レコメンド画像4

2019年 4月 の投稿一覧

人間関係のストレスを心理学で解消する!成功するために必要な心理学

「部下が思うように動いてくれない」「率先して仕事をやってほしい」そんな部下との人間関係にストレスを抱える上司が急増しています。

どうしたら「理想の部下」に育ってくれるのでしょうか?

また、私たちの悩みは人間関係だけではありません。私たちの悩みや人間関係のストレスを解消するための解決方法として心理学を知ることが有効です。

そこで今回の記事では、

✔︎ 理想の部下を育てる方法
✔︎ 人間関係のストレスを解消するために有効な心理学
✔︎ 心理学的アプローチでビジネスを成功するための方法

を紹介します。心理学を知らないビジネスパーソンは、いつまでも現状維持ですが、心理学を知るビジネスパーソンは成果を出し続けていますので、これからお伝えする内容を参考にしてください。

人間関係のストレスを心理学で解消する

なぜ相手とわかりあえない?

会社やビジネスシーンなどで、「上司とそりが合わない」「部下の気持ちがわからない」「取引先の担当者と相性がわるい」なぜ、相手とわかりあえないのでしょうか?その原因は「人間の自己中心的な性格」が関係しています。これを心理学では「選択的知覚」「選択的記憶」といいます。

選択的知覚

選択的知覚とは、自分に都合よく物事を認識することです。

選択的記憶

選択的記憶とは、自分に都合よく物事を記憶していることです。書類の提出の際、早く受け取りたい側は「早く納期してくるもの」と思います。しかし、書類作成が大変と思っている側は、「遅い納期でも構わない」と思います。両者は「自分に都合よく」物事を解釈しているのです。このコミュニケーションギャップを防ぐには、普段からマメな連絡を取り合う必要があります。

なぜ正当に評価されない?

「仕事をがんばっているのに評価が低い」と不満を抱えている人がいます。つい、人事担当の力量不足?見る目がないのでは?ちゃんと見ていない?と疑ってしまいます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?そこには「ポジティブ・イリュージョン」という心理が働いていました。

ポジティブ・イリュージョン

ポジティブ・イリュージョンとは、「自分を過大評価する心理」のことです。これは心理学者ダニングが提唱したものです。運動能力の認知の実験において「自分は平均より上」とみなす人が60%、「自分は平均より下」とみなす人がわずか6%しかいませんでした。このように人間は「自分は平均より上」という心理傾向を持つ習性があります。多くの人が報われないのは、こういったメカニズムにあったのです。

なぜビジネスで業績が上がらないか?

「業績が上がらない」と嘆いている経営者は多いです。効率化を図り、各部署では目標をクリアしているのにも関わらず「業績が上がらない」のです。実は、ここにもある心理が働いていました。それが「天井効果」と呼ばれるものです。

天井効果

天井効果とは、「数字の伸びが頭打ちになる」ことです。次年度の数値を設定する時、高く設定することはありません。なぜなら、高く設定してしまうと次年度に苦しむことが予想されるからです。目標達成を目前にしたら、セーブしようとする心理が働くのです。このように、業績が上がらないのは、「先を見越して力を抑制する」という、人間の心理にあったのです。

出世しやすい人物とは?

出世に必要不可欠な「人物評価」は、いったいどのようにして行なわれるのでしょうか?これを心理学では「対人認知」といいます。

対人認知

対人認知とは、人に対する印象を持ったり、人のことを評価したりすることです。そして私たちは、仕事ができるかどうかの「知的能力面」と人間関係がうまくできるかどうかの「人間関係面」の2種類を基準に対人認知を行なっているといいます。

人が人物評価する時、仕事能力だけを見て評価しているのではありません。そこには「感じの良い人物かどうか」も含まれているのです。「仕事能力」「人間関係能力」この2種類を混同して評価してしまうと、正当な評価ができなくなります。もし、あなたが上司で人事担当であれば、この2種類を一度、切り離してから評価することをおすすめします。

“心配性部下”に心配しない

「これ確認してもらえますか?」「この場合、どう対処したらいいですか?」ちょっとしたことでも、聞きにくる“心配性部下”がいます。仕事はできるのに、なぜか自信が持てません。つい「もっとポジティブになれ!」と言いそうになりますが、それは賢明ではありません。実は“心配性”だから仕事ができるのです。これを心理学では、「防衛的悲観主義」といいます。

防衛的悲観主義

防衛的悲観主義とは、心理学者ノレムとキャンターが提唱したもので、実際は成果を出しているのに、次はうまくいかないかもしれないと、悲観的になるタイプのことです。

しかしビジネスの現場では、この「悲観的タイプ」の方が、仕事ができるのです。最悪の事態を想定して、あらゆる手段を考えていたり、失敗しないように情報収集を積極的に行なったりします。結果的に仕事で成果を出すのです。

“カンチガイ部下”を分析する

「今やるところでした」「それはわかっています」近年“カンチガイ部下”が急増していると言います。「実力不足なのに自分を売り込む」「仕事でミスが多いのに平然としている」ある意味ポジティブ過ぎる部下のことです。このカンチガイ部下を心理学では「ダニング・クルーガー効果」と呼びます。

ダニング・クルーガー効果

ダニング・クルーガー効果とは、心理学者ダニングとクルーガーが提唱したもので、「能力が低い人ほど、自分の能力の低さに気づかない」というものです。ダニングとクルーガーの実験によると、テストの成績が悪い生徒ほど、自分の成績を高く見積もったり、自分の能力は平均以上と思ったりする傾向が見られたそうです。つまり、人は無意識に自己を過大評価してしまう習性があるのです。カンチガイ部下へは、現実に気づかせる必要があるのです。

人を動かす原動力

「自分磨きをすれば、仕事ができるようなる」「英語の勉強をすれば仕事に活かせる」しかし、頭ではわかっていても、なぜか行動できません。一方でバリバリ仕事をこなし、自分磨きに余念のない人もいます。彼らの違いは一体どこにあるのでしょうか?そこには、心理的要因が深く関係していました。特にビジネスで成功できる心理的要因とは、「自己効力感」です。

自己効力感

自己効力感とは、心理学者バンデューラが唱えたもので、「自分はできる」という期待のことです。人は何か課題に直面した時、「こうすればうまくいく」という期待を持ちます。「自分はその行動を取ることができる」と思えることが、自己効力感です。これは「自信」とも言い換えられます。

「わかっていても行動できない」のは自分はできるという期待を持っても、その後実行に移せないことが原因です。期待した後に「できる」と思えることが成功に導くのです。

自己効力感の高め方

ではどうしたら、この自己効力感を高めることができるのでしょうか?自己効力感を高めるには、対極にある「無力感を取り除く」ことが必要になってきます。その方法は4つあります。

(1)成功経験を与える

「成功経験を与える」とは、自分にとって少しハードルの高い課題を、努力してクリアすることです。この小さな成功体験が自己効力感を高めるのです。

(2)代理経験を与える

「代理経験を与える」とは、誰かの成功体験をモデリングすることです。同じ境遇の成功者をモデルにすることで「自分にもできる」という自信が持てます。

(3)説得する

「説得する」とは、「やればできる」と自分を鼓舞することです。自分自身をマインドコントロールすることでできそうな気になってくるのです。

(4)感情をコントロールする

「感情をコントロール」するとは、自己効力感は、ネガティブな感情によって低下してしまいます。ストレスと感情をコントロールすることで、自己効力感の低下を防ぎます。

ビジネスで成功するための心理学

ビジネスで「成功したい」「目標達成したい」毎日努力するものの、なかなか簡単には成果が出ません。どうしたら実際に成果を出せるようになるのでしょうか。以下に、成功を心理学から検討してみます。

できる人の心理とは?

仕事ができる人と仕事ができない人には、モチベーションの違いが歴然です。なぜこんなにも違いが出るのでしょうか?そこには、「比較のしかた」が関係していました。できる人というのは、「上方比較」するのに対してできない人というのは、「下方比較」します。

上方比較

上方比較とは、自分より優れた人と比較をすることです。名経営者と比べて「自分はまだまだ」と思ったり、世界のトップリーダーを見て「もっとがんばるぞ」と意識したりと、自分よりレベルの高い人と比べます。

下方比較

下方比較とは、自分より劣る人と比較することです。仕事ができない人と比べて「自分の方ができる」と思ったり、末端社員を見て「自分の方が上だ」と思ったりと、自分よりレベルの低い人と比べます。

前者は向上心が芽生え、成長するのに対して、後者は今に満足してしまい、成長しません。仕事ができる人は常に「上」を見ているので、モチベーションが常に上向きなのです。

やる気の心理とは?

