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お金

タックスヘイブンの税制とは?税金の逃げ道

「タックスヘイブン」金融・経済に関する知識に明るい人であれば聞き馴染みのある言葉だと思います。

しかし、そうでない人からするとパナマ文書に関するニュースのときに見聞きしたくらいで、ちゃんとした意味は知らないのではないでしょうか。

「ヘイブン」=「ヘブン」ではありません。

ですから、タックスヘイブンは税金や税制を好き勝手できる税金天国とはなりません。

タックスヘイブンの「ヘイブン」には「避難地(所)」・「安息所」といった意味があり、「タックス」と合わせると「税金の避難地」となるわけです。

日本では租税回避地と呼ばれることが多いです。税金を回避するとなると違法のように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。

税金がないか、もしくは低い地域や国の税制を法にしたがい利用すれば問題のない節税方法だからです。

近くではシンガポールや香港がそれにあたり、その他にもケイマン諸島などが有名です。

なぜ、タックスヘイブンを利用するのか?

タックスヘイブンを利用する目的としては節税か、犯罪行為にはなりますが脱税が良く挙げられます。

どちらにせよ税金を安く抑えるために利用されているイメージです。

例えば自国では30%も税金がかかるのに対して、タックスヘイブンでは全くかからないか20%以下になるとなれば、それを利用しない手はないですよね。

この点が企業や富裕層にとってはメリットになるのです。

 

しかし、ただ税金が安くなるからというだけでタックスヘイブンを利用しているわけではありません。

タックスヘイブンと呼ばれる国や地域は共通した特徴を持っています。

まず一つ目は、もちろん税金がかからないか、税率が低いという点です。

この点に関しては4つに国や地域を分類することができます。

法人税のみならず所得税や相続税もかからない無税国、シンガポールの17%、香港の16.5%のように税率の低い低税率国、それから国外源泉所得非課税国と租税特典国です。

国外源泉所得非課税国とは、国外で所得が発生しても、それに対して課税をしない国や地域を指します。

ちなみに日本を含む多くの国で採用されているのが全世界所得課税方式で、この方式だと国外での所得に対しても課税されます。

租税特典国は、特定の条件を満たせば減税ないしは免税をする税制を採用している国のことです。マレーシアやミャンマーなどが該当します。

 

二つ目は規制が緩いという点です。

端的に言ってしまえば、干渉されないのです。

日本では税金に対して監視の目は厳しく、手続きも複雑ですが、タックスヘイブンでは規制が緩いので日本のようにはなりません。

その規制の緩さを示す事例として銀行での口座開設があります。

タックスヘイブンで口座を開設する際には、個人を特定できる書類の提出が求められないのがほとんどなのです。それだけでなく会社の設立も簡単にできてしまいます。

 

さらに特徴はこれだけでなく、三つ目として秘匿性の高さが挙げられます。これは個人情報保護を目的としているノミニー制度の利用を主に指しています。

この制度では、第三者名義で法人登記ができてしまうだけでなく、代理人名義で法人の設立から運営までが可能となります。つまり、本人の情報を明かす必要がないのです。

また国や地域によりますが、当事者以外が口座情報を詮索することを禁止していたりもします。

最後に挙げられる特徴としては、実質的な経済活動を求められない点があります。

どういうことかというと、タックスヘイブンである国や地域に住所を置いているだけで良く、実際の経済活動は求めないということです。

つまりは会社の設立にあたって建物などは不要で書類だけで問題がないのです。

そして、これらの特徴を上手く活用することで特に法人はさまざまなメリットが得られるのです。

 

その一つが事業におけるスピードです。

規制が緩く、書類さえあれば会社が簡単にできてしまうので、展開にスピードが求められる事業には最適な場所となります。

もう一つが二重課税を確実に避けるためです。

国外で所得が発生すると、自国と国外とでそれぞれ税金が課せられ二重課税になる可能性があります。

しかし、ほとんど税金の課せられないタックスヘイブンを利用していれば、そのリスクがほぼなくなります。

それから、秘匿性の高さを生かして公務員や富裕層が公には知られたくはない投資活動などを行っています。

このように単純に税金が安くなるからだけでタックスヘイブンを利用しているわけではないのです。

指摘される問題点

上記で挙げたタックスヘイブンの特徴を活用して合法に活動する分には犯罪にはなりませんが、問題がないわけではありません。

真っ先に指摘されるのが「マネーロンダリングの温床」になる点です。

合法に活動する分には犯罪にはならないと述べましたが、そもそも活動に使われる資金が犯罪によって得られたものの場合があるのです。

それは、銀行の口座開設や会社設立が個人を特定することなく容易にできる上に、それらの情報が固く守れているからです。

これらの点を利用し、犯罪で得られた資金を出所不明のお金としてしまうのです。

問題はこれだけではありません。

 

