必要な知識を養うことが可能です。

学習に特化した投資アプリではクイズなどゲーム感覚で学べるものも多く、投資は難しいと感じる人でも理解しやすい、親しみのあるアプリも充実しています。

投資シミュレーションアプリ

投資シミュレーションアプリは、実際の取引を模擬体験できます。

投資は知識だけではなく経験や分析も非常に重要とされており、シミュレーションアプリの良さは資金を使わずに取引を練習できることです。

資金を投入しなくても取引の検証ができ、過去の事例を通じて将来を予測し運用する力を実践的に養えます。

ただし、資金を失うリスクがない分、実践で必要となるメンタル面の強化にはつなげにくいことを理解しておきましょう。

 

投資の種類にもより、使用するアプリも違ってきますので自分の投資スタイルに合わせてチョイスすれば良いでしょう。

投資の種類はどれくらいあるの?特徴を知って自分に合う投資方法を見つけよう

初めてでも安心!おすすめの投資アプリ10選

One Tap Buy

スマホ専用の株式投資アプリで、最低1,000円から投資できる特徴を持ちます。

One Tap Buyの特徴はチャートや分析ツールなどは搭載されておらず、売買のみが可能となっています。

ややこしい機能がないシンプルな操作なので、初心者も扱いやすいアプリです。

通常、アメリカ株は市場が開いている間での取引となりますが、時差や会場時間の影響を受けずに投資できる点もOne Tap Buyの特徴と言えます。

トラノコ

トラノコはおつり投資ができるアプリです。

おつり投資とは、クレジットカードや電子マネーで買い物をした時、買い物のおつりを投資に充てる資産運用方法になります。

トラノコのアプリにクレジットカードや通販サイトのアカウント情報を登録し、買い物データから投資に当てるお釣りを選ぶと、毎月自動的に投資される仕組みです。

投資するおつりの金額は100円、500円、1,000円の単位で設定することができます。

例えば、250円の商品を購入する場合は100円単位の設定は50円、500円単位なら250円、1000円単位だと750円がおつりとなり、月1で自動的に投資されます。

毎月の上限設定や追加投資もできるので、手間なくコツコツと安心して運用できる投資アプリです。

マメタス

マメタスもおつり投資のアプリで、クレジットカードの購入履歴が残る家計簿アプリと連動し、自動計算して貯めたおつりを投資し運用します。

1万円から投資するので、高額な余剰資金を確保できない人も安心です。

投資に充てられるおつりは100円、500円、1,000円の端数から選べます。

マメタスを運営しているのはロボアドバイザーのサービスを提供する『ウェルスナビ』で、同じロボアドバイザーによって高度な資産運用が行えます。

ウェルスナビ

マメタスを運用している会社のロボアドバイザーサービスで、アプリ上で入金から取引まで可能です。

ユーザー登録後、年齢や年収、金融資金といった全6つの質問に回答するだけで、AIが登録者に合った運用スタイルを提案してくれます。

現状の運用状況はアプリ内のポートフォリオからいつでもチェックでき、視覚的に分かりやすいので初心者でも比較的扱いやすい投資アプリです。

市場分析やコラムも充実しているので、知識を養いながら資産運用できます。

ストックポイント

買い物などで貯まったポイントを専用ポイントに変換して株投資に充て、株価の動きに応じてポイントを増やせる投資アプリです。

増やせるのはあくまでもポイントなので株式優待などはありませんが、実際も企業の株式に投資できるところが大きな特徴となります。

稼いだポイントは連動しているポイントサービスと交換して利用することが可能です。

また、貯まったポイントは本物の株式とも交換でき、株を保有することになるので配当金や株式優待などの特典が受けられるようになります。

現時点で交換できるポイントは、永久不滅ポイントとドットマネーの2種類です。

THEO

ロボアドバイザーのサービスが利用できる投資アプリです。

1万円からの少額投資が可能で、さらに毎月一定金額を自動入金できる積み立て投資も行えます。

投資一任報酬制なので預かり資産には手数料がかかりますが、ETFの売買や口座への出勤、為替などの手数料は発生しません。

THEOは世界に向けて分散投資を行っており、手間なく投資リスクを軽減できる点が魅力です。

Yahoo!ファイナンス

Yahoo!ファイナンスは、銘柄の値動きのチェックや資産運用に必要な情報を集められる投資家に人気のサービスです。

Webサイトもありますが、アプリ版なら自分が設定した売買タイミングをアラートが教えてくれる便利機能が備わっています。

マネーフォワード

クレジットカードや口座の情報などを登録することで、収支の動きを把握して管理できるアプリです。

毎月どれだけの金額を使ったか記録できるので、節約したい時にも便利でしょう。

投資では資産管理能力も重要とされているので、収支や資産状況をまとめて管理したい時に最適です。

連携できるおつり投資アプリもあるので、おつり投資をしたい時はインストールしておくと良いでしょう。

iトレ–バーチャル株取引ゲーム

実際の状況に近い株取引を体験できる投資シミュレーションアプリです。

5分で1日が経過する仕様となっており、100万円で豊富な銘柄を売買しリアル感覚で体験できます。

1日の経過が早いため、短い時間で長期運用を疑似体験できることも利点です。

シミュレーションアプリとしては精度が高く、実際の取引に近い環境で試したい人に最適です。

answer

マネックス証券会社がリリースした投資アプリで、口座を開設していない方も無料で利用できます。

answerはシミュレーションアプリに分類され、保有資産や銘柄などの情報、目標をアプリに設定するとポートフォリオを分析し、アドバイスしてくれます。

分析されたスコアは数字で分かりやすく表示され、自分の目標がどこに位置しているか把握することが可能です。

目標に近付けるおすすめ銘柄の提案もあり、投資の補助として活用できるアプリになります。

まとめ<./h2>

スマホなら、いつ・どこからでも気軽に投資ができます。

ただ、一口に投資アプリと言っても取引に特化したものから学習や資産管理に特化しているものまで幅広く存在するので、目的に合ったものを選びましょう。

ご紹介した投資アプリは利用者も多く便利なので、アプリ探しに役立ててみてください。

投資だけで生計は立てられる?投資家の実際の生活を追ってみた

投資で得た利益のみで生活ができれば、自宅でトレードするだけで稼げるため、プライベートな時間が増えて生活の質が向上するのではないかと考える人もいるでしょう。

しかし、実際に投資で得た利益だけで生活を送ろうと考えた場合、苦労することなく暮らしていけるか不安に感じる人も多いはずです。

今回は、

 

実際に投資家がどのような生活を送っているのか

投資だけで本当に生計を立てることができるのか

 

という気になる疑問に迫っていきます。

投資家はどんな生活を送っている?

投資家はお金持ちが多い?

投資家と聞くとお金持ちをイメージする人は多いでしょう。

日本にも、個人投資家と言われる投資家が多く存在します。

そんな投資家が保有している資産については、日本証券業協会が毎年「個人投資家の証券投資に関する意識調査」を行っているので見ることができます。

5,000人を対象にした平成30年の調査結果は下記の通りです。

・10万円未満:3.1%
・10~50万円未満:4.0%
・50~100万円未満:5.8%
・100~300万円未満:13.1%
・300~500万円未満:11.5%
・500~1,000万円未満:16.3%
・1,000~3,000万円未満:27.3%
・3,000~5,000万円未満:10.2%
・5,000万円以上:8.7%

最も多いのが1,000万円~3,000万円未満であり、投資家は比較的お金持ちであると判断することができます。

配当金が給料になる

投資のみで生活をしていくのであれば、配当金が給料となります。

始めた頃は配当金だけで生活することは難しいかもしれませんが、うまくいけば月に40~50万円以上稼ぐこともできるため、十分に生活していけるでしょう。

株主優待をうまく使えばお得になる

株主優待とは、企業の株を持つことで企業側が株主に対して贈る優待制度です。

優待の種類は、企業によって様々です。

店舗で使える割引券、取り扱っている商品の詰め合わせやクオカード、ギフトカードなどがあります。

日常生活で使えるものも多く、お得にサービスが利用できるものが多いです。

配当金だけではなく、株主優待も同時に活用していくことでお得な生活が送れるでしょう。

時間の使い方は基本的に自由

投資だけで生活をしていく場合、時間の使い方はその人次第となります。

取引が始まるのは午前9時です。

その後、1時間だけ投資に集中する人もいれば午前中のみ、1日中投資をするなど、自分の思うように取り組めます。

投資をしていない間は、プライベートな時間として有効活用できるでしょう。

投資だけで生計は立てられるのか?

投資だけで生計を立てるなら目標は毎月30万円以上

投資のみで生活するのであれば、まずは目標として月に30万円以上稼ぐことを目指しましょう。

生活をしていく上で日用品や食費などが必要となるため、30万円あればそれほど苦労せず日々を過ごすことができます。

しかし、地域や物価の違いによっては消費支出に違いはあるので注意が必要です。

また、投資資金を準備する必要もあるため、30万円以上あった方が、余裕を残しながら生活できるでしょう。

現実的に運用利回りを考えると…?

運用利回りとしては、年平均で4%ほどに設定しておきましょう。

年金積立金管理運用独立行政法人のデータを見てみると、国内株式の平均リターンは5.9%で外国株式は6.7%となっています。

しかし、新銀上昇率を加えている数値なので、実質的には国内株式は3.2%、外国株式は4.0%となるでしょう。

投資だけで生計を立てるのは非常に難しい

投資だけで生計を立てるのは難しいことです。

企業で働きながら生活をしている場合の生涯賃金は、男性で2億9,000万円、女性で2億4,000万円ほどと言われています。

働いている地域や企業によって賃金に違いは出てきますが、年収400万円から始まり、最終的には600万円まで上がったとしても2億円ほどの生涯賃金になるのです。

会社員であれば、2億円ものお金を稼ぐことができますが、投資家で2億円を稼ぐ人間は極めて少ないでしょう。

また、投資なのでもちろんリスクもあります。

損失を出せばマイナスになることもあり、生活が苦しくなることも考えられます。

仕事をしていれば賃金をもらえているので、生活に支障が出ることも少ないですが、投資だけで生活をしていた場合には、生活費さえ工面できない可能性もゼロではないのです。

現実的に考えると投資だけで生活をすることは非常に難しいため、働きながら投資を行うことを視野に入れて挑戦してみてはいかがでしょうか?