やる気を出す方法として、「アメとムチ」が有効だと思っている人は多いです。「ボーナスがもらえればやる気が出る」「昇給すればやる気が出る」と、何か報酬があればやる気が出ると思っているのです。これを心理学では、「X理論」と呼びます。

X理論

X理論とは、心理学者マクレガーが唱えたもので、「マズローの欲求説」に基づいて理論立てています。

人間は生来の怠け者で、アメとムチによって「強制しなければ働かない」という考えです。しかし、ここに大きな落とし穴がありました。人間には自律や責任を求める感情があり、管理され、強制されるだけでは、モチベーションは上がらないのです。自分にある程度の権限があり、任されることでモチベーションが上がるのです。最低限の生活が保障されている現代では、アメとムチのマネジメントでは効果がないのです。

モチベーションアップに効果のある理論

では、どういったマネジメントがモチベーションアップに繋がるのでしょうか?それが「Y理論」です。

Y理論

Y理論とは、同じく心理学者マクレガーが唱えたもので、人間には率先して自律しながら働く性質があるというものです。これは、マズローの欲求説の上位にあたる「承認と自尊の欲求」「自己実現の欲求」を満たす考え方です。

人は報酬を与えられたり、強制されたりしても、モチベーションが上がりません。仕事を任され、何かを成し遂げた時、「承認と自尊の欲求」「自己実現の欲求」が満たされ、「もっと成長しよう」「もっと頑張ろう」と思えます。人の成長欲求を重視することで、自然とモチベーションが上がるのです。

人間関係のストレスを心理学で解消するまとめ

「経済は感情で動く」といいます。マクロである経済全体が感情で動くとしたら、ミクロであるビジネスも感情で動くことに他なりません。

これを踏まえると、「感情を知る」ということは、人間関係のストレスを解消する他にも、成功するための強力な武器になるということです。扱いにくい部下というのは、「仕事ができない部下」「コミュ障の部下」のことではありません。それは紛れもなく、自分の「弱み」が顕在化して目の前に表れているのです。

「自分の弱み」とは、自分が過去に逃げ回ってきたことや苦手と感じることです。そんな自分のウィークポイントを部下が演じてくれているのです。まずはこれを受容し、どう解決していくかを考えます。すると自然と人間関係のストレスは解消していくでしょう。

また、ビジネスで成功するには、人を行動させる心理学が有効だということです。やる気を出したり、モチベーションを上げたりするには、人間の心理を知ることから始まります。やる気もモチベーションも単発では意味がありません。継続することで結果が得られます。この「無理なく」というのが重要なポイントになるのです。

ビジネスで成功するには、不屈の精神で努力したり、耐え忍んだりするイメージがあります。しかし、実際は努力はいらないのです。必要なのは“習慣”です。どんなことでも習慣になってくると、意志の力や努力は必要としません。能力開発にしても健康づくりにしても、習慣化させることで、無理なく自然と継続できるのです。

成功者は皆、習慣化させることで偉業を達成しています。感情の学問、心理学を学ぶことで、ビジネス戦争に打ち勝つことができるのです。

ここまでビジネスシーンなどでの活用できる心理学や、人間関係のストレスを心理学で解消することについて書いてきました。「人間関係」というのは人生における悩み多き課題のひとつです。人が行き着く8つの分野の悩みを解消していけば、人生は謳歌することができます。いまや人生100年時代と言われるなか、私が書き下ろした52ページのPDF冊子『100年先も通用するお金の稼ぎ方』を期間限定で無料公開しています。読んでみたい方はこちらからご覧ください。
http://sugitaya.net/life

ビジネスで成功するための8つのキーワード【成功者は必ずやっている!】

ビジネスで成功したい!と考えている人も多いことでしょう。ビジネスで成功して富と名声がほしい、あるいは長年掲げている夢を実現したい、などという人もいるかもしれません。しかし現実は、なかなか厳しく簡単にはビジネスで成功できません。

「思考は実現化する」とばかりに「ビジネスで成功したい・・」などといくら念じても、簡単に願いが叶うことはありません。念じるだけで成功するなら誰も苦労しません。なぜ簡単に成功できのないかと言うと、それは成功するための正しい方法を知らないからです。

そこで、この記事では

ビジネスで成功すために何が必要なのか?
ビジネスで成功している成功者の共通点はなに?
ビジネスで成功する為に何をすればいいのか?

という方に向けた内容となっています。

ビジネスで成功するための絶対条件

例えば、船旅をするのに海図がなければ漂流してしまうように、成功も成功の地図がなければ人生という海に漂流してしまいます。では、どうしたらビジネスで成功できるのでしょうか? 答えは「成功のベクトルに乗ること」です。

ビジネスで成功を目指している人が知るべきキーワード

成功のベクトルに乗りさえすれば、途中で失敗しても、ビジネスは成功へ向かっていけます。そして成功のベクトルに乗るには、成功のキーワードを知る必要があります。そこでこの記事では、そんなビジネスで成功を目指している人が知るべきキーワードをご紹介します。

ビジネスで成功する為のキーワード(1)“情熱”

まず成功するために大前提となってくるのが「情熱」です。情熱は、自分の好きなことに対して注ぐ熱意です。自分の好きなことであれば、何があろうとやめません。仮に大失敗したとしても、好きならまたチャレンジするはずです。

経営の神様と呼ばれる松下幸之助は、「失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続ければ、それは成功になる」と言っています。

つまり才能があっても、知識があっても、能力があっても、やめたらそこで終わりなのです。逆に言えば、才能がなくても、知識がなくても、能力がなくても、情熱が注げるものであればいつかは成功するのです。ビジネスにおいて情熱はすべての「源泉」なのです。

ビジネスで成功する為のキーワード2)“努力”

ビジネスにおける成功に必要不可欠なものとしてあげられるのが「努力」です。努力なくして成功はあり得ません。しかし成功者の努力は、成功していない人の努力とは意味が違います。

実は、成功者たちはいちいち「努力をしている」とは思っていません。ただ好きなことをしているだけなのです。それを周りが「努力している」と言っているだけに過ぎません。

手塚治虫は、死ぬ直前まで病床のうえで漫画を描き続けていたとも言います。マイクロソフト生みの親ビル・ゲイツは、世界の富豪と呼ばれるようになってからも7年で15日しか休みを取っていないそうです。

彼らも、努力してそうしようと思っていたわけではなく、好きなことに没頭し熱中するあまり、気がついたらそうなっていたということでしょう。それが傍目から見れば「努力している」と映るということであり、結果的に成功に繋がるのです。

ビジネスで成功する為のキーワード(3)“集中”

小学生の時、太陽光を虫眼鏡で集めて黒い紙を燃やす実験をしたことがあると思います。光の当たる場所が大きいと紙は燃えず、光を一点に集めると紙は燃え出します。

ビジネスでの成功もこれと同じく、あれもこれもと手をつけるのではなく、一点集中させることで燃え出すのです。そうなると「自分が集中できるものは何か」を探す必要があります。それを見つけるには「広い視野から絞り込んでいく」ということがポイントとなります。

広い視野とは、一点集中とは逆の「たくさんの分野に触れる」ことです。やりたいことを手当たり次第にやっていき、自分がつい没頭してしまうことに「自分の集中できること」が潜んでいます。自分が集中できることを見つけたら、後は集中できる環境をつくればいいのです。

ビジネスで成功する為のキーワード(4)“鼓舞”

ビジネスで成功するには、モチベーションを維持しながら
続けることが重要です。そしてモチベーションを維持するためには「自分で自分を鼓舞すること」が必要になってきます。

伝説の経営コンサルタント、ピーター・F・ドラッカーは「自分を奮起させるんだ、そして頑張って頑張り通す、そうすれば必ず結果が出る」と言っています。

成功者は概して孤独です。逆境の中、自分を奮い立たせ、自分で自分の背中を押すことで限界突破することができるのです。「やめないことが成功への道」とも言われるように、大きなことを成し遂げるには自分に負けないことです。自分に負けてしまったら、すべてそこで終わりになります。自分をうまくコントロールすることがやめないコツなのです。

ビジネスで成功する為のキーワード(5)“発想”

成功に欠かせないものがあります。それが「発想」です。成熟してしまった社会に必要なのは、斬新なアイデアや既存にない発想をすることです。しかし、アイデアは簡単にひらめくものではありません。そこで有効な方法が2つあります。それは、

✔︎ 問題から考える
✔︎ 人の話を聴く

です。問題から考えるとは、日常に発生する問題をもとにアイデアを発想することです。普段感じている不満や、「もっとこうなればいい」と思っていることを題材に発想します。

人の話を聴くとは、人の不満や抱えている悩み、欲望などをもとにアイデアを発想することです。人が話すことは、よっぽど興味がない限り、聴くことはできません。しかし、そこに成功のヒントがあるのです。

ビジネスで成功する為のキーワード(6)“PDCA”

ビジネスで成功するためには、成長していく必要があります。現状維持では、いつまで経っても成功することはありません。効率よく成長していく手法として有名なのが「PDCAサイクル」です。

PDCAサイクルとは、
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)

の頭文字をとったもので、生産管理や品質管理などの業務管理を
改善していく手法のことです。このPDCAサイクルを繰り返していくことで、成長できるのです。

天才発明家トーマス・エジソンはこう語っています。「どうすればこれを改善できるだろうかと考えることをしなければ、何一つ手に入れることはできない」と。エジソンは、約2000個ものフィラメントを試しては失敗、試しては失敗の繰り返しでようやく、低価格で効率的に生産できる「電球」を発明しました。

これはエジソンが計画し、試して評価し、改善を繰り返すというPDCAを繰り返した結果、大成したものです。このことからも、PDCAサイクルを繰り返すという継続的改善を行なうことがビジネスにおける成功への道と言えそうです。

ビジネスで成功する為のキーワード(7)“やり抜く”

成功者はみな粘り強く、あきらめない性格の持ち主が多いです。成功は、成功するまで成功とは言えません。一瞬で叶う人もいれば、長い道のりになる人もいます。このことから、粘り強く、あきらめないという「やり抜く力」が必要になってくるのです。

やり抜く力とは、「根性」や「気合い」とは対極にあります。やり抜く力は、どうしたら手に入るのでしょうか?それは「継続すること」です。どんなことでも継続し続ければ必ず結果が出ます。

結果が出ればモチベーションも上がり、また続けることができるのです。「どうしたら継続できるか?」を考えることが、やり抜く力を手に入れる方法なのです。一発逆転の大勝負を狙うより、自分のできる範囲のことをコツコツとこなすことで淡々とやり抜くことができます。

ビジネスで成功する為のキーワード(8)”人の役に立つ”

ビジネスにおいて成功することは、決して一人では達成できません。誰かに応援されなければ、ビジネスで成功できないものです。

しかし、誰かに応援されるには、自分が先に誰かの役に立つことです。手っ取り早く人の役に立つには、「価値を提供する」ことです。では、具体的にどんな価値を提供すればいいのでしょうか?その代表例として次の4つがあげられます。

① 専門性

② 情報

③ 問題解決

④ 娯楽性

①の専門性とは、その業界の技術や知識の専門性の高さのことです。一定の水準より高い知識や技術には価値があります。

②の情報とは、質の高い情報のことです。スマホなどの端末ですぐに情報が手に入る時代において、質の高い情報は価値があります。

③の問題解決とは、誰もが抱える悩みや問題を解消してくれる方法やノウハウのことです。問題は誰にでも、どこにでも発生するので、それを解決することに価値があります。

最後に④の娯楽性とは、ドラマや音楽、読み物など、人々を楽しませるものです。人が感動するものには価値があります。

これら価値に共通することは、誰かが望んだものを「現実化すること」です。現実化させ、形にすることで人の役に立つようになるのです。

ビジネスで成功するためのまとめ

✔︎ 自然と情熱を注げることをやる
✔︎ 自然と努力してしまうことをやる
✔︎ 自然と集中してしまうことをやる

成功するには、自然とやってしまうことが重要なのです。義務的にやったとしても長くは続きません。ついやってしまったことに成功のヒントがあるのです。

一発で終わってしまう成功は、本物の成功ではありません。本物の成功とは、成功という状態が長続きすることです。特にビジネスにおける成功とはそういう状態でなくてはいけません。

ビジネスで成功が長続きするとは結果重視ではなく、つまりプロセス重視ということになります。大きな結果だけを出すのではなく、プロセスの中で小さな結果を出していくことがビジネスにおける本物の成功なのです。

成功するには、自分という飛行機を操縦するかのように、自分を成功に向けてマネジメントする必要があります。「目的地はどこなのか?」「どの方向へ飛ばしたらいいか?」「遠くまで飛ばすには、どうしたらいいか?」というように、具体的に自分をアプローチすることが重要なのです。

投資やビジネスで成果を出しているマネー研究者の杉田卓哉が書き下ろした、100年先も変わらないお金の稼ぎ方e-book『遊びながら稼ぐ!人生を謳歌する方法~過労死寸前!ブラック企業サラリーマンが脱サラして17億円の社長になった4つの秘密~』(52ページPDF)を期間限定で無料公開中。読んでみたい方はこちらから。
http://sugitaya.net/ijje3a97

時短のための3つのテクニックと時間創出のための3つのテクニック

事あるごとに「忙しい」とか「時間がない」と言う人がいます。しかし、忙しいと言う人ほど出世できません。朝から晩まで働いているのに成果が出ない人。その一方で、優雅に定時退社しているにも関わらず、目覚ましい成果を上げている人。両者の違いは一体どこにあるのでしょうか?

そこでこの記事では、

いかに無駄を省いて時短するか?
またいかに時間を創出することができるか?

という「時短」と「時間創出」についてのポイントをまとめてお伝えいたします。

1日は誰にとっても平等に24時間です。しかし、時間の使い方次第で、成果や結果は大きく異なります。特に仕事には納期があるので、早く仕上げられるかは仕事を評価するうえで重要なポイントとなりますので、是非、参考にしてください。

時短のテクニック

時短術のキホン

時短とは言うまでもなく「時間短縮」の略ですが、この「時短」という短い言葉自体が時間短縮を最も象徴的に表現する言葉だと思います。

さて時短術を効率よく行なうには、とにかく「見える化」することです。時短術の見える化とは、「To Doリストをつくる」→「重要度と緊急度で分類する」という流れとなります。そのために、まずやるべきことが「To Doリストをつくる」ことです。

To Doリストとは、その日にやるべきことを一覧表にしたリストのことです。自分自身の仕事の全体像を把握できるメリットがあります。

そして、リストアップしたものを「重要度」と「緊急度」に分類します。緊急で重要なことを最優先し、そうでないものは後回しにします。分類するためには、普段から仕事の優先度を見極めておく必要があります。

「To Doリストをつくる」→「重要度と緊急度で分類する」という2つの工程を行なうのと行なわないのでは時間の生み出し方、それに伴う結果までも大きく左右されます。

時短“伝達”テクニック

役職が上がれば上がるほど、忙しさも増していきます。そんな相手に効率よく伝えるには、やはり「時短」しかありません。伝え方の時短テクとして「エレベーターピッチ」という方法があります。

エレベーターピッチというのは、エレベーターの中の短い時間を利用して相手に伝えることです。エレベーターピッチは、アメリカのシリコンバレーが発祥で、企業家がエレベーターで投資家に出会い、その30秒ほどの時間で自分のプランを売り込み、成立させてしまったという逸話からきています。

エレベーターの中という限られた時間で伝えるには、魅力的な企画で要点がまとまっており、伝え方も卓越していたに違いありません。普段からエレベーターピッチ並の「伝え方」を目指すことで時短と成果、両方を手にすることができます。

時短“読書”テクニック

毎日忙しいビジネスパーソンであっても「自分磨き」には余念がありません。自分磨きの代表格「読書」でも、時短術が存在します。

それは「読まない」ことです。

どういう意味かと言うと、「自分にとって必要性があるか」を予め選択する、ということです。たくさんある本の中から「質の高い本や自分にとって必要な本を選ぶ目」を持つことです。自分にとって有益性のない本を読むことは大きな時間ロスとなります。

有益性のある本の選び方は、本の最初の章と最後の章で判断すると良いです。ほとんどの本が「本の最初の章」で著者が最も伝えたいことが書いてあります。そして「最後の章」で、著者の言いたかったことの“まとめ”が書いてあります。本の「最初と最後の章」を読むことにより、短時間でその本の概要が理解できます。

時短“検索”テクニック

猫も杓子も「検索」の時代です。わからないことがあれば、手持ちの端末ですぐに知ることができます。この「検索」という作業にも「時短」は存在します。

情報を素早く検索するテクニックとして、
① フレーズ検索
② マイナス検索
③ or検索
④ ワイルドカード検索
などがあります。

① フレーズ検索

“ ”で囲ったフレーズだけを検索してくれます。

② マイナス検索

2つの単語の間に半角の「‐」を入れることで、後者の単語が含まれるページを除外することができます。

③ or検索

2つの単語の間に「or」を入れることで、どちらかの単語を含んだページを検索してくれます。

④ ワイルドカード検索

単語の中でわからない文字を「*」にすることで、それに似た言葉を検索してくれます。

このように自分が調べたい単語をダイレクトに検索してくれるので「探す手間が省ける」のです。

時間を創出するための3つのテクニック

目標の立て方

目標の立て方ひとつでも、時間を短縮することができます。そのポイントは「目標を分解する」ことです。社内や部署で掲げる「大きな目標」というのは、細分化すると「小さな目標」から成り立っていることがわかります。

「前年度より利益を上げる」という大きな目標には、「1ヵ月○○万円以上売る」という小さな目標があります。「1ヵ月○○万円以上売る」という目標には、「一週間で○○万円以上売る」という目標があります。

このように大きな目標は小さな目標で成り立っているので分解した小さな目標をコツコツと達成していくことが重要なのです。「小さな目標」も視野に入れながら目標を立てることで、結果的に大きく時間を短縮することができるのです。

時間を創出する物理的作戦

実は、時間を物理的に創り出すことができます。それが「時間を買う」です。時間を買うとは、「電車を使うところをタクシーにする」ことです。

電車で移動するところをタクシーに変えると料金は倍以上ですが、タクシーなら行き先を告げるだけで目の前まで運んでくれるし、なによりプライベート空間を手に入れることができます。

このプライベート空間で業務の見直しをしたり、翌日の予定を確認したりすることで効率よく時間を使えるメリットがあります。その時間で成果を生み出せれば、タクシー代なんて安いものです。お金で時短できる方が遥かに尊いといえます。

行動力を上げれば時間が増える

時短をする上でとりわけ重要となってくるのが「モチベーション」です。モチベーションが高ければ集中でき、作業効率があります。モチベーションが低ければ、文字通り効率が悪くなります。

モチベーションを上げるには、「気になることはすべて紙に書き出す」という方法が有効です。気になることをすべて紙に書き出すことで思考がクリアになり、モチベーションが上がり、すぐに行動することができるのです。すぐに行動することで時間を生み出すことができます。