働きながらでも投資はできる!

商品によっては働きながらでも投資はできる

投資商品によっては働きながらでも行うことができます。

長い時間パソコンの前に座って張り付いている必要がないので、仕事をしながらでも投資を続けられるのです。

例えば、不動産投資はアパートやマンション、土地などを購入して他人に売却をすることや賃貸に出すことで収入を得ることができます。

家賃収入があれば毎月一定の額を得られるので、サラリーマンの方でも十分に稼げるでしょう。

また、投資信託は投資の専門家に運用を任せて収益を得る方法です。

多くの投資家から集めた資金を運用費に使い、得た配当金が分配される仕組みとなっています。

分散投資によってリスクを抑えた運用も可能なので、初心者にも始めやすい投資方法です。

この他にも、株式投資やFXは働きながらでも運用することができるので、自分に合った投資方法を見つけて挑戦してみてはいかがでしょうか?

最近はスマホアプリから投資もできる

投資を始めるとなると、準備するものや多くの知識が必要になり、ハードルが高いとイメージする人は多いでしょう。

しかし、最近はスマホアプリから投資できるようになりました。

日本株や米国株、CFDなどが取引できるものや、1,000円から投資を始められるアプリもあります。

好きなテーマを選んで分散投資したり、電子マネーやクレジットカードを利用して買い物をした際の『お釣り』を、自動で投資に活用したりできるアプリもあるので、手軽に始められるでしょう。

仕事終わりにもサクッと投資ができるので人気となっています。

まずは少額投資からコツコツ始めるのもおすすめ

投資を始めるのなら、少額から始めてみましょう。

少しでもリスクを抑えることはもちろん、市場の動きを把握するためでもあります。

投資を始めたばかりであれば、やり方も手探りであることが多いです。

運用に慣れるためにもまずは少額から始め、慣れてきたら資金を増やしていくようにしましょう。

投資が本業の邪魔をしないように注意!

仕事をしながら投資を行う場合は、投資が本業の邪魔をしないように注意しましょう。

値動きが気になってしまい、仕事中に株の様子を見る人は多いです。

スマホでできるので、休憩中だけではなく仕事中にも仕事をしているフリをして確認する人もいるでしょう。

しかし、会社にバレてしまえば注意を受けることになります。

業務中にトレードをしていることで、仕事の評価が下がってしまえば生涯賃金が減少してしまう可能性もあるので、十分に気を付けてください。

まとめ

投資家に憧れを抱いている人は多いかと思いますが、現実的に考えると投資だけで生計を立てることは難しいです。

しかし、近年はスマホアプリの登場によって投資が手軽にできる時代でもあります。

不動産投資や投資信託などもあるので、働きながらでも投資を始めることは可能です。

投資に興味を持っているのであれば、少額から始めて投資のコツを徐々に掴んでいきましょう。

また、自分にあった投資を探す為に投資の種類に関しては、下記のページを参考にしてください。

投資の種類はどれくらいあるの?特徴を知って自分に合う投資方法を見つけよう

手帳アプリおすすめの10選!これでスケジュール管理もバッチリです。

効率的な働き方が求められている中で、最近はスケジュール管理やタスク管理を重視される方が増えてきています。

スケジュール管理などを手帳アプリでまとめて行っているという方も多いです。

ただ、現在は手帳アプリの数も増えてきており、どれを使えば良いか悩んでいませんか?

今回はおすすめの手帳アプリを10個ご紹介していきます。

スケジュール管理で“ムダ”をなくそう

仕事の効率化につながる

最近、様々な会社で働き方改革が実施されており、残業を行わないようにするための環境が整ってきています。

しかし、中には自分の仕事が毎回終わらず、残業しないといけないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もし自分の仕事がなかなか片付かないという場合は、仕事量を調整する以外にもスケジュール管理が適切かどうか確認してみましょう。

スケジュール管理を行わないまま、もしくは間違った状態で仕事を進めてしまうと仕事の効率が下がってしまいます。

仕事の効率が下がってしまう理由は、ムダな作業が増えてしまうためです。

例えば、特にやる必要もない作業に延々と時間を使ってしまったり、逆に絶対にやらなくてはいけない仕事に時間がかかって次の仕事に移れなかったりすることがあります。

仕事を効率的に進めるためにもスケジュール管理でムダをなくしていくことが大切なのです。

残業を減らせる

スケジュール管理がうまくいけば仕事を後回しにする必要がなくなり、残業せずに済みます。

就業時間内に仕事が終わらないのは、仕事量が多い以外にムダな作業が多いことも理由の1つです。

スケジュール管理を行っていけばムダを取り除くことができ、残業を減らせるのでプライベートに割ける時間も増えるでしょう。

スケジュール管理に手帳アプリを活用するメリット

1日のタスク・ToDoが分かりやすい

手帳アプリは1日ごと、時間ごとにタスクを設定しやすく、その日にやるべきことが明確になりやすいです。

仕事を始める前に、まず何をすれば良いのかが分かるため、時間配分も決めやすくなります。

通知機能で予定を教えてくれる

手帳アプリの中には通知機能が付いているものも多いです。

通知機能があれば予定が入っていても忘れることがありません。

絶対に外せない予定がある時は、予定の時間に設定するのではなく、準備を始める時間に通知機能を設定しておくと良いでしょう。

いつでもどこでもチェックしやすい

手帳アプリは、スマホからいつでもどこでもチェックしやすいメリットがあります。

アナログの手帳だとわざわざ持ち運ばなくてはなりませんが、手帳アプリならスマホなので手軽に持ち運べるでしょう。

荷物はあまり増やしたくないという方におすすめです。

画像が使える

スマホの中に入っている画像をそのままアプリでも使用できます。

アナログの手帳では画像を使うためにわざわざ印刷し、切って貼り付けなくてはなりません。

画像を活用してスケジュール管理を行いたい場合は、手帳アプリが最適です。

おすすめ手帳アプリ10選

ジョルテ

ジョルテはカレンダーから日記、ToDoリストなど、手帳アプリとしての基本的な機能から、様々なコンテンツ情報をカレンダーに反映できる機能やきせかえ機能など、多彩な使い方ができる手帳アプリです。

見た目もアナログ手帳に近いため、これまでアナログ手帳を使っていた方にも取り入れやすくなっています。

自分の使いやすい形にカスタマイズできる点は非常に魅力的です。

Lifebear

Lifebearはカレンダー・日記・ToDoリスト・ノートの4機能が1つになった手帳アプリです。

予定内容によって色分けできたり、スタンプが使えたりするのでスケジュール管理がしやすくなっています。

カレンダーの共有機能はないため、家族と共有せず自分1人だけが使う手帳アプリが欲しいという場合はLifebearを利用してみましょう。

スケジュールストリート

スケジュールストリートは基本的な手帳アプリの機能に加えて、ボイスメモや写真メモが残せたり、複数カレンダーを管理したりすることができます。

複数カレンダーが管理できるということは、わざわざ仕事用・プライベート用で手帳アプリを分けなくても良いのです。

メモはボイスだけでなく、手書き入力も可能となっています。

Time Tree

Time Treeはスケジュール管理やタスク管理ができることはもちろん、自分以外の人と共有することで相手のスケジュールもチェックできる手帳アプリです。

例えば家族やグループで一人ひとりアプリをダウンロードしておき、予定を書き込んでいけば全員の予定が把握しやすくなります。

また、予定ごとにチャット機能が備わっているため、予定について聞きたいことがあれば手軽に聞けるので便利です。

Google Calendar

Google Calendarは、普通の手帳アプリとは異なり、ホテルやレストラン、コンサートなど、Gmailから予定を吸い出してカレンダーに反映してくれるアプリです。

わざわざカレンダーに予定を打ち込む必要がないため、時間の節約にもつながります。

また、AIがスケジュールの空いている時間を見つけると、自動的にスケジュールプランを組み込んでくれるので便利です。

例えば、運動を目標に設定していれば、1ヶ月の予定を考慮しながら空いている日に運動の予定を入れてくれます。

目標を決めても3日坊主になりやすい方にもおすすめです。

Yahoo!カレンダー

Yahoo!カレンダーは、Yahoo!を提供する情報サービスを組み合わせた手帳アプリで、天気やスポーツの試合予定、占いなどをカレンダーに追加することができます。

例えば予定を立てている時、天気を考慮しながら予定を立てたいという場合もあるでしょう。

Yahoo!カレンダーなら、日程に天気予報が記載されているため、そのまま予定が立てられるのです。

Timepage

モレスキンノートやデイリーダイアリーでお馴染みの、モレスキン社が配信している手帳アプリです。

月額112円で利用できる有料アプリとなっており、最初の1週間は無料トライアルで利用できます。

地図や天気予報などの機能も備わっているため、必要な情報を全て予定から確認できるでしょう。

Awesome Note 2

Awesome Note 2は、手帳アプリである一方、ノートアプリとしての側面も強いアプリです。

スケジュール管理を行うこともできますが、基本的には何でも書き込める仕様になっているため、自由な使い方ができるでしょう。

自動で種類ごとにフォルダ分けしてくれるので、ノートが散らかることもありません。

カレンダーZ

シンプルな手帳アプリのカレンダーZは、カレンダーの幅を自動調整する機能が備わっているので、予定が被ったり隠れたりすることもありません。

また、横画面にすると単純に横向きになるのではなく、詳しい情報が記載された画面に変わります。

LIBECAL

LIBECALは、2つのカレンダーを自由に組み合わせながら使える手帳アプリです。

オプションには手軽にシフト登録ができるシフトカレンダーや日記・覚書などを書いておけるメモカレンダーなどがあり、カスタマイズも可能となっています。

Google CalendarやGoogleマップとの連動可能です。

まとめ

様々な手帳アプリがありますが、中でも使いやすく、多彩な機能を持った手帳アプリをご紹介しました。

手帳アプリの中にはシンプルで使いやすさ重視なものもあれば、便利な機能が豊富に揃っているものもあります。

それぞれ特徴が異なっているため、自分にとって使いやすそうな手帳アプリを選べばモチベーションも維持できますので、スケジュール管理に活かしてみてください。

不動産投資におけるリスクとその洗い出し方

不動産投資におけるリスクには、空室リスク、家賃滞納リスク、災害リスクなど様々あります。

今回は、不動産投資におけるリスクについてお伝えします。

物件購入前にリスクを洗い出す

現所有者へのヒアリングは重要

不動産投資における物件選定は、立地や建物の状態、周辺環境、融資の受けやすさなど、いくつかのチェックポイントがあります。

なかでも中古物件を購入する、いわゆるオーナーチェンジの場合、やはり売主たる現所有者に、疑問をヒアリングすることがリスクを避ける為にも非常に重要です。

もちろん売主と対面するのは、契約の時とか決済の時しかないので、普通は仲介会社を通してのやり取りということになります。

では、現所有者に対して、どのような点を確認すべきでしょうか。

どんな人間が住んでいるのか?