相手のレスポンスが時間を生み出す

上司にお伺いを立てたり、他部署の人に仕事をお願いしたりする時、相手のレスポンスによって仕事の進捗が大きく左右されます。誰しも忙しいのでほとんどの場合、レスポンスは悪いでしょう。しかし、ちょっとした工夫でレスポンスが良くなるのです。

それが「サマリーをつくる」です。サマリーとは「要約」のことで、企画書や書類などにサマリーを付け加えることで、相手がすぐに理解でき行動しやすくなるのです。サマリーには、「メリット・デメリット」「予算」「スケジュール」などを明記することでより相手に伝わりやすくなります。相手がすぐに行動してくれることで結果的に自分の仕事も早く終わっていきます。

時短と時間創出のまとめ

「時短」には様々なテクニックがありました。しかし、テクニックを知っても知っただけで満足し、使わなければ何の意味もありません。すぐに試し、自分に合うかどうかを確認する「行動力」が結果的に時間を生み出していくのです。

実は、みなさんは「常に」時短術を行なっています。それが「成果を出す」ことです。企業や組織は利益を上げるために活動しています。利益を上げることが最終目標としたら、成果を上げればそれが最大の時短術になるのです。

そして考えるべきは、成果を出すためにどれだけ「労力をかけないか」という点です。労力をかけずに成果が出せることが「究極の時短術」といえます。

時短術を行なう上で注意したいのが「独りよがりにならない」ことです。仕事はチーム全体で行なっていくものです。自分ひとりが速くても、部内のスピードが遅ければ、結果的には「遅い」ことになります。これでは、どれだけがんばっても意味がありません。全体を俯瞰しながら、ポイントを絞っていくことで成果を上げることができるのです。

投資やビジネスで成果を出しているマネー研究者の杉田卓哉が書き下ろした、100年先も変わらないお金の稼ぎ方e-book『遊びながら稼ぐ!人生を謳歌する方法~過労死寸前!ブラック企業サラリーマンが脱サラして年商17億円の社長になった4つの秘密~』(52ページPDF)を期間限定で無料公開中。読んでみたい方はこちらから。
http://sugitaya.net/ijje3a97

公務員が不動産投資を行う場合の3つの注意点と3つの弱点

最近、公務員が不動産投資に参入するケースも増え、安定した不労所得が得られる不動産投資のニーズが高まっています。

その要因としては、
✔︎ 一生懸命働いているのに給料が一向に上がらない」
✔︎ 残業が多い
✔︎ 年功序列の人間関係が嫌だ
✔︎ 将来仕事がAIに奪われるかもしれない…

こうした悩みや不安を抱える公務員が増えているからです。

公務員という職業は、不動産投資をする上での与信が高く、その結果、金利が優遇されたり借入可能額が比較的高いなど、一般のサラリーマンよりも有利な点が多いのも事実ですが、逆に公務員である故に気を付けなければならない点もあります。

そこで今回は、公務員が不動産投資をする際の注意点や対策について考えてみました。私自身は公務員ではなく、民間企業に勤務するサラリーマンとして不動産投資を開始しましたが、やはり副業兼務規定は気になった経験があるのと、友人には公務員の兼業大家も多いため、この記事をまとめてみました。

1.公務員が不動産投資をする際の3つの基本的な注意点

(1)事業的規模かどうかに注意すること

公務員が不動産投資を行う際、国家公務員法103条と地方公務員法38条の副業禁止規定の壁をクリアする必要があります。これらの法律に違反すれば懲戒処分の対象となります。

副業禁止規定をクリアする条件は、不動産投資が「事業的規模」かどうかによって変わります。事業的規模でない場合には副業とはみなされません。「事業的規模でない」とは、以下を指します。

・独立家屋の場合、5棟以上
・アパートやマンションの場合、10室以上
・月極駐車場の駐車台数10台以上
・コインパーキングを賃貸経営する
・年間賃貸収入が500万円以上である

いわゆる5棟10室の原則です。「事業的規模」というのは会計用語で、それに満たない場合は「業務的規模」と呼称します。

事業的規模でなければ、本業に支障をきたさない限り、自分で不動産管理に携わることができます。「事業的規模」である場合は、自分で不動産管理を行うことは認められておらず、必ず管理会社へ委託しなければなりません。

「事業的規模」に該当し、不動産投資が副業とみなされる場合は、自営兼業承認申請書(不動産等賃貸関係)等の書類を所轄庁経由で、人事院に提出して、承認を得なければなりません。

具体的な必要書類は以下のとおりです。

・自営兼業承認申請書
・貸借条件一覧表(レントロール)
・物件概要書
・物件の管理委託契約書

また、自治体によってルールが異なるため、不動産投資をする前に、「規模」「経営方法」「事前承認の有無」は必ず確認しましょう。

(2)公務員が不動産投資をする際の税金

不動産投資が「事業的規模」でない場合は、所得税申告の際、65万円の青色申告特別控除が適用できません。したがって、青色申告特別控除は10万円が最高額です。一方「事業的規模」である場合は、65万円の青色申告特別控除が適用できます。

また、一般企業のサラリーマンが副業をし、確定申告や住民税の申告をするときは、住民税の計算明細書から副業収入が会社にバレないようにするため、特別徴収の欄にチェックを入れないのが一般的ですが、公務員の場合、不動産投資による副業収入が職場にバレても問題ありません。不動産投資の事前承認を得ているか、それが不要な場合のどちらかだからです。

したがって、特別徴収の欄にチェックを入れても問題なく、住民税を自分で納付する手間が省けます。

(3)すべての副業に共通する基準を守ること

不動産投資を含め、公務員が副業をする際、あらゆる副業に共通する基準を守らなければなりません。国家公務員法の第99~101条で公務員として次のようなことが定められています。

・職員は信用を失うこと、不名誉なことをしてはならない。
・職務の中で知った秘密を漏らしてはならない。
・勤務中は仕事に集中しなければならない。

これらに該当する場合、法律違反になります。

2.法人化を活用した副業禁止規定のクリア

(1)メリットが多い不動産管理の法人化

通常、不動産投資をするとき、個人の名義で銀行から融資を受け、不動産を所有します。これに対し、「資産管理法人」を設立すれば、名義がすべて設立した法人の名義となります。

「資産管理法人」とは、自分の不動産を管理してくれる会社のことをいいますが、不動産管理会社のことではありません。ここでいう「管理」とは、法人が不動産投資の「主体」になるという意味です。

資産管理法人を設立すれば、不動産投資の主体が法人となり、個人が営む事業とはならないため、副業禁止規定をクリアすることができます。

個人で不動産投資をすると「経費」として認められる範囲が非常に限定されますが、 資産管理法人を設立すれば、利益に対して支払われる支出を原則損金※として扱うことができ、利益を減らせるため、個人の場合よりも節税できます。
※ 損金とは、法人の支出した経費のことで、個人の「利益」に相当する「益金」の反対語です。

また法人の場合、個人のように「事業で使っている部分だけ必要経費化する」というルールがなく、法人名義で保有する減価償却資産のすべてを事業用として全額経費計上することができます。

(2)法人化するときの注意点

「公務員が法人を設立することは兼業禁止規定に反するのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、いくつかの注意点を守れば、法人化が可能なのです。

・代表取締役の設定と株式比率

まず、資産管理法人を設立する公務員自身が代表取締役や役員になってしまうと、公務員法に違反する可能性があるため、民間人の配偶者などの親族を代表取締役とする必要があります。

ただ、そうすると公務員が融資の対象でなくなるため、銀行から融資を受ける時に不利になります。そこで、配偶者を代表取締役にしつつ、公務員たる投資家自身が100%の株式を持つようにします(銀行によっては、投資家本人の株式比率が50%程度でも融資が得られることがあります)。

・資産管理法人の本店所在地

次に、本店の所在地を実家等、できるだけ自宅とは違う住所で登記するようにします。税務署等の行政調査があった場合、公務員の自宅に税務署の職員を調査することになり、誤解を招きかねません。レンタルオフィスやバーチャルオフィスも検討してみましょう。

・役員報酬と給与の設定

最後に「役員報酬」です。資産管理法人を設立しても、公務員自身に対して会社から役員報酬を出してしまうと国家公務員法に抵触する恐れがあります。そのため、法人の役員報酬については、公務員を退職するまでゼロに設定しておきます。代表取締役である配偶者に対して給与という形で支給することで、法人の利益をコントロールするとよいでしょう。

資産管理法人の形態には、株式会社、合同会社、一般社団法人などがありますが、上記のとおり、株式があるということは、公務員の場合、必然的に「株式会社」を設立することになります。株式会社の設立に必要な費用は概ね20~30万円です。

3.不動産投資における公務員の弱みと対策

(1)与信があることを逆手にとられる

公務員はあらゆる職業の中でも信用が高く、それは銀行だけでなく、不動産会社の営業マンにとっても周知の事実です。そのため不動産会社からすれば、公務員は何よりの優良顧客なのです。

当然不動産会社としては仲介手数料が欲しいので、公務員には高額な不動産を勧めてきます。融資が出るギリギリの物件を何とかして売ろうとします。このとき、営業マンは巧みなセールストークを駆使してきますので、予備知識がないと口車に乗せられてしまう恐れがあります。

営業マンが高額物件を勧めてきても、きっぱりと断る態度を示すことが重要です。これは公務員に限った話ではありませんが、額の多寡ではなく、しっかりと収益性が出る物件なのか、もしくは資産性が高い物件なのか、など自身の投資判断の基準を明確に持っておき、それに合わない物件は買わない、と決める勇気も必要です。

営業マンは、営業しながら投資家の知識や経験を測っています。初心者だと思われると、カモにされてしまう恐れもあるため、自分自身の考えをはっきりと示すことは、公務員の不動産投資においてとても重要です。

(2)ビジネススキルが低い

公務員の勤め先は一般企業のように営利組織ではないため、公務員は「利益を出す」という意識が一般企業の会社員に比べると低いことが多いです。そのため、本人が自覚することなく、高額な物件を買わされてしまうということがあります。

こういう書き方をすると公務員の方には失礼ですが、知識や経験の浅い人は不動産投資を始める前に、不動産投資で利益が出る仕組みをしっかりと勉強する必要があります。

(3)リスク対策に対する意識が甘い

また公務員は職が安定しているせいか、一般企業の社員に比べて危機感が少なく、楽観的になりやすい傾向にあります。そこで問題なのがリスク対策です。不動産投資に対する考えが楽観的すぎると、空室対策などのさまざまなリスク対策ができず、問題が起こったとき、対処に苦労することになります。

なので、事前に不動産投資に関する知識を本などから収集してよく理解することです。特に先輩投資家の失敗談をよく読むとよいでしょう。失敗談を聞くことで、不動産投資に対する危機管理能力が養われます。

4.公務員の不動産投資のまとめ

以上に挙げた点に注意しながら、失敗のない不動産投資に取り組みましょう。特に、副業禁止規定に抵触すると、懲戒処分の対象となり、本業にも影響が及ぶので注意が必要です。また、公務員と並行しながら不動産投資を行うにあたって、すでにその経験のある公務員の方の話を聞いてみるのもいいでしょう。また、公務員の不動産投資家でブログを運営している人もいるのでそういう人と情報交換をしてみましょう。

不動産投資について更に理解を深めたい公務員に向けて、現役不動産投資家である私、杉田卓哉(椙田拓也)が書いた『公務員が不動産投資で成功するマニュアル』という30ページあるPDFレポートを期間限定で無料公開しています。読んでみたい方は、下記のURLよりダウンロードしてください。
https://en-joylife.net/dlbook-public-officials/

ビジネスパーソンがスキルアップするための5つの方法と3つの失敗の捉え方

意識の高いビジネスパーソンの中には、日頃からスキルをアップし成長することに対して感度が高い人も多いことでしょう。

✔︎ もっと成長したい
✔︎ スキルアップし成長するにはどうするべきか?
✔︎ 早く成長しなければならない

などと常に考えている人に向けて、成長とは何か? 成長するためにはどうしたら良いのか? という命題について、5つの方法と3つの失敗の捉え方という切り口で答えを深掘りしていきます。

ビジネスパーソンとしてスキルアップし成長するための5つの方法

ビジネスパーソンとしてスキルアップしもっと仕事ができるようになりたいーー
そう思った時が成長するチャンスです。

この時、仕事IQと呼ばれる仕事ができるようになるための能力を高めることで、デキるビジネスパーソンになることができます。

幸い、この仕事IQはテクニックさえ知れば、すぐにある程度高めることができます。以下、その具体的な5つの方法を解説します。

会話力を上げる

仕事IQを高めるためにはまず会話力が必要です。会話力を高める訓練としてアクティブリスニングがあります。

アクティブリスニングとは、アメリカの心理学者カール・ロジャースが提唱したもので、相手の言葉を率先して傾聴する姿勢や態度、聴き方の技術のことです。

アクティブリスニングは“ただ聴くだけ”ではなく相手のニーズを聴き出し信頼感を得るのが目的です。相手は自分に関心を寄せていることがわかると信頼します。

信頼関係が成り立てば、こちらの言い分も聞いてくれるようになるのです。まずは相手の信頼を得る聴き方がポイントになります。

競争に打ち勝つ

ビジネスパーソンが競争社会、実力主義と言われる現代で仕事IQを高めるには、やはり“競争に打ち勝つ力”は必須です。その心構えとして重要なのが危機感を持つことです。

では、なぜ危機感を持つことが重要なのでしょうか? それは生存競争への危機感こそが人を成長させるからです。

このことは自然界を見れば一目瞭然で、弱い種は強い種に食べられてしまいます。人間界も同じく、弱い者や危機感の薄い者は搾取される弱肉強食の世界です。危機感を持つことで事前に手立てが打てるのです。

昇進する

仕事IQを高めるには、楽しい仕事をする必要があります。組織に属しているのであれば、出世を目指さなければ永遠に“楽しい仕事”はできません。昇進するための方法が次の2つです。

① 期待値を超える

期待値を超えるとは、給料、ポジション以上の仕事をし、クライアントや上司の期待を超えることです。期待通りにやるだけでは「平均点」なので昇進に直結しません。期待値を1%でも上回ることで昇進の可能性が出てきます。

② 自分がいないと仕事が回らない

大抵、大組織になればなるほど、ビジネスパーソンや重要なポストの人でさえ、その人がいなくても仕事は回ります。

自分がいないと本当に仕事が回らない状態になっているということは、あなたが会社にとって必要性が高いことの表れです。逆に、あなたがいなくても「別にいいや」と思われる人が昇進することは皆無です。

正当に評価されないと思う前に、まず力を出し切るということが大切なのです。人は実力を出し切ることで成長していくのです。

やり抜く力をつける

成功しているビジネスパーソンは概して粘り強く、あきらめない性格の持ち主が多いと言われます。“やり抜く力”の原動力となるのが使命感です。

使命感とは、自分が働く理由に納得していることです。「この仕事を通して社会貢献と日本経済回復の牽引を担う」という使命感がある人は、自分の働く理由に納得しているのでおいそれとあきらめません。

「契約だと私の仕事はここまでなのでそれ以上の仕事はできません」というような使命感のない人は、自分の働く理由に納得していないのですぐに諦めてしまいます。

この仕事に対する使命感の違いが、やり抜ける人とあきらめてしまう人、成功者とそうでない人との差となるのです。

ワンランク上を目指す

仕事IQを高めるには、常に上昇志向でなければなりません。上昇志向になるには「高いビジョンを掲げる」ことが重要です。高いビジョンを掲げることで、相互作用として結果も高くなるからです。

棒高跳びの選手が「5m」を目標にしていたら、“5m以上”になることはありません。6mを目標にしていれば、あっけなく“5m以上”を超えてしまうでしょう。目標は高ければ高いほど着地点も高いところになるのです。

「部署の売り上げ目標を達成する」から「会社の売り上げ目標を達成する」にしただけで、出せる結果は大きく異なります。さらに「社会」や「世界」に目を向けることで、また結果は違ってくるでしょう。

ビジネスパーソンが成長するということ

娘の絵本に『おおきくなるっていうことは』というタイトルがあります。子どもが成長するに従って、身の回りのものが小さくなったり、自分より小さな存在に優しくしたりする成長を喜ぶ教育書です。

意識の高いビジネスパーソンであれば、人一倍「成長する」ということに敏感ではないでしょうか? ここでは成長とは何かについて改めて考えてみました。

スキルアップの2つの種類

ビジネスパーソンがスキルアップして成長するには、少しずつ変化する成長と、一気に変化する成長の2種類があります。少しずつ変化する成長を連続的成長とよび、一気に変化する成長を非連続的成長とよびます。

この連続的成長と非連続的成長は、イノベーションを研究するプロセスにおいて生まれた概念です。経済学者ヨーゼフ・シュンペーターはイノベーションの定義をこう述べます。

「いくら郵便馬車を列ねても、それによって決して新しい鉄道を得ることはできない」と。つまりイノベーションには非連続的成長が大きく関係しているということになります。

成長のメリット・デメリットの分類

では連続的成長では革新的なものが生み出されないのでしょうか? ここで双方のメリット・デメリットを比較します。

連続的成長のメリット

・努力した分だけ成長する
・着実に成功する

連続的成長のデメリット

・ある程度までくると成長が止まる
・一気に成長できない

非連続成長のメリット

・一気に成長する
・ステージレベルが上がる

非連続的成長のデメリット

・日々の努力で成長を感じられない
・結果が出ないのでやめてしまう

連続的成長は一気に変化しませんが、着実に変化してきます。一方、非連続的成長は日々の変化は感じられませんが、伸びる時は一気に伸びるという特徴があります。

一気に成長する

成熟社会において成果を出すためには、イノベーションが必要です。イノベーションを起こすためには、非連続的成長がポイントになってきます。そして非連続的成長を起こすためには、日々の努力が欠かせません。日々の努力の積み重ねで、一気に伸びる時が来るのです。

しかし、努力がそのまま報われるほど、世の中は甘くありません。一気に伸びる時が、数年後かもしれないし、永遠にやってこないこともあります。

ポイントは、やりきることです。今の仕事をやり切った上で、非連続的成長が来なければ勝負すべき土俵を変えるのです。完全燃焼してやりきることで、次の土俵で勝負できます。

大成するには?

仕事IQの最終目標は成功することです。成功といっても小さな成功ではなく「大成」することです。では、どうしたら大成することができるのでしょうか?