所有者に話を聞けば、現在どのような人間が住んでいるのか、その人となりまで確認できます。

もちろん不動産会社経由でも現在の入居者の年齢や居住年数などの附帯情報は確認できますが、入居者自体の経歴や住み方、人間性といった点はやはりオーナーが最も知っているものです。

管理を全部管理会社に任せている場合はそれらを聞けないこともありますが、自ら管理している大家さんであれば、入居者と接点を持っていることも多いです。

 

・滞納や共用部などに問題がないか?
・また今後どのくらい住んでくれそうか?

などといった点も実際のオーナーに話を聞けば推し量ることができます。

客付けや管理の方法を確認する

また中古物件の場合は特に、現在の建物の状況だけではなく、瑕疵についても知っておくべきです。

瑕疵の有無については入居者がいる場合、部屋の中を確認できません。従って報告書類やオーナーへの聴取しか判断材料がないのです。

これまでどのように管理してきたのか、物件にどれくらいの修繕履歴があるのか、また問題が起きたことがあるのか、について聞けますし、

そのエリアでの災害の多さや周辺で起きた災害の被害事例についても、そのエリアに詳しいオーナーであれば聞ける情報はたくさんあるはずです。

購入後のリスク

入居者の傾向がどう変化しているか

また不動産物件を購入する場合、最も対策を考えるべきリスクは空室率をいかに抑えるか? つまり入居者をどのように集めていくかという点です。

どのような物件であっても新築時の方が入居者は入りやすいし、経年によって建物が老朽化し、デザインも古くなれば客付けは難しくなりやすいものです。

築15年、20年とやや時間が経った物件を購入する場合は、経年によって入居者を集めるための戦略をどのように変化させていったか? という点も聞いておきましょう。

過去の入居者の履歴もヒアリング

同時に過去の入居者の履歴についてもできればヒアリングします。

そうすれば学生をターゲットにするのか、社会人をターゲットにするのか、男性向けにするのがいいのか、それとも安全性を重視して多少家賃を高めにしてでも女性を取り込むのがいいのかなど、今後の方針を定めていくための情報が入手できます。

特に土地勘のないエリアで物件を購入する場合は、オーナーや不動産会社から得られる情報は大変貴重な判断材料になります。

その土地ならではの特徴などもあるので、必ずこれまでの入居者について情報を収集し管理会社に物件の状態などを詳しく聞いておくようにしましょう。

動物による被害リスク

不動産投資で意外とバカにできない被害をこうむるのが動物による獣害です。

獣害は自分が育った地域によっては全く知らなかったという人もいるでしょうし、自然が多い地域で育った人にとっては身近なものかもしれません。

変わりどころでは、イノシシやハクビシンなどの被害もあったりします。地域により発生しやすい場所と発生しにくい場所がありますが、比較的どこでも発生しやすい獣害とその対策を紹介していきます。

鳩による糞尿の被害


鳩というと平和の象徴として、日本人に親しまれている鳥で、鳩を見て嫌悪感を抱く人はそうはいないでしょう。

しかし実際には、不動産運営をしていると、ハトの侵入や糞尿は馬鹿にはならない被害を引き起こすのです。

ベランダが鳩の休み場になってしまうと、糞尿が溜まっていくことになり、衛生上の問題や粉塵による健康被害が起きることもあります。

さらに尿は金属を錆びつかせるため、ベランダの鉄部も錆びさせてしまい、そうなると建物の美観が損なわれるし、腐食によって建物が壊れやすくもなります。

他にも鳩が住み着いてしまう巣を作り、鳩の鳴き声に悩まされることもあります。鳩による被害を防ぐためには、鳩の忌避剤を撒いたり、侵入を防ぐようなネットをベランダや軒下などに設置したりするのが効果的です。

コウモリが侵入する影響

地域差は大きいですが、西日本などの暖かい地域を中心にコウモリが住宅内に侵入してくることもしばしばあります。

コウモリも鳩と同じように、糞尿による衛生面での問題が起きやすく、特に幼児などがいる家庭にとっては脅威になる可能性もあります。

また鳩に比べて嫌悪感を抱く人も多く、コウモリの死骸などが転がっているだけで退去を決めてしまった人もいるほどです。

コウモリの侵入を防ぐには、コウモリの侵入経路を塞ぐのがもっとも効果的です。コウモリを追い出した後に忌避剤を撒き、そして侵入経路を塞いでしまえば、コウモリによる住宅内への再侵入を防ぐことができます。

ただしコウモリも鳩も鳥獣保護法の対象であるため、勝手に駆除はできません。本格的に対策したいのであれば、専門的な駆除業者に依頼しましょう。

ネズミの被害も馬鹿にはならない


そして住宅に住み着く動物といえばやはりネズミです。屋根裏に住み着いて、「ととととととと」いう足音を下の階に響かせることも多いです。

ネズミも嫌悪感を持つ人が多い動物で、また木材などにかじりついて建物に深刻な被害をもたらすこともあります。できるだけ速やかにネズミは駆除しなければいけません。

なおネズミに関しては鳥獣保護法の対象ではないため、個人でも駆除ができます。ネズミを駆除する場合は毒エサを撒いたり捕獲用の罠として粘着シートなどを仕掛けたりすることが効果的です。

ただしこういった場合は、死骸を自分で処分しなければいけませんし、罠を設置してから死骸を放置しておけば、そこからまた衛生面での問題が発生します。

すぐにネズミを家の中から駆除したいのであれば、やはり業者に依頼をするのがもっとも確実でしょう。

動物を駆除する場合は、その動物の生態も知って、駆除に最適なシーズンを選んで対策しましょう。

投資家本人が失踪した場合のリスク


変わりどころで言うと、投資家本人の失踪という意外なリスクもあります。

読んでいる方の中には、自分は家族をおいて失踪などするわけがない・・・と思う人も多いでしょう。

しかし、失踪するつもりがなくても、意図しない形で失踪扱いになってしまうことがあるそうです。

その代表的な例が、登山時の遭難による行方不明です。そのため登山をする人は、事前に登山届を出すようにしましょう。逆に言うと、登山届を出さないと、具体的にどのようなリスクに繋がるのか、について書いてみます。

登山届を出さない遭難は失踪扱いになる

山に登る時には、管轄の警察署に「登山計画書」いわゆる登山届を出すことが推奨されています。

登山届を提出していれば、誰がいつどの山に登山したか把握され、行方不明時の捜索にも役立ち、また目撃情報なども集めやすくなります。

さらに登山条例を制定した地方自治体によっては、登山計画書を提出していない場合は、登山の許可が下りないこともあります。

ただし、それでも登山届を出さずに登山する人間は多く、仮に遭難した時には大事になります。

例えば、行方不明者がいつ、どのルートで山に登ったのか、またどこで消息をたったのかなど、消息の把握がしづらくなり、発見される可能性が低くなってしまいます。

そして、最も問題なのは、登山届を出さずに行方不明になると、自分から行方をくらました、つまり失踪と同じ扱いになってしまうということなのです。

仮に山で遭難や滑落して死亡した場合、速やかに本人の死亡が確認されれば、生命保険や団信などの保険がおります。

しかし「失踪」ということになると、まだ死亡扱いにはならないため、保険がおりなくなってしまうのです。

失踪扱いは死亡認定されない

さて失踪扱いになると、生命保険がおりないため、遺族はローンが免除されず、代わって返済義務を負うことになります。

家族ぐるみで不動産投資をやっていればそれでもまだ良いのですが、夫もしくは妻が単独でやっていた場合、遺族は慣れない不動産賃貸業に右往左往しながら借金だけが残る事態に陥る可能性があります。

また家族に隠してやっている場合は、遺族は返済義務があることも全く知らず、ある日突然、莫大な金額の返済を迫られることもあるのです。物件を売却しても返済できない場合は、最悪、自己破産もあり得ます。

その他にも、通常の死亡であれば、会社から退職金などが支給されますが、失踪扱いになると退職ではなく解雇になり、退職金が出ないこともあります。

特に、無断欠勤による解雇は、懲罰的な意味合いを持たせることもあり、こちらも最悪の場合は、損害賠償を求められることもあります。

このように、登山届を出していない状態での遭難は、家族に対して非常に大きな迷惑をかけてしまう可能性があるのです。

不動産投資をしている人は、遭難のリスクがある登山などのレジャーを楽しむ場合は必ず、登山計画書などの届け出を警察署に出すようにしましょう。

自分は健康だから、山に慣れているから、などと油断するのではなく、家族がいる人は最低限のエチケットとして、登山届と保険付保だけはしておきましょう。

失踪から7年で死亡認定される

ところで、失踪してから7年が経過し、遺族から家庭裁判所に申請すれば、失踪宣告が取り消されて、死亡扱いになります。

そうして死亡が確認されれば、生命保険や団体信用生命保険から、保険金の受け取りが可能になります。

ただし、7年間は非常に長く、その間に遺族が数々の不都合に遭遇する可能性は高いです。

投資で家族を守っていきたいのであれば、不動産投資家の義務として、必ず登山届を出すようにしましょう。

まとめ

不動産投資は、大きなメリットもある一方で、大小様々なリスクも存在することは間違いありません。すべてのリスクを排除することはもちろん不可能ですが、ある程度、どういうときにどんなリスクがあるのか? を知ったうえで、リスクテイクする、またはリスクリターンのバランスを計算する、ということが重要になります。

特に、一般的な不動産投資は、レバレッジという名の下に、多額の負債を背負って不動産を取得し、賃貸運営していくわけですから、自身はもちろんのこと、家族にもそのリスクを説明して、納得したうえで始める必要があると考えます。

不動産投資の始め方については、私が書き下ろした『不動産投資かんたんスタートアップガイド』を期間限定で公開していますので、ご興味ある方はダウンロードされてみてください。

http://sugitaya.net/78dd6uzk

人間関係の悩みも解決する!ビジネスシーンでも使える”先を読む力”スキーマの高め方と注意点

「相手とわかりあえない」「上司と意識疎通できない」仕事をしていれば必ずといっていいほど抱える悩みです。

しかし実はこの悩み、ある能力を上げるだけで簡単に解決できてしまいます。

その能力とは「先を読む力」です。この予測できる力のことを心理学用語でスキーマと呼びます。スキーマを高めると、仕事やコミュニケーションが円滑に進むのです。

先見力が欲しい・・将来を見通す目を持ちたい・・変化の目まぐるしい時代で、生き残るためにも、“先を読む力”は必要です。とりわけビジネスシーンにおいては、先が読めないと他者から抜きんでることができません。

忖度(そんたく)という言葉が流行って久しいですが、忖度とは言い換えると、予測できる力、スキーマのことです。そこで今日は、このスキーマにスポットを当ててみたいと思います。

この記事では、

・先を読む力「スキーマ」とは?
・スキーマの高め方
・スキーマの注意点

をご紹介いたします。

先を読む力「スキーマ」とは?

仕事を円滑に行なうにあたって、必要なものがあります。それがスキーマです。

スキーマとは認知心理学の言葉で、「人間が枠組みに基づいて推測する」ことです。相手の立場や気持ちを「察知する能力」のことです。

スキーマは連想力

仕事はチームで行なうものなので、相手の立場や気持ちを理解しなければうまく回りません。

人は誰しも「自分のことをわかってほしい生き物」です。

相手を思いやる気持ちがなければ苦手意識や嫌いな気持ちが相手に伝わり、意思疎通が不可能になります。そうなれば文字通り成果は出せません。

察知力を高めることで相手の期待に応えられ、チーム全体が円滑に回るようになります。

どんな画期的なフレームワークや問題解決法があったとしても相手を思いやる気持ちが前提になければ成り立たないのです。

例えば、断片的な情報を受け取った時、その情報では足りない部分を過去の経験や知識から推測します。

 

「赤い」
「甘い」
「ケーキの上にのっている」

と言えば「いちご」と連想できます。

極論すればスキーマとは、「赤い」という断片的な情報だけから、「いちご」を連想できる力のことを指します。

言い換えると、「1を聞いて10を知る力」とも言えます。仕事において、少ない情報から流れを読むことは、非常に重要なスキルです。

スキーマの高め方


上司の「あれやっといて」の一言で、仕事ができれば評価の対象になることは間違いありません。

スキーマとはこの能力のことを言います。では、スキーマを高めるにはどうしたらいいのでしょうか?

それはインプットを多くすることです。インプットを多くすると、様々な知識や事例が増え、正解に近い仮説を立てることができるからです。

インプットを多くするには、他者の経験から学ぶことです。読書をしたり、セミナーを受講したりと、他者の事例から学ぶのです。

仕事を効率よく進められるスキーマ。

この力を高めることは、ビジネスパーソンにとって大きな武器となります。スキーマを身につけるためには、次の2つのポイントを知っておく必要があります。

聴き方

聴き方のポイントは、相手の目を見て相手のペースに合わせ、あいづちを打つことです。

聴くという文字からもわかる通り目や心も使って「聴く」ことがポイントです。

相手の目を見ることで、相手に関心を寄せていることが伝わります。

相手のペースに合わせることで相手は気持ちよく話せます。あいづちを打つことで、相手はより信頼してくれるようになります。

話し方

話し方のポイントは、相手が聞きたいことをテンポよく話すことです。

「何の話か」「それを聞いてどうすればいいのか?」「結論は何か?」などを簡素かつ的確に話していくことが重要です。

つまり、相手が答えやすい話し方をすることで相手は聴く耳を持ってくれるのです。

しかし、この世に完璧なものは存在しません。スキーマにもデメリットが存在します。

スキーマの注意点

色眼鏡で見過ぎない


スキーマを高めることは重要ですが、そのスキーマが高いゆえに成長できないこともあります。

なぜスキーマが高いと成長できないのでしょうか?

それは、スキーマが高いと物事を色眼鏡で見てしまうからです。

人は、1を聞いて10を知る能力があると、残りの9を色眼鏡で見てしまうのです。

 

「赤い」
「甘い」
「ケーキの上にのっている」

イコール「いちご」とは限らないのです。

答えは、もしかしたらフルーツケーキの「ラズベリー」かもしれません。

このように色眼鏡が原因で、条件反射的に物事を推測してしまうのです。刻一刻と変わるビジネスシーンにおいては、なおさら顕著になります。

セオリー通りにやらない

相手を察知するには、“セオリー通りにやらない”ことです。どうしたらいいのかと言うと「セオリーを活かしつつ、アドリブを加味する」ことです。

セオリーとは、印象を良くする方法であったり、相手に伝わる話し方をしたりといった方法論のことです。その方法を用いれば、ほぼうまくいくもののことを指します。

しかし、セオリーは人や状況によって結果が異なります。

そこで、「アドリブを加味する」のです。セオリー通りにやり、時と場合によって自身の感性で変化させることです。

セオリー通りだと「この相手には結論から話すべき」だが、今は忙しくないので「状況から話を進め、最後に結論を言う」という方法に変化させるのです。

セオリーはあくまでセオリーです。それが必ず通用するとは限りません。

アドリブで変化させることで、的中率を高めることができるのです。

根拠に基づく

予測に強くなるためには、「ファクトベース」をもつことが重要です。

ファクトベースとは直訳すると、ファクト(fact=事実)ベース(base基本)です。つまり「事実に基づいた考え方」という意味です。

事実とは、「数値データ」や「その専門分野に長けた人物の意見」のことです。統計や調査で割り出された数字は、未来を予測する上で役に立ちます。

専門分野に長けている人の意見も信憑性が高いので、未来を予測する判断材料になります。

このように、根拠に基づいた情報から判断することで精度の高い予測ができるようになるのです。

リスク分散する

しかし予測はあくまで予測なので、ハズレる可能性もあり得ます。ハズレる可能性を低くするためには、「リスクを分散」することです。

リスクを分散するとは、複数の予測を用意することです。

「統計のデータからの予測」「専門家の意見からの予測」「トレンドからの予測」など、複数の予測を用意しておき、どの予測が適切なのかを判断します。

ひとつの予測だけを“正しい”と決めてしまうと、リスクが高くなります。事実は変わりやすいことを念頭に予測立てることが、ポイントになります。

人間の動向から読む

予測する上で、知っておきたいことがあります。それが「人間の特性」です。未来は人の心や動向に大きく左右されます。

人の心が未来を創るといっても、過言ではありません。これらを踏まえると、心理学や行動経済学、または歴史について学んでおくことが大事です。

「人はこの状況になると、こんな行動を起こす」

「景気が上向くと、○○が流行る」

「こんな時代になると、こういう人物がのしあがってくる」

など、“人の特性”を知ることは、予測をする上でとても有効な判断材料となるのです。

まとめ

先を読む力であるスキーマを身につける上で注意したいのが、あくまで“予測”ということが大前提と理解しておくことです。

専門家の意見、論理的な根拠など、どんなファクトベースがあったとしても、それは“未来の事実”ではありません。飛行機のない時代に識者が、「空気より重いものが飛べるわけがない」と豪語していた。

それにも関わらず、ライト兄弟は飛行機を完成させたわけで。

つまり、「事象だけが事実」と言えるのです。予測を予測の範囲内で、最大限に活かすためには、事実から目を反らさないことが重要といえます。

相手とのコミュニケーションを円滑にするスキーマ。そこに必要なのは「忖度(そんたく)」という言葉です。

忖度とは、他人の気持ちを推し量り配慮することです。

仕事において仲間や周りを思いやることは必須なのです。かといって、度の過ぎた「忖度」は空回りの原因にもなります。

相手との距離を見極めつつ忖度することで、健全なコミュニケーションを取ることができるのです。

いくら理論として成り立っていても、コミュニケーションの正解はひとつではありません。

スキーマをうまく使うには、与えられた情報から先を読み、一度フラットな目線で見てみることです。

世界の一流が身につけている”基本”!説得力を高めるポイントとすぐに使える3つの説得テクニック

あなたは「世界の一流」というとどんな人たちを連想しますか?