それはステークホルダーに気持ちよく働いてもらうことです。ステークホルダーとは、利害関係者のことで従業員はもとより、株主、債権者、取引先などを指します。大成するには自分が多少損をしても、まわりの人に得をさせることがカギとなります。

生き残りをかけたビジネスの世界では、人はどうしても“自己中”になりがちです。いかに自分が得をするかを考えてしまいます。

しかし自己中心的な考えでは、人もお金も“天井”が決まってしまいます。ステークホルダーに得をさせ「あなたのためなら一肌脱ぐ」と思わせることが最終的に自分にプラスとなってくるのです。

ビジネスパーソンの失敗の3つの捉え方

人は誰でも失敗します。あなたは仕事で失敗した時どんな反応をしていますか? 実はこの失敗の受け止め方で、その人が成長するかしないかが決まります。

失敗をポジティブに捉える

成長する失敗の捉え方は、ポジティブであることが大きく関わっています。これを心理学で拡張的知能観といいます。

拡張的知能観とは、知能とは安定的ではなく統制可能である・・という考え方です。何か難しいことにチャレンジしても「自分にはできる」とポジティブに考えることです。

反対に、どうせ何をやってもダメだと考えてしまう人のことを固定的知能観といいます。固定的知能観は、知能は安定していて統制不可能である・・という考え方です。

失敗した時に、どうせ何をやってもダメだ・・と思ってしまうと、チャレンジしたり、努力したりする意欲を失います。状況は自分の努力によって変えられると信じている人は、成長しやすいのです。

失敗はビジネスの勉強代と捉える

チャレンジに失敗はつきものです。しかし誰だって失敗はしたくありません。そんな時は失敗はビジネスの勉強代と捉えると、失敗に対してポジティブになれます。失敗の裏側には「機会を与えてもらえた」というメリットが存在するのです。

失敗して恥をかいたとしても、それは勉強代として捉えれば儲けもの。何もしていなければ、その機会すらないのと同じです。成功であれ失敗であれ、自分が成長する機会を与えてもらったことにまずは感謝するべきなのです。

失敗を恐れていては成長は見込めません。子供の成長が早いのは、失敗を失敗と思っていないからです。いちいち落ち込まないから、グングン吸収します。大人も同じく、失敗の捉え方を変えればいいのです。

好きなことなら失敗してもいい

米国の喜劇俳優、ジョージ・バーンズは失敗についてこう述べます。「嫌いなことで成功するより、好きなことで失敗したい」

嫌いなことで成功してしまうと、その後の人生が嫌いなことで埋め尽くされます。それは本当の意味での成功とはよべません。逆に好きなことで失敗したら、そこで終わりにならないのです。好きなことでの失敗は失敗ではなく、ただの現象に過ぎないのです。

「ウサギとカメ」の話があります。あの話は「サボると負けてしまう」という教えですが、実は、裏面の教えがあります。 それが「何を目標にしているか?」です。ウサギは「カメに勝つことを目標にしていた」から負けました。一方でカメは「ゴールを目標としていたから勝てたのです。

つまり、ゴールだけを見据えていれば、その過程で起こることは、現象に過ぎないということなります。失敗にばかり気を取られてしまうのは、ゴールが明確になっていないことが原因かもしれません。

まとめ

仕事IQは、小手先のテクニックでは上がりません。貪欲に実力をつけることです。実力をつけるには「心構え」が必要です。主体性を持って動くことはもちろん、仕事の質にもこだわることで実力がついていきます。

ビジネスパーソンとして仕事IQを高めるには「高さ」にフォーカスすることも重要でした。「目標の高さ」「目線の高さ」「志の高さ」など、高いところに目を向けることで成果を出せるのです。

「自分にはできない」と制限をかけているのは他でもない自分です。「その程度ならできる」と思うことでハードルが一気に低くなります。高さを意識しながら自分を信じることで、仕事IQを高めることができるのです。

100%失敗しない方法など存在しません。そんな方法を探すより「失敗から何を学ぶのか?」という考えを身につけることです。

ところで成長とは、筋トレに似ています。自分に負荷をかけ、それを乗り越えた時に成長できるのです。筋肉は、限界値を超えないと大きくなりません。限界値を超え、それを乗り越えた時に、大きくなるのです。

仕事の成長も人間の成長も、負荷があってこそ伸びていくのです。これらを踏まえると、ライバルは他でもない自分です。自分に負けない限り、人はずっと成長していくことができるのです。

投資やビジネスで成果を出しているマネー研究者の杉田卓哉が書き下ろした、100年先も変わらないお金の稼ぎ方e-book『遊びながら稼ぐ!人生を謳歌する方法~過労死寸前!ブラック企業サラリーマンが脱サラして年商17億円の社長になった4つの秘密~』(52ページPDF)を期間限定で無料公開中。読んでみたい方はこちらから。
http://sugitaya.net/ijje3a97

【保存版】お金を増やす方法3つのステージ・間違いだらけのお金の常識!

お金を増やしたい、お金持ちになりたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人も多いことでしょう。高度成長期の時代は、働けば働いた分だけ給料がもらえ、またその給料も右肩上がりに増えていきました。社会全体に活気がありました。現在では長く勤めているからといって、必ずしも給料が上がるとは限りません。

いまの鬱屈した状態から抜け出そうと、株や仮想通貨に投資をしている人も多いことでしょう。数年前には「億り人」(仮想通貨などの投資によって億単位の資産を築いた人)などという言葉も流行りました。この仮想通貨ブームに乗り遅れた「遅れ人」も、2018年あたりに漸く仮想通貨に手を出した瞬間、相場が大幅に下落し大損した人も多いと思います。あるいは、学生時代に借りた奨学金をまだ返済できいなかったり、親に借金があったりと、程度の差こそあれ皆お金のことで色々な悩みを持っています。

この記事では、お金を増やしたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人に向けて、まずお金についての誤った常識を捨て去り、お金について正しいく学んでその価値を再定義します。次に私の人生を変えることになった、3つの黄金法則について説明します。どうすればお金を増やしていくことができるのかということを3つのステージに分け、各ステージごとにやるべきことを明確にしていきます。

お金を増やすには「貯蓄がリスク」になる時代

高度成長期のときのように、お金を増やす為に銀行に預けていれば数%の利息がつくという時代は既に終わっています。そんな状態にもかかわらず、何も疑問に持たずに銀行にお金を預けているという人はかなり多いようです。「安定した大企業に就職するか公務員になり、使わないお金は貯金しなさい」というような暮らし方は、現在の日本の経済状況には必ずしもそぐわない考え方と言えます。日本円での預貯金は価値が目減りしていく可能性が高いからです。

今の時代には合わない過去のお金を増やす常識を捨てるべきです。そして理想とする人生設計に向かって行動を起こしましょう。今よりもっと多くの収入を得て、お金や時間に縛られない生活を送っていきたいと思うのであれば考え方を変え、思い込みを解放して心のブレーキを外し、失敗を恐れずに進んでいく必要があります。

お金に固執する人は、お金に振り回され、結果的に幸せになるチャンスを逃してしまいます。これからの資産防衛のためには、自ら知識を集め、古い常識を再構築して進んでいく必要があります。数十年後も安心して暮らしていくためには、働かなくてもいいだけの資産を築くか、労働以外の方法で収入を得る方法を自分自身で会得する必要があるのです。

日本では、お金は「労働の対価」としてお金を受け取るように教育されていますが、お金は本来「労働の対価」として受け取るものではなく、「価値提供の対価」として支払われるべきものです。であるならば、労働以外の方法で「価値提供の対価」として収入を得る、例えばアパートや駐車場を貸し家賃収入を得て暮らす、ということは恥ずべきことではないのです。

2.お金を増やし、人生を変えた3つの黄金法則

私の人生を変えた、下記の「3つの黄金法則」について説明します。
(1)労働集約型の収入からの脱却
(2)マネーを守ろうとすれば減り、正しく使えば増える
(3)お金はグローバルに見ることが必要
それでは順に1つずつ見ていきましょう。

(1)労働集約型の収入からの脱却

学生時代にITベンチャーでアルバイトをしていたときに、人を使って労せずに売り上げをあげる仕組みを作ったこと、また社会人になって建築業界に就職して遊休土地に建物を建て、それをテナント企業に貸し出すという仕事をしたことで、自らが働かなくても継続的に収益を得られる方法のヒントを得て、その後に自分でもできるそうした手法を模索しました。

このような経緯から紆余曲折を経て、お金を増やす為に不動産投資に参入することになったわけですが、不動産投資には、①会社を辞めずにできること、②労働集約型でないこと、③継続的な収入を得られることという、私が事業を行なうために求めていた全ての要素が含まれていたのです。

(2)マネーは守ろうとすれば減り、正しく使えば増える

ところで、マクロ的な観点で見ると、お金を貯め込んでいては市中にお金が回らなくなるので、経済は停滞します。だから、あとで自分たちに返ってくることが期待できる投資のための出費は惜しまないようにすべきでしょう。また、費用と対価の関係を理解しているからこそ、私は外注先の業者や、コンサルタントには、正規の値段をきちんと支払います。

(3)お金はグローバルに見ることが必要

さらに投資をするにも、お金を使うにも、世界中から最適なものを選ぶことが、お金を減らさないためにも理想といえるでしょう。日本は特に島国なので、どうしても日本国内だけで全てが完結し、一生日本から一歩も出ないという人もいますが、これからはグローバルで物事や特にマネーを考えていかなければなりません。