マッキンゼーやハーバードビジネススクール出身のビジネスエリートなどがその代表例です。

実は、そんな彼らは共通してある“基本”を身につけています。

「交渉がうまくいかない」「相手が話を聞いてくれない」「商談を成立させたい」「上司に提案を通したい」

しかし、いつも却下されてしまう。

交渉したり、相手を納得させたりすることはビジネスマンにとって欠かせないスキルです。しかし、苦手な人が多いというのが事実です。その原因は「説得力」が足りないからです。

この記事では、

・あなたにもできる!世界の一流が身につけている“基本”
・説得力を高めるためのポイント
・すぐに使える説得テクニック3つ

をご紹介いたします。

世界の一流が身につけている“基本”

 論理力を身につける

世界の一流がまず身につけるものとして「論理力」があります。論理力とは、複雑な事柄を整理、分析し、結論までの道筋をわかりやすく説明することです。

論理力を身につけると「自分のコンテンツ」が磨かれていくのです。人が賛同するのは斬新な意見や、奇抜な考えではありません。「説得力のある意見」です。

説得力のある意見とは、「論理展開」がされた意見のことです。このことから論理力を身につけていくと、魅力のある自分の意見(コンテンツ)が提供できるようになります。

5分ルール

仕事ができる人には、仕事がどんどん舞い込んできます。

一流は、次々と舞い込んでくる仕事を「後回し」にしません。引き受けた仕事を「5分間限定」でとりあえずやってみます。

それは5分であれば他の仕事に影響がないからです。

引き受けた仕事もホットなうちにスタートを切ることができます。

そこで見つかった疑問点や課題を、早めに関係者にアプローチできるようになります。

この「ちょっと早めの行動」が仕事効率を高め、結果を出してくれるのです。

同じ仕事でもホットなうちにやるのと後回しでやるのとでは、雲泥の差がついてしまうのです。

手足の届くところを目指す

世界の一流は、目標が高いイメージがあります。しかし、彼らの目標は「小さな目標を達成する」という意外と現実的な目標です。

なぜならあまりに壮大な目標だと達成するのに時間がかかり、モチベーションを維持することが難しくなるからです。

小さな目標であれば、すぐに達成することができるのでモチベーションを維持できます。

この小さな成功体験を繰り返していくことで、大きな目標に近づいていきます。

小さな目標を達成するコツは「ひとつ上を目指す」ことです。

自分の手の届くギリギリのところを目指すことで、成長速度が飛躍的に高まるのです。射程距離を考えた目標と、その成功体験を繰り返していくことがポイントです。

説得力を高めるためのポイント

説得力の4つのポイント

説得力を身につけるには、まず説得力のポイントを押さえておくことから始まります。それが次の4つです。

(1)送り手

送り手とは、自分のことで信頼性のある人物、印象のいい人物、魅力のある人物には説得力があります。

(2)内容

内容とは、説得の仕方のことで印象を操作したり、話す内容をロジカルにしたりすることです。

(3)チャネル

チャネルとは、説得の手段のことでビジネスシーンではパワーポイントなど視聴覚メディアを駆使することで説得力が増します。

(4)受け手

受け手とは、相手のことで同じ説得内容でも男性なら男性の好む内容にしたり、女性なら女性の好む内容にしたりと、相手によって変わるということです。

説得力を身につける上でまずはこの4つのポイントを頭に入れておく必要があるのです。

説得力を高めるには?

ではどうしたら、説得力を高めることができるのでしょうか?それが前項でお伝えした4つのポイントを高めることです。

(1)送り手

印象のいい人物になるには外見や言葉づかいはもちろんのこと、内容の「専門性の高さ」がポイントになります。専門性が高いと信頼性が増すので相手を説得できるのです。

(2)内容

ほとんどの交渉は「心理的要因」が大きく影響しています。心理テクニックなどを用いることで優位に交渉が進みます。

(3)チャネル

パワーポイントなどで図解にしたり、チャートで説明したりすることで言葉だけでは足りない情報を相手に伝えることができます。映像は感情にダイレクトに作用できるので説得を受け入れやすい状態にします。

(4)受け手

相手の性別、性格、趣味嗜好によって「対応を変える」ことです。また知的水準によっても対応を変えることでより効果的に説得ができます。

これら4つのポイントを高めることで説得効果を各段にアップすることができるのです。

説得を妨げる要因

説得力を高める上で、もうひとつ知るべきことがあります。それが「心理的要因」です。

ビジネスシーンでは、利害の一致が優先するので慎重になり、心理的抵抗が働きます。この心理的抵抗のことを「心理的リアクタンス」といいます。

心理的リアクタンスとは、他人から行動や態度に対する自由が制限された時、「自由になりたい」と思う気持ちのことです。

もし相手を説得するのであれば、押しつける言い方はご法度です。無理なお願いをするのではなく、選択肢を与えて「やってもいいかな」と思わせるくらいで丁度いいのです。

すぐに使える説得テクニック3つ

説得テクその1

相手を説得するには、「効き目のある理論」が必要です。

効き目のある理論とは「権威効果」のことで、社会的地位や権力、肩書きなどによって平凡な物がとても良く見えてしまう心理をいいます。

健康食品の宣伝で、医者が推奨するものであれば信用して買ってしまいます。説得の際もこれと同じ方法を使うのです。

資格や肩書きを持つことで、相手に権威効果を与えることができます。

特に受け手にとって重要な場合、より専門的な相手の方が信頼しやすくなり、説得効果が増すのです。

説得テクその2

説得効果を高めるテクニックとして「対比効果」というものがあります。

対比効果とは「2つ以上の物事を比べた時に差があると、実際の差より大きく感じてしまう心理」のことです。

8000円のワインと1万円のワインがあったとします。最初に8000円のワインを飲んで、次に1万円のワインを飲むと、1万円のワインの方が美味しく感じられます。

味に大差はないとしても、対比効果によって美味しく感じてしまうのです。

これを説得テクニックに応用すると、企画提案の際、最初にハードルの高い提案をします。

相手が迷っている時に、最初の提案よりハードルを低くすることで、対比効果によりその提案が通る可能性が高くなるのです。

説得テクその3

説得方法は、相手がどんな人かによって変える必要があります。

説得するには「相手の知的水準」を見極めてから、説得方法を決めるのです。

一面提示

一般的に知的水準の低い相手に対しては、「一面提示」が有効です。一面提示とは、単純明快で相手が理解しやすい提示をすることです。

知的水準の低い相手は、メリットとデメリットの両方を説明されても、理解に苦しみます。

商品のメリットだけを相手に伝える、この商品がどれだけいいものかだけを伝えるだけで、説得効果が上がるのです。

両面提示

知的水準の高い相手に対しては、「両面提示」が有効です。両面提示とは、メリットとデメリットの両方を提示することです。

知的水準が高く知識の豊富な相手は、メリットばかり説明されても信用しません。

商品のメリットとデメリットを伝えることで信憑性が増し、説得効果を上げるのです。

まとめ

世界の一流が大切にしているのは、いたってシンプルな「基本」でした。

しかし、基本がなければ応用もできず、応用ができなければ、他との差別化ができません。

他との差別化ができないということはピラミッドでいえば底辺に属します。ピラミッドの頂点、つまり一流を目指すには、基本を追い求める姿勢が必要なのです。

説得とは、相手を力で説き伏せることではありません。説得とは、相手が納得することです。

相手がどんな人物か、何に対して興味があるか、相手がどう感じているかを見極め、最終的に納得してくれれば成功なのです。

説得力を身につけるには、まずは信頼されることから始まります。信頼されるにはどうしたらいいか。

それは「実力磨き」と「実績づくり」です。自分の専門性を高め、絶えず実力磨きをし、実績をつくることで説得効果が上がるのです。

例えば、不動産投資のノウハウを得ようとした時、知識もなく、実績のない人から教わるより、知識もあり、実績のある人から教わりたくなるのが普通です。

まずは実力を磨いて、実績をつくることで相手を説得できるようになるのです。

思い通りの人生にならない人へ贈る、人生が好転する3つの方法

「思い通りの人生にならない」「なぜか不運な出来事ばかりだ」と、人生がうまくいかなくて悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

確かに原因は、会社や政治や相手にあるのかもしれません。しかし、人に原因を求めたところで成長はおろか、現状維持すらままなりません。

今回は「人生がうまくいかない原因」についてまとめました。

この記事では、

・人生が好転する3つの方法
・自分の“選択”に満足するために知っておくべきこと
・すぐ人のせいにしてしまう人へ「意識の変え方」

をご紹介いたします。

人生が好転する3つの方法

うまくいかないのは“視座”が悪い

人生がうまくいかない原因とは、「視座」にありました。視座とは、物事を見る姿勢や態度、立場のことです。視点や視野とは違うニュアンスですね。

「視点が違う」とは、見ているポイントが違うということです。

「視野を広く」とは、見ている範囲を大きくすることです。一方で「視座を変える」とは、見る場所を変えることとなります。

視点や視野というのは、一方向からのアプローチに対して、視座はまったく別の方向からのアプローチなのです。

「上司が怒ってばかりで憂鬱だ」・・これは視座が「上司が怒る」→「憂鬱」というパターンが出来上がっています。

これを「上司は今日も絶好調だ」「上司がいるから自分も仕事ができる」というように、視座を変えるのです。

すると気持ちが冷静になり、「上司の怒る原因は何か?」というように論理的な答えを求め出すのです。

物事を見る姿勢を変えることで、問題解決へと向かえます。視座は、物事を見る姿勢です。

物事を見る姿勢とは、「自分が意識」していることにあります。つまり、自分が意識していることが視座となり、それが現実を映しだしているのです。

「キレイ」を意識している人が公園へ行くと、「キレイな花が咲いていた」「キレイな空だった」というように、キレイなものばかりに気づきます。結果、気分のいい時間を過ごすことができます。

反対に「汚い」を意識している人が公園に行くと、「トイレが汚かった」「言葉遣いの汚い子供がいた」と、汚いものばかりに気づきます。

結果、気分の悪い時間を過ごすことになります。このように、自分が意識していることが自分の人生をつくりだしているのです。

仕事に対する意識を変える

既存の仕事へ対する意識とは、「1に売り上げ2に売り上げ」でした。

しかし、これからの時代に意識すべきことが「楽しく仕事をする」ことです。なぜなら生産性を上げるには、社員のモチベーションを上げる必要があるからです。

アルミ加工メーカーで急成長を遂げている会社があります。「HILLTOP株式会社」です。

ディズニーやNASAを顧客に持つこの会社は、売り上げより、社員のモチベーションを一番に考える会社です。

ルーティン作業はすべて機械に任せ、人は知的作業を行なうという独自のシステムを築き、多品種少量生産を行っていますHILLTOP株式会社の経営者は、お金を残すことより、人の成長を優先させているのです。

すると社員は、できる、できないに関係なく全力で仕事に打ち込むようになります。

これを踏まえると、効率を上げて結果を出すことが目的の「金至上主義」から、人材を大事にすることが目的の「人至上主義」に時代はシフトしているといえます。

会社に対する意識を変える

これからの時代を生き残っていくためには、会社に対する意識を変えることです。

心理学的にこれを「正統的周辺参加」と呼びます。「共同体への参加の度合いを高めていくことの中に学習がある」という考え方です。

新入社員は、企業の中心ではなく周辺から参加することになります。はじめは周辺でも、経験を積み上げていくうちに、企業の中心に向かっていきます。その過程において、スキルや心構えが磨かれていくのです。

正統的周辺参加は、個人が共同体に参加することで自身の成長ができます。企業は中心的人物を獲得でき、効率化を図れるという、お互いメリットのある考え方なのです。

自分の“選択”に満足するために知っておくべきこと

なぜその選択に“満足”できないのか?

「あの時、ああしておけばよかった」と思う人は多いです。実のところ、人は「選択肢が多ければ多いほど、満足度が低下する」といいます。

これを「マキシマイザー」と呼びます。マキシマイザーとは、直訳すると「最大化する人」という意味で、“最高の”選択を望む人のことをいいます。

マキシマイザーだと、「あれがよかった」「あっちが良かった」と選択した後に後悔してしまうのです。

選択したことに満足できない人は、マキシマイザーの可能性が高いです。ではどうすれば、「満足のいく」選択ができるようになるのでしょうか?

それは、サティスファイザーになればいいのです。

サティスファイザーとは「満足人間」という意味で、“そこそこ”でも満足できる人のことをいいます。 そこそこで満足できる人であれば、どんな選択においても後悔することはないのです。

“正しい選択”の手順

では、具体的にどうすれば、サティスファイザーになることができるのでしょうか?

それは、バリー・シュワルツ著「なぜ選ぶたびに後悔するのか」から答えを導きだします。

バリー・シュワルツは次の6つの手順を踏むことで、サティスファイザーになることができると述べています。

1. 目標を複数決める
2. その目標の重要度を決める
3. オプション(機能)を考える
4. どのオプションなら目標達成できるか考える
5. その中で一番確率の高いオプションを選ぶ
6. 結果に基づき目標を修正、重要度見直し、オプション評価に取り入れる。

高い買い物をする時、「それを手にしたら、何をするのか?」という目標を立てます。

そして目標達成するためには、どんなオプション(機能)をつけるべきか考えます。これらを分析した上で選択すると、後悔しない選択ができるのです。

選択の“枠”を拡げる

選択に満足するためには、「考え方」を変えなければなりません。その方法として「ズームアウト選択」というものあります。

選択する際、その選択肢の枠を拡げることです。枠を拡げることで、目的性、方向性を見誤らないようにするのです。

「同僚と1000円のランチに行くべきか」「残って午後の仕事を前倒しすべきか」という選択をする時、「同僚と1000円のランチに行くべき」をズームアウトすると「お昼を食べる」ということになります。

「残って午後の仕事を前倒しすべきか」をズームアウトすると「仕事が速く終わる」になります。

「お昼を食べる」「仕事が速く終わる」どちらが今の自分にとって必要か考えることで、「選択しやすく」なるのです。

もし、同僚とコミュニケーションを取りたいという方向性があれば、前者になるでしょう。

仕事を早く終わらせ、自分磨きに精を出したいなら、後者を選択するでしょう。

すぐ人のせいにしてしまう人へ「意識の変え方」

“人のせい”にしても解決しない

トラブルに巻き込まれた時、問題が降りかかってしまった時、つい“人のせい”にしたくなります。

自分に原因がないとすれば、なおさら人のせいにしたくなるのも無理はありません。

しかし、原因を他人に求めたり、環境に求めたりする「他責思考」では、その問題は解決しないのです。

なぜなら、他人を変えたり、環境を変えたりすることは膨大な労力と時間がかかるからです。

長年連れ添った夫婦でさえ、相手を変えるのは難しいのに、社会や他人を変えるとなったら夢に近い話です。

人に原因を求める他責思考では、何も変わらないのです。

“誰のせい”にすれば成功する?

では、どうしたら問題を解決できるのでしょうか?それは他責思考ではなく「自責思考」を持つことです。

自責思考とは、自分に原因を求めることです。

なぜならトラブルや問題に巻き込まれた時、「自分に原因があった」と考えると、問題解決のために行動するからです。

チームで立ち上げたプロジェクトが失敗に終わった。

この時、「理解できない先方が悪い」「上司の判断力の無さだ」と他責思考では何も変わりません。

「自分たちの力不足だ」「どこを改善したらうまくいくか」と自責思考で考えると、次への課題が浮き彫りになり、成長できるのです。この自責思考の小さな積み重ねが大きな成功へとつながっています。

自責思考で気をつけるべきこと

成功には自責思考は欠かせません。しかし、自責思考にも注意すべき点があります。

それが「極端な自責思考にならない」ことです。

自責が強すぎると、あれもこれも自分が悪いと考え、ストレスを抱え込み、うつ病や精神疾患に陥る可能性があるからです。

注意すべき点はもう1つあります。それが、環境への関心が希薄になってしまうことです。

「すべて自分が悪い」と思ってしまうと、人の仕事や会社のシステム、社会環境に対しての意識が希薄になってしまいます。

本当の原因が、環境やシステムにあったとしても「自分が悪い」と思ってしまうと、問題そのものが見えなくなってしまうのです。

まとめ

よく「こうすれば幸せになれる」「○○が人間としての生き方だ」と言われます。

しかし実のところ、人生や物事に正解はありません。あるのは「個別解」が存在しているだけです。

個別解とは、「自分の解釈が人生をつくっている」という意味です。

つまり、70億人いたら、70億通りの正解があるということに他なりません。これらを踏まえると、他人の理論や概念が絶対ではなく、その理論や概念が「自分にとってどうか?」という趣味嗜好の問題になるのです。

仕事で成果を上げるために、工程や方式を変えることは容易ではありません。

しかし、その原点となる「意識」を変えることは、すぐにでもできます。原点が変われば、流れも変わり、結果も変わるのです。

問題が発生したとき、トラブルに見舞われたとき、人の本性が露呈されます。他責思考の持ち主は思考停止に陥り、退化していきます。

自責思考の持ち主は能動的に行動でき、成長していきます。

前者と後者では、5年後10年後には埋めることのできない「差」が出てしまいます。適度に「自分に原因がある」と思うことで、行動力に転換できるようになります。

「自分に対する意識」を変えることで、自他共に幸せになれます。人生を楽しくするのも自分、人生をつまらなくするのも自分なのです。

タックスヘイブンの税制とは?税金の逃げ道

「タックスヘイブン」金融・経済に関する知識に明るい人であれば聞き馴染みのある言葉だと思います。

しかし、そうでない人からするとパナマ文書に関するニュースのときに見聞きしたくらいで、ちゃんとした意味は知らないのではないでしょうか。

「ヘイブン」=「ヘブン」ではありません。

ですから、タックスヘイブンは税金や税制を好き勝手できる税金天国とはなりません。

タックスヘイブンの「ヘイブン」には「避難地(所)」・「安息所」といった意味があり、「タックス」と合わせると「税金の避難地」となるわけです。

日本では租税回避地と呼ばれることが多いです。税金を回避するとなると違法のように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。

税金がないか、もしくは低い地域や国の税制を法にしたがい利用すれば問題のない節税方法だからです。

近くではシンガポールや香港がそれにあたり、その他にもケイマン諸島などが有名です。

なぜ、タックスヘイブンを利用するのか?

タックスヘイブンを利用する目的としては節税か、犯罪行為にはなりますが脱税が良く挙げられます。

どちらにせよ税金を安く抑えるために利用されているイメージです。

例えば自国では30%も税金がかかるのに対して、タックスヘイブンでは全くかからないか20%以下になるとなれば、それを利用しない手はないですよね。

この点が企業や富裕層にとってはメリットになるのです。

 

しかし、ただ税金が安くなるからというだけでタックスヘイブンを利用しているわけではありません。

タックスヘイブンと呼ばれる国や地域は共通した特徴を持っています。

まず一つ目は、もちろん税金がかからないか、税率が低いという点です。

この点に関しては4つに国や地域を分類することができます。

法人税のみならず所得税や相続税もかからない無税国、シンガポールの17%、香港の16.5%のように税率の低い低税率国、それから国外源泉所得非課税国と租税特典国です。

国外源泉所得非課税国とは、国外で所得が発生しても、それに対して課税をしない国や地域を指します。

ちなみに日本を含む多くの国で採用されているのが全世界所得課税方式で、この方式だと国外での所得に対しても課税されます。

租税特典国は、特定の条件を満たせば減税ないしは免税をする税制を採用している国のことです。マレーシアやミャンマーなどが該当します。

 

二つ目は規制が緩いという点です。

端的に言ってしまえば、干渉されないのです。

日本では税金に対して監視の目は厳しく、手続きも複雑ですが、タックスヘイブンでは規制が緩いので日本のようにはなりません。

その規制の緩さを示す事例として銀行での口座開設があります。

タックスヘイブンで口座を開設する際には、個人を特定できる書類の提出が求められないのがほとんどなのです。それだけでなく会社の設立も簡単にできてしまいます。

 