お金を増やす第1ステージ:年収+αを目指す方法

さて十分な資産を作ったら、何がしたいのかという目的を確認し、常に意識をするようにしましょう。資産を作るためには、まずは元手となるお金を確保する癖を身につけましょう。次に給与以外にも収入を得る方法を手に入れ、事業資金を生み出すようにします。

財産形成の基本中の基本は、貯蓄を習慣化することです。習慣化するために大事なことを2点挙げると、以下となります。

① お金の流れを可視化すること
② 貯蓄を優先し、残ったお金で生活をすること

お金の流れを可視化をすることで、自分をとりまくお金の流れを把握する習慣を身につけます。貯蓄を優先し、残ったお金で生活するということは、収入から支出を引いて残った分を貯蓄に回すということではなく、収入から一定額を先に貯蓄に回し残った額で生活するということです。

このとき保険や財政貯蓄であれば、口座から引き落とされたり給料から天引きされるので、強制的に貯めることができます。「貯める習慣」が身についていないと、収入がいくら増えたところで、増えた分だけ浪費してしまいます。

節約+複業でまずは100万円を貯める

年収+αの「α」部分を稼ぐために、本業とは別に事業(ここではわかりやすいように「複業」とします)を、節約+複業で100万円貯めましょう。複業を選ぶ際の注意点をあげます。

時間の切り売りはしない
在庫がない、または少量で済む
元手がいらない、または少額で済む
趣味や特技を活かす
自分に合ったものを見つける

ここまでできれば、第1ステップは終了です。

お金を増やす第2ステージ:ステップアップするための投資術

投資とは、お金や時間といったリソースを投じてリターンを得ようとすることをいいます。投資の主な手段としては、金融商品や貴金属などが挙げられます。

投資をする上で最も大切なこと

投資をする上で最も大切なことは、元本を減らさないことです。失ったお金を取り戻すことは、お金を増やすことよりも難しいからです。金融商品の基礎知識として、運用に関するもの、買い方に関するものについて、説明します。

まず、運用について知っていて欲しい知識として、「複利の効果」があります。ある一定の期間に、元本に対して一定の割合で増え、それを繰り返していく運用方法を単利というのに対し、複利とは、運用によって増えた部分(利息)を元本に追加していく運用方法です。単利は足し算で増えていくのに対し、複利は掛け算で増えていきます。

金融商品の買い方としては、一定期間、一定金額を積み立てていくドルコスト平均法がおすすめです。商品の価格が高いときは買う量が少なくなり、商品の価格が低いときは、買う量が多くなります。元本を減らさないために、資産を分散(分散投資)させることも必要となります。

分散投資についての考え方

分散投資の考え方に資産三分法があります。資産を現金、不動産、株式・債権など金融商品の3種類に分けて運用する方法のことです。具体的に、どういった金融商品に投資をすれば良いのでしょうか? 例をあげてみましょう。

預金(利率の高い新興国であればおすすめ度:○)
株式(おすすめ度:△)
ファンド(おすすめ度:△)
保険(高い返戻金率、高配当ならばおすすめ度:○)
仮想通貨(おすすめ度:×)

お金を増やす第3ステージ:リタイアを目指す資産運用

リタイアを目指す資産運用、つまり生活するのに十分な収入をマネーに稼いでもらう方法です。百万円単位の資金では、運用で給与所得以上の収入を得ることはできません。

そこでレバレッジ(てこの原理)を使い、自己資本だけでなく他人の資本を使う、つまり借り入れで不足分を補います。自己資金を元手に借りたお金を加えることで、資産規模を一気に拡大します。資産の例としては、

不動産(住居、駐車場、事務所など)
コンテナ(ストレージ)
コインランドリー
トランクルーム
船舶
フランチャイズ店舗
ウェブサイト

この中でも比較的多くの人に取り組みやすいのは不動産です。すでにノウハウが確立されていることや、マイナス金利下で金融機関が融資を出してくれやすいことが主な理由です。

お金よりも時間の方が重要

それと、この第3ステージにおいて私が是非お伝えしておきたいことがあります。それは、お金より時間の方が大事という事実です。お金は失っても、取り戻せるチャンスはいくらでもありますが、時間を失ったら、2度と取り戻すチャンスは訪れないからです。

時間のほかにも、お金で買えないもの、例えば「友情」や「愛」のようなプライスレスなものはお金より大切ですし、人生の中で優先度の高いタスクであるべきです。お金で買えるものは、お金さえ稼げるようになったらいつでも買えるから、です。

お金を増やすための正しい知識を身につけるためのまとめ

以上、お金を増やしたい、お金持ちになりたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人に向けた、お金について正しい知識を身につけるための記事はいかがだったでしょうか?あなたの行動を縛っているのは、あなた自身です。お金についての間違った常識を捨て去り、正しい知識を身につけたら、あとは信じた道を実現するための行動に移すべきです。

そのためには、マネー・リテラシー(投資や金融に関する知識や判断力)を高めることが必要です。ければなりません。今までのように、マネー・リテラシーが低いままでは、お金持ちになるどころか、国にお金を搾取され続けることになります。

自らの資産を守るためには、自ら知識を集め、マネー・リテラシーを高めていかなければなりません。資産を守ることは大切ですが、お金があるから幸せになるとは言い切れません。お金はあくまで手段であり、目的ではないからです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。この記事は、2018年4月に発行された私の著書『外貨積立から不動産投資まで 今すぐ資産を増やす「マネー新常識」』(サンライズパブリッシング)を一部抜粋し要約したものです。

お金について、さらに理解を深めたい方は『お金に追われる生活からいますぐ脱出する方法』という、私が書いた22ページのPDFレポートを期間限定で無料公開しています。読んでみたい方は、以下のダウンロードボタンからお申し込みください。
https://en-joylife.net/dlbook-money/

独身女性が不動産投資に向いている7つの理由と公庫融資の5つの特徴

いまは多種多様な自由選択ができる時代です。独身女性も例外ではなく、自分の幸せについても自由に設計することができます。その一方で、自分ですべてを選択する時代だからこそ、男女の差も言い訳にできない厳しい状況に身を置いていることも事実です。
ちなみに、

✔︎ 自分で自由に使えるお金を確保したい
✔︎ 給料+アルファの収入が欲しい
✔︎ 働き詰めでなく自分の時間も欲しい
✔︎ 老後もお金のことで苦労したくない

このように思う若い独身の女性も多いことと思います。自分の人生を変えるのは自分自身しかいません。あなたの将来、例えば5年先や10年先をより豊かにするための選択肢として、不動産投資を志す独身女性も急増しています。

そこで、この記事では主に独身の女性が不動産投資をする時、

■ 女性に融資してもらえるのか?
■ その融資の条件は?
■ どんな物件を買えばいいのか?

などの不安が多々あると思いますので、独身の女性が融資を活用した不動産投資で成功するために必要な情報をまとめてみました。

独身女性にこそ不動産投資が向いている7つの理由

平成29年度の厚生労働省発表の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳となっており、その男女差は6.1歳あります。また、夫婦の年齢差の平均は同じく2.2歳と公表されており、つまり平均的には夫の死後、妻が8.3年くらい独りで生存する計算になります。

男性より長寿の傾向があるからこそ、独身女性に限らず女性の場合、特に将来のお金に対する不安が大きくのしかかります。老後や、夫が早逝した場合に、その後どうやって生活していけばいいのだろう? そんな不安がある女性には、解決策の一つとして不動産投資という選択肢があります。

ここでは、女性こそ不動産投資に向いていると思う7つの理由について、以下に説明していきます。

1.女性創業支援融資を利用する

日本政策金融公庫では、独身女性、既婚女性に限らず、女性で35歳未満か55歳以上の人の中で、 新たに事業を始める方や事業開始後おおむね7年以内の方に融資を行なっています。融資の限度額は7,200万円(うち運転資金 4,800 万円) まで、また返済期間も最長で20年と長く、女性など属性面で民間の市中銀行からなかなか相手にしてくれない事業者の心強い味方が日本政策金融公庫と言えるでしょう。

実際、私の知人の不動産投資家も、当時は独身OLでしたので、年収も低く社会的な信用面では強い属性ではありませんでした。不動産会社や銀行からも相手にされなかったそうですが、積極的にいろんなセミナーや大家会などに出向いていって情報を収集していたところ、「独身女性のOLなどの社会的弱者が不動産投資する場合は公庫が優しいらしい」という意見を多くもらえて、公庫の門を叩いて晴れて不動産投資家デビューを果たせたそうです。

その際に適用してもらったのが女性の創業支援枠という融資制度で、特例の条件を満たせば融資期間を長く伸ばしたり、建物部分の金利を優遇してもらえたりします。

2.私設年金がわりとしての不動産投資

近年では、女性が男性と同じように社会進出して働くことができる環境が整ってきています。が、それでも男女間の賃金格差は今なお大きく、女性の平均賃金は男性の6~7割程度になります。

もちろんこれは、結婚や出産といったライフイベントから来る長期休職や時短勤務などの影響や、そのほかにも夫の扶養に入るため敢えて勤務時間を減らして労働する、といった固有の理由も背景には大きく存在すると思われます。