さらに特徴はこれだけでなく、三つ目として秘匿性の高さが挙げられます。これは個人情報保護を目的としているノミニー制度の利用を主に指しています。

この制度では、第三者名義で法人登記ができてしまうだけでなく、代理人名義で法人の設立から運営までが可能となります。つまり、本人の情報を明かす必要がないのです。

また国や地域によりますが、当事者以外が口座情報を詮索することを禁止していたりもします。

最後に挙げられる特徴としては、実質的な経済活動を求められない点があります。

どういうことかというと、タックスヘイブンである国や地域に住所を置いているだけで良く、実際の経済活動は求めないということです。

つまりは会社の設立にあたって建物などは不要で書類だけで問題がないのです。

そして、これらの特徴を上手く活用することで特に法人はさまざまなメリットが得られるのです。

 

その一つが事業におけるスピードです。

規制が緩く、書類さえあれば会社が簡単にできてしまうので、展開にスピードが求められる事業には最適な場所となります。

もう一つが二重課税を確実に避けるためです。

国外で所得が発生すると、自国と国外とでそれぞれ税金が課せられ二重課税になる可能性があります。

しかし、ほとんど税金の課せられないタックスヘイブンを利用していれば、そのリスクがほぼなくなります。

それから、秘匿性の高さを生かして公務員や富裕層が公には知られたくはない投資活動などを行っています。

このように単純に税金が安くなるからだけでタックスヘイブンを利用しているわけではないのです。

指摘される問題点

上記で挙げたタックスヘイブンの特徴を活用して合法に活動する分には犯罪にはなりませんが、問題がないわけではありません。

真っ先に指摘されるのが「マネーロンダリングの温床」になる点です。

合法に活動する分には犯罪にはならないと述べましたが、そもそも活動に使われる資金が犯罪によって得られたものの場合があるのです。

それは、銀行の口座開設や会社設立が個人を特定することなく容易にできる上に、それらの情報が固く守れているからです。

これらの点を利用し、犯罪で得られた資金を出所不明のお金としてしまうのです。

問題はこれだけではありません。

 

もう一つ大きな問題として指摘されているのが、「税金逃れ」です。

この問題はパナマ文書によって広く知られるようになりました。

パナマ文書にはタックスヘイブンであるパナマを利用して税金逃れをしていた企業や個人の情報がその証拠とともに記載されています。記録は1970年代からされ、1150万件にも及ぶ情報が公になりました。

タックスヘイブンを合法に節税するのは、利用する企業や個人にとっては喜ばしいことですが、国にとっては税金を取り逃がしたことになります。

しかし、合法な行為である以上責めるのは難しいです。

 

それよりも問題なのは合法に見せかけた行為です。それにあたるのが、「ペーパーカンパニー」です。文字通り書類上だけの会社で活動実態がありません。

そのような会社を設立しやすいのがタックスヘイブンの特徴でしたよね。

その特徴を利用して形だけは合法の会社を設立するのです。

その結果、タックスヘイブンにペーパーカンパニーを設立したり、住所だけを移したりしている企業や個人はどこにも納税しなくて済みます。

この点が税金逃れとして強く非難されています。

見せかけだけ合法とは?

 

上記で話したような見せかけだけ合法になる行為を「租税回避」と呼びます。

そして、この行為は罰せられることがありません。

なぜなら、税法上で予想していない方法で納税を回避する行為を指しているからです。

つまりは法の抜け穴を活用した課税逃れです。

どんなに不自然に見える行為をとったとしても、それに対して課税する法律がなければ罰することができないのです。

 

それとは違い、明らかに違法とれる行為を働いて課税を逃れようとするのが脱税です。

ですから、経費の架空計上や所得の圧縮などの脱税行為が発覚すると、罰則を受けることになります。

罰則としては、修正申告をしたときなどの延滞税、過少申告をしたときなどの加算税といった課税をされるものと、確定申告を期限内に提出しなかったり偽ったりしたときに受ける刑事罰とがあります。

 

刑事罰は懲役刑か罰金刑となっていて、その内容も最低でも5年以下の懲役か、500万円以下の罰金と決して軽くはありません。

租税回避や脱税といった方法をとらなくても問題なくできるのが節税です。

節税は法律に沿っての行為ですから、何ら咎められるようなものではありません。

むしろ、積極的に取り組んで余計な税金を払うことなく、ゆとりのある資産の運用をするべきでしょう。

最後に

タックスヘイブンの利用の大半は租税回避にあたります。

租税回避は現状として罰せられる法律や税制がないというだけです。

実際、タックスヘイブンに対する国際的な目も厳しくなってきています。

ですから、現状罰せられることがなくても自国や国際的な風向きが変われば、すぐさまに脱税行為とみなされる可能性が十分あります。

そうなれば最悪の場合、刑事罰に処されます。

 

つまり、法律の範囲内でタックスヘイブンを利用するのは自由ですが、租税回避のようなグレーゾーンの行為をするならば専門的な知識と「罰せられるかもしれない」という覚悟を持つ必要があります。

それが無理なら決して足を踏み入れないでください。

カモにされる?公務員が不動産投資に失敗する4つの理由

「所得税の節税ができる不動産投資を始めてみませんか?」
「公務員が投資するのにお勧めの不動産を用意できます!」

そんな謳い文句で不動産投資ビジネスに引っ張られそうになった公務員の方はいませんか?

確かに「節税」という観点から考えれば「損益通算」という仕組みを利用して、納める税金を減らせる場合もありますが、不動産投資と給与所得などを合わせて赤字が出ていないといけないのでこれだと本末転倒といえます。

また、個人が莫大な初期費用のかかる不動産投資にやみくもに手を出すのは危険で投資に失敗したときには返せるか分からない借金を抱えてしまう可能性もあります。

そんな公務員がカモとして狙われるのには4つ理由があります。

そして、その理由は大きく2つが挙げられ、公務員が不動産投資に失敗する理由にもなっています。さらに、失敗する理由はそれだけではありません。

現役の公務員の方にとっては少し耳の痛い内容もあるかもしれませんが、不動産会社に狙われないためにも是非通読していただきたいです。

【失敗する理由1~信用があるからこそ狙われる~】


ある程度の資本を持たない方が不動産投資を始めるには、銀行からの資金借り入れが必須になります。

その借り入れをする際には「与信」が大切になってきます。

例えば、明らかに収入が少ない方や勤め先の経営状況が悪い方などにお金を貸したいと思いますか?

個人レベルでも経済能力に乏しい方にはお金を貸したくないはずですよね。

銀行など大きなお金を貸し出す金融機関ならなおさら信用はなくてはならないものです。

公務員は収入が安定していて、国や地方自治体に雇われているので勤務先が破綻することもほとんどありません。その点から考えても、公務員は銀行からの信用が高いと言えるのです。

ただ、公務員のそのような属性を狙って不動産投資に引っ張り込もうとする悪徳会社がいるのも事実です。むしろ、それがカモとして狙われる理由の一つです。

このような会社が狙っているのは、公務員の安定的な給料と銀行からの信用をもとに得た運用資金です。

価格の高い物件を売りつけ、説明もあいまいな会社は要注意といえます。

悪徳不動産会社が考えているのは自社の利益や売り上げだけの場合が多く、お客さんのことまで考える会社は一部です。

また、お金を貸す金融機関にしても貸した相手がちゃんと返済できることが重要であって、その人が不動産投資で成功することを一番に願っているわけではありません。

【失敗する理由2~不動産知識に乏しい~】


不動産に関連する職業の方ならまだ分かりますが、不動産の知識が全くない公務員がいきなり不動産投資を始めるには非常に危険です。

そもそも公務員は営利目的で働いてはいないですよね。

ですから、「利益をあげる」という視点に欠けているといえます。そのように考えたら収益をあげ続けなければならない不動産投資で利益をあげる視点が欠如した人間が始めるのには無理があります。

ですから、その前にお金や不動産の勉強をする必要が出てきます。

例えば、利回り(物件価格に対する賃料収入の割合)の高い物件を営業マンに勧められ、それを鵜呑みにして物件を購入してしまったとします。

その営業マンは単純に「利回り9%」、「借入金をすぐに返済できます」といった文句で勧めてくるかもしれませんが知識のない方は正しい判断ができません。

このケースでも一見すれば利回りが高く収益があがるように思えますが、利回りが高い物件は「中古物件」のケースも多く、中古となれば当然修繕費等もかかってきます。

不動産会社が提示するのはあくまで「表面利回り」と言って、満室想定時の賃料収入かつ「維持管理費等の諸費用」を加味しない数字です。

こういった基本的な不動産の知識すら持たず、利益をあげることに希薄な点が、公務員が狙われるもう一つの理由です。

【失敗する理由3~楽観的な想定をしてしまう~】


不動産投資に限った話ではありませんが、ビジネスをして儲ける、つまり利益を生むためには、起こりうるリスクもしっかりと把握し、綿密かつ入念に収支を想定する必要があります。

もちろん、不動産投資にも空室リスクをはじめ、いくつかのリスクが存在しています。

これは上記の理由とも似てくる話ですが、公務員の場合、「利益をあげる」ということを意識して仕事をするということはあまりありません。

ビジネス的な思考能力が、一般的なビジネスマンと比較して不足しているということです。

ですから、リスクを真剣に考えず、営業マンや広告のおいしい内容ばかりに気を取られがちです。

「なんとなく儲かりそう」といった感じで公務員が不動産投資に手を出し、思わぬリスクが発生して、想定外の損失を被るということも珍しくないのです。

たとえば、関東地方のある市役所に勤めるCさんは、利回りのよさに注目して地方の田園地帯にある8部屋のアパートを購入しました。

交通の便はあまりよくなく、人口も少ない地域でしたが、近くにとある企業の部品工場があり、そこで勤める人たちが入居してくれる物件だったのです。

実際、購入してからしばらくの間は、満室状態が続き、安定的に家賃収入を得ることができました。

しかし1年半が過ぎたころ、その企業は部品を海外工場で製造することに決めたため、工場は閉鎖されることとなり、勤めていた人たちも一斉にその地を去って行ってしまったのです。

もともと交通の便も悪く、人口も少ない地域だったので、アパートは一気に空室だらけとなり、Cさんは毎月20万円余りの損失を公務員としての給料で穴埋めすることになってしまったのでした。

このような失敗を防ぐためには、投資のおいしい側面ばかりに注目して、安易に楽観的な想定をしないことです。

不動産投資を行うのであれば、10年、20年先のことも含めて起こる可能性がある、あらゆるリスクを想定し、本当に利益をあげられる可能性が高いのかどうかを慎重に見極める思考能力が求められるのです。

【失敗する理由4~副業禁止の規則に抵触する~】


失敗といえるかどうかは微妙ですが、公務員の「副業は禁止」という規則にも気をつけなければなりません。

投資イコール副業とみなされるわけではありませんが、不動産投資の規模が一定の基準を超えた場合には副業とみなされることになります。

投資とみなされるか、副業とみなされるかを分ける基準は次のとおりです。

「戸建ての場合なら、家屋数が5棟以上か否か」
「マンションやアパートの場合なら、部屋数が10室以上か否か」
「年間に得られる家賃収入が500万円以上か否か」

許可を得ることなく、以上の基準を超えた不動産投資を行い、それがバレた場合には「副業についている」と判断され、何らかの懲戒処分が下さられる可能性が高くなります。

また、物件の管理を自ら行っている場合には、「大家」という副業についているとみなされる可能性が高くなりますので、管理はすべて不動産会社などの業者に委託してしまう必要があります。

このように、副業禁止という側面から見た場合も、公務員が不動産投資を行うにはさまざまな制限やデメリットが存在するのです。

【最後に】

ここまで見てきたように、公務員が不動産投資に手を出そうとすると悪徳不動産業者のカモになりやすく、また、知識の乏しさやリスク想定の甘さから安定的に利益を得るのは容易なことではありません。

それに、規則との関係で不動産投資を行うこと自体にさまざまな制限がかかります。

職場に内緒で不動産投資に手を出し、利益を得るどころか損失を出し、その挙句、職場にバレて軽い処分で済んだならまだしも、職もなくし資産も失いということになってしまっては元も子もありません。

不動産投資に限らず、投資で利益を得るためには豊富な知識と利益を出すためのビジネス思考能力が必要です。

おいしい言葉にだまされたり、甘い見通しだけ持ったりして安易に不動産投資に手を出すことは、やめておいた方がいいでしょう。

しかし、それでもなお不動産投資に興味があるのなら、「カモにされてしまう場合もある」ということも考慮し、しっかりと不動産の知識を身に付けて臨んでください。

 

成功者は押さえている!仕事のツボと世界のトップがやっている3つの習慣

「あの人は仕事もできて人望も厚く、性格もいい」そんな三拍子そろったビジネスパーソンがいます。

仕事がデキる人と仕事のできない人の差は、どんなところにあるのでしょうか?今回の記事では、

・仕事がデキる人が押さえている”ツボ”3つ
・成功者の素質
・世界のトップ1割がやっている3つの習慣

を紹介します。

Amazon創業者ジェフ・ベゾス、マイクロソフト生みの親ビルゲイツ、投資の神様ウォーレン・バフェット。ニュースを賑わす世界のトップエリートたち。

彼らは一体何を考え、どうやって成果を出しているのでしょうか?世界のトップエリートに近づくために、彼らの習慣を紐解いてみましょう。

 

仕事がデキる人が押さえている”ツボ”3つ

報連相のツボ

上司に報告する時、「今、いいですか?」と聞く人がほとんどです。しかし、デキる人はこう聞きます。

「3分ほど、お時間よろしいでしょうか?」

前者と後者の違いは歴然です。前者の場合、「今、忙しいから後にして」と言われる可能性が高いです。

後者の場合、上司の心の中では(3分くらいなら…)と受け入れてくれます。

具体的な時間を提示することで、上司の許容度がまったく違ってくるのです。

もちろん、3分を超えてダラダラ話すのは厳禁なので、あらかじめ内容をまとめておく必要があります。

時間と成果を生みだすツボ

仕事は“時間”が命です。時間を効率化できるということは、成果を生み出すことと同等の意味があります。では、どうやって時間を生み出せばいいのでしょうか?

時間を生み出すには、スピードを上げる必要があります。

しかし、スピードにはいつか限界がきます。デキる人は、「二兎、三兎追う」方法でスピードアップを図ります。

二兎、三兎追う方法とは、行動1つにつき目的を2つ以上持たせることです。

「エレベーターの待ち時間に報連相を行なう」
「他部署に用があれば、別件についても話してくる」
「移動時間で読書する」

などです。「二兎追う者は一兎も得ず」という消極的な考えでは、いつまでたってもデキる人にはなれないでしょう。

欲張って、二兎三兎追うことでスピードと結果を倍にすることができるのです。

思考を整理するツボ

できる人は、いつも思考がクリアです。思考がクリアだから今の仕事に集中でき、成果を出すことができます。

では、どうしたら思考をクリアにすることができるのでしょうか?

それが「課題と問題の分離」です。

課題とは、問題を解決するための行動です。解決方法が出ている状態なので、解決することだけに集中します。

問題とは、事象のことでどうしたら解決できるかを考える作業です。問題を分析したり、原因を追究したりと、問題解決方法を考えることだけに集中します。

できない人は、課題と問題を混同して考えます。

すると、すべての問題に対して対処することになるので思考がクリアになれず、行動力が低下するのです。課題と問題を分離することで「今、すべき行動」に集中できるのです。

成功者の素質

成功するには応援されること

自分ひとりの力で成功はできません。成功するためには、みんなに応援される必要があります。

成功とは、いわば「神輿担ぎ」のようなものと言うことができます。神輿はそして1人では担げません。

みんなに担いでもらってはじめて音頭取りができるのです。さらに、神輿の上に登るには、すでに神輿の上にいる人に、引っ張り上げてもらう方が楽に上がれます。

人間関係の3タイプ

人間関係には3つのタイプが存在します。それが「ギバー」「テイカー」「マッチャー」です。

 

「ギバー」

「見返りを気にせず相手を助けたい」という考えの持ち主です。

「テイカー」

「見返りを多く与えてもらおう」という考えの持ち主です。

「マッチャー」

「ギバー」と「テイカー」のちょうど中間の考えの持ち主です。

 

この3つのタイプでは、「ギバー」が一番成功に近いタイプです。

この考えだと、すぐに上達し、スキルをものにするからです。ギバーになると応援者が集まってきます。すると結果的に成功できるのです。

 

「ギバー」になるには

「たくさんもらいたい」とまでは考えなくても、「やった分だけもらいたい」というのが本心ではないでしょうか?

しかし成功するには、とことん「ギバー」になる必要があります。どうしたらギバーになれるのでしょうか?

その答えは、自然とギバーになれる分野を選ぶことです。

自然とギバーになれる分野とは、「自分のやりたいこと」です。

自分のやりたいことであれば、見返りを無視してやり続けてしまうからです。結果的に相手に与え続け、ギバーになれるのです。

ギバーになるには自分のやりたいことをやればいいのです。

世界のトップ1割がやっている3つの習慣

情熱を注げることをする

世界の成功者500人に聞き取り調査を行ないまとめた本、リチャード・セント・ジョン著『世界の一流だけが知っている成功するための8つの法則』によると、世界の一流たちには共通した法則があります。

それは「情熱を注げることをやる」ことです。

なぜなら、自分が情熱を注げるものであれば、努力し、集中し、モチベーションも上がり、絶えず改善することができるからです。

Amazon創業者ジェフ・ベゾスもこう言います。

「自分の情熱を本当に注ぐことができる仕事を興し、それが顧客に大きな価値を提供できるものならば、成功への道は開かれている」

まずは、「自分が情熱を注ぐことのできる」分野を探すことから始まるのです。

イメージする

「原因と結果の法則」
「7つの習慣」
「思考は現実化する」
「ザ・シークレット」

世界のトップたちが愛読する“成功本”。その中で共通してみられたある“方法”があります。それが、「願望達成をイメージする」ことです。

願望達成をイメージするとは、自分の願望が叶っているイメージをし、それが叶ったかのように、喜び振る舞うことです。

「○○したい」ではなく「○○している」というように、未来形ではなく、現在進行形でイメージします。

人間には「認知的不協和」という心理があり、いくつかの矛盾する内容を認知する時、その矛盾にストレスを感じ、無意識にその矛盾を解消するような行動を取るといいます。

つまり、願望達成をイメージすると、願望と現実のギャップを埋めようとする心理作用が働き、本当に願望が叶ってしまうのです。

学習する

マイクロソフト生みの親ビルゲイツ、アリババ創業者ジャック・マー、テスラCEOイーロン・マスク。世界のトップたちが習慣にしているものがあります。それが「週5時間ルール」です。

週5時間ルールとは、どんなに忙しくても必ず週5時間は学習のための時間を取ることです。

具体的には、本を読み、思考を巡らし、試してみることが「学習する」ということになっています。週5時間というと、1日わずか「45分」程度の時間です。

1日45分、何か新しいことを学習することで、イノベーションを起こすような発見があるのです。人の数倍、数十倍も忙しい人たちが実践しているのに、私たちができない理由はないでしょう。

仕事のツボと世界のトップがやっている3つの習慣まとめ

仕事のツボとは、「炎上を防ぐ」ことです。炎上とは、これ以上深刻化すると取り戻すのに時間がかかることです。

デキる人は、炎上の一歩手前で手立てを打っているのです。「炎上の手前」に気づくためにはやはり経験と勉強しかありません。

世界のトップ1割の習慣は、意外とシンプルです。こんなにもシンプルなのに、なぜ成功者が少ないのかといえば、「実行に移す人が少ない」からです。

それを継続するとなると、さらに少ない確率になります。当たり前のことを、当たり前のように継続することで、成功への道が拓かれます。

泥臭い努力なくして栄光は訪れないのです。