それでもやはり、そうした背景から昇進や昇格といった機会において、男性に比べて女性が不利なケースは未だ多いと予想されます。賃金が低ければ、その分年金も少なくなってしまい、ただでさえ長寿が予想される女性にとって、老後の資金面の不安は当然降りかかることになります。

そこで、公的年金ではまかないきれない生活費の不足分を、家賃収入などの副収入で補うことは非常に有用な手段であると考えます。

3.他の投資に比べてリスクが少ない不動産投資

投資というと、毎日マーケットの値動きを毎日気にしていないといけないイメージが強いですが、不動産投資では短期的な値動きがないため、そのような心配は要りません。

株やFXなどは安く買って高く売るという「売却利益」を目的とした投資手法であり、ボラタリティー(価格の変動幅)に依存する投資です。リターンが大きい反面、リスクも当然大きくなります。

一方、不動産投資は売却益だけでなく、毎月得られる「家賃収入」というインカムゲインを主目的にした投資です。家賃収入は景気や経済政策、社会情勢等による影響を短期的にはほとんど受けません。

もちろん、長期サイクルでは、経済動向やエリアの人口動態または賃貸の需給バランスなどによって、家賃下落する場合もありますが、来月から急に家賃が数千円あがったり下がったりするものではありません。

そのため他の投資手法に比べて不動産投資は、比較的安定した投資運用ができ景気の動向に左右されない家賃収入を収入源とできる点がメリットであり、女性にも向いた投資手法と言えます。

4.独身女性でも可能!少額からでも始められる

不動産投資は、数千万円単位の不動産という高額の資産を取得して始めることから「お金がないとできない」というイメージが付きまといますが、実は少額でスタートすることも可能です。

なぜなら不動産には、それそのものに資産価値があるため、収益不動産の購入にあたっては銀行などの金融機関からの融資を受けて、取得することができるからです。

そのため、不動産投資家は例えば購入時にかかる手数料や登記費用などの諸費用のみを拠出するだけで高額の不動産を取得することもできます。

もちろん、これは銀行からの物的評価、人的評価が高くなければできませんが、少額の負担で購入している不動産投資家が多いということは、女性にとっても心強いポイントになります。

5.独身女性だけじゃない!OLでも子育てママでもできる

同じ副収入でも日々の生活を圧迫する労力では、子育てで忙しい女性にとってはかなりの負担となります。一方、不動産オーナーの仕事は物件の管理業務がほとんどで、かつ、この業務は管理会社に委託することが可能です。

そのため不動産投資は仕事や子育てを優先しながらでもできる副業として最適です。日々の生活に追われる女性だからこそ心身に余裕を持てるような副収入を構築することが必要といえます。

6.女性目線での物件選定ができる

不動産投資は、生活の場を提供するビジネスです。働きに出る男性よりも女性の方が普段の生活に密接であり、たとえば入居者が部屋を決める場合でも、特に水回りの機能性など女性主導で決めるケースも多いです。そういう意味では、実際に住んでみてどうなのかを想像しすることが物件選定にも生かされます。

女性ならではの視点として「ゴミ集積場がない」「収納が少ない」「デッドスペースが多く使いづらい」「水回りが使いにくい」「洗濯機が室外で不便」「洗濯物を干すバルコニーが狭すぎる」「駅からの道中に街灯が少なく治安が不安」「スーパーが近所になく生活に不便」など、入居者目線での問題点を可視化することが可能でしょう。

7.独身女性は結婚後も安心。労働収入ではないため家事との両立が可能です。

男女の労働機会の均等化が進んできたとは言え、それでもまだまだ女性が定年まで継続して仕事を勤め上げることは少ないです。やはり結婚・出産・子育てなどのライフイベントにより仕事の戦線から離脱することがどうしても多いためです。

一方、不動産投資で得る収入は労働を対価として得るもの性質のものではないため、入居者がいる限り安定した収入を受け取ることができます。つまり空室率の低い安定した賃貸需要のある物件を選ぶことができれば、独身女性に限らず家事や仕事との両立もできるのです。

女性に優しい日本政策金融公庫の5つの特徴

日本政策金融公庫は原則、投資目的の融資は行いません。しかし、家賃収入を得る不動産投資は「不動産賃貸事業」として、融資対象となります。もちろん企業だけでなく個人でも事業(個人事業主)とみなしてもらえます。

ここからは、女性などに優しい日本政策金融公庫の特徴について説明します。

1.2000万円までの無担保融資枠

日本政策金融公庫は国の金融機関ということもあり、その評価制度は比較的厳しめです。基本的には積算価格(原価法)の5~6割までしか評価自体は伸びません。

しかし評価が足りない部分は、無担保の融資枠で補うことができると特徴があります。その組み合わせにより、物件や条件によってはフルローンでの借入れも可能になります。

2.融資限度額は4800万円

国民生活事業の融資枠としては、ホームページによると上限は7200万円とされていますが、収益不動産への融資は通常4800万円が上限となります。

また4800万円未満であっても、額が大きくなるに従って審査ハードルは高くなりますこで、なるべくなら2000万円台の物件を購入する際に、公庫を利用するのが良いでしょう。もっとも女性の不動産投資では、比較的借入額を抑え目にしたい、という要望が多いため、この国金の融資枠がちょうど良いのかもしれません。

 

3.融資可能エリアが広い

公庫国民生活事業の3つめの特徴は、融資可能エリアが広い、という点です。これについてはやはり政府系金融機関というだけあって、融資可能エリアが全国に及んでおり、主要都市に支店が配置されています。

ただし沖縄県については、日本政策金融公庫の支店は設置されておらず、別組織の沖縄振興開発金融公庫という国の金融機関が設置されています。

それ以外のエリアは、日本公庫が網羅していますが、過疎地域や市街化調整区域などの評価が伸びないエリアももちろんありますので、その点は注意が必要です。

4.有利な条件で借りることができる

属性が低くても、もしくは新設法人でも借りられるのが日本政策金融公庫国民生活事業の特徴ですが、この理由は本来公庫の位置付けが、個人事業主や中小企業などを支援する・・という政策に沿った融資方針を打ち出しているからです。

そのため前述した独身女性や既婚の女性・若者・高齢者などの、いわゆる弱者でも積極的に融資を検討してくれます。この点も独身女性にも嬉しい制度と言えそうです。

金利や期間などで優遇を受けることも可能で、具体的な条件としては、金利も1.5%前後での固定金利、期間も通常10年の設定のところを15~20年の延長が適用されるケースもあります。これにより、不動産投資としてのキャッシュフローは大きく改善することになります。

5.法定耐用年数超過にも寛大

また、公庫融資の最大の特徴とも言えるのが、この法定耐用年数に比較的寛大であるという点でしょう。

それにより、木造築古物件にも融資がおりる可能性があります。私が初心者にオススメしているのが、地方の木造築古高利回り物件です。これは、地方築古というネガティブな点により高利回りを実現するためですが、地方や築古という点は、ほかの条件等によりカバーできる要素だからです。

この投資法にうまくマッチするのが、日本政策金融公庫国民生活事業の融資であり、これを活用することによって、その後の不動産投資を加速させる初動の原動力になり得るでしょう。

まとめ

生命保険の業界でも「長生きのリスク」という言葉があるように、現代では平均寿命が長寿化しています。それに伴い、国の公的な年金制度だけでは安心した老後を迎えられなくなりつつあります。

また既婚の女性の場合は、夫に先立たれたあとの生活費について、今後大きな課題になってくるものと予測されます。そのため、将来の自分を今の自分が守るという意識は必要で、本業や年金に加え、副収入を作っておくことが望ましいです。

とは言え、仕事や家事、育児などに忙しい独身女性や子育てママは、なかなか副業と言っても簡単にはできません。また、投資はリスクも付きまとうことから、性格的に出来ないという女性も多いでしょう。

この記事では、そんな女性にとって比較的取り組みやすい不動産投資という手法を紹介し、独身、既婚の女性に不動産投資が向いている7つの理由を解説しました。

また、独身女性や既婚の女性が不動産投資を始めるにあたって、具体的な融資の調達先として、女性にも優しい日本政策金融公庫での借入条件など5つの特徴を解説しました。結論としては、女性の場合とくに日本政策金融公庫の国民生活事業で資金を借りて、2000万円台の高利回りの木造築古アパートを購入することをオススメしました。

しかしそれ以外にも、よりリスクを回避したい人なら、もっと小さな不動産投資から始めることもおすすめです。具体的には300~500万円程度の安い築古戸建てを購入し、リフォームして貸し出す、という手法です。

規模は小さいものの、より安全にしかし着実に資産を構築して行けるこの手法も、女性には人気のある不動産投資といえます。ただ、一棟アパートや一棟マンション投資に比べて、規模拡大するのに時間は掛かってしまうというデメリットはあります。

どちらの投資手法が良いかは、自身の資金計画やリスクに対する考え方によっても大きく変わってきますので、さらに深く勉強をしてから不動産投資を始められることをお勧めします。

不動産投資について、より理解を深めたい女性に向けて私が書いた『女性が不動産投資で成功するためのコツ』という30ページあるPDFレポートを期間限定で無料公開しています。読んでみたい方は、下記のURLよりダウンロードしてください。
https://en-joylife.net/dlbook/