もう一つ大きな問題として指摘されているのが、「税金逃れ」です。

この問題はパナマ文書によって広く知られるようになりました。

パナマ文書にはタックスヘイブンであるパナマを利用して税金逃れをしていた企業や個人の情報がその証拠とともに記載されています。記録は1970年代からされ、1150万件にも及ぶ情報が公になりました。

タックスヘイブンを合法に節税するのは、利用する企業や個人にとっては喜ばしいことですが、国にとっては税金を取り逃がしたことになります。

しかし、合法な行為である以上責めるのは難しいです。

 

それよりも問題なのは合法に見せかけた行為です。それにあたるのが、「ペーパーカンパニー」です。文字通り書類上だけの会社で活動実態がありません。

そのような会社を設立しやすいのがタックスヘイブンの特徴でしたよね。

その特徴を利用して形だけは合法の会社を設立するのです。

その結果、タックスヘイブンにペーパーカンパニーを設立したり、住所だけを移したりしている企業や個人はどこにも納税しなくて済みます。

この点が税金逃れとして強く非難されています。

見せかけだけ合法とは?

 

上記で話したような見せかけだけ合法になる行為を「租税回避」と呼びます。

そして、この行為は罰せられることがありません。

なぜなら、税法上で予想していない方法で納税を回避する行為を指しているからです。

つまりは法の抜け穴を活用した課税逃れです。

どんなに不自然に見える行為をとったとしても、それに対して課税する法律がなければ罰することができないのです。

 

それとは違い、明らかに違法とれる行為を働いて課税を逃れようとするのが脱税です。

ですから、経費の架空計上や所得の圧縮などの脱税行為が発覚すると、罰則を受けることになります。

罰則としては、修正申告をしたときなどの延滞税、過少申告をしたときなどの加算税といった課税をされるものと、確定申告を期限内に提出しなかったり偽ったりしたときに受ける刑事罰とがあります。

 

刑事罰は懲役刑か罰金刑となっていて、その内容も最低でも5年以下の懲役か、500万円以下の罰金と決して軽くはありません。

租税回避や脱税といった方法をとらなくても問題なくできるのが節税です。

節税は法律に沿っての行為ですから、何ら咎められるようなものではありません。

むしろ、積極的に取り組んで余計な税金を払うことなく、ゆとりのある資産の運用をするべきでしょう。

最後に

タックスヘイブンの利用の大半は租税回避にあたります。

租税回避は現状として罰せられる法律や税制がないというだけです。

実際、タックスヘイブンに対する国際的な目も厳しくなってきています。

ですから、現状罰せられることがなくても自国や国際的な風向きが変われば、すぐさまに脱税行為とみなされる可能性が十分あります。

そうなれば最悪の場合、刑事罰に処されます。

 

つまり、法律の範囲内でタックスヘイブンを利用するのは自由ですが、租税回避のようなグレーゾーンの行為をするならば専門的な知識と「罰せられるかもしれない」という覚悟を持つ必要があります。

それが無理なら決して足を踏み入れないでください。

金運アップは睡眠が重要?運気をアップさせるための睡眠ポイント

この記事では寝室の影響を受けやすいと言われる睡眠におけるNG行動や金運アップのための方法についてご紹介していきます。

ちなみに、金運を上昇させるためには睡眠が重要であることをご存知ですか?

睡眠中は寝室のパワーの影響を受けて運気が左右されます。金運をアップさせるためにも寝室の空間作りや寝具、パジャマにこだわり、金運アップを目指しましょう。

金運をアップさせるために風水や生活習慣の改善を考えている人もいるでしょう。

中でも睡眠は生きる上でも大切な生活習慣の1つです。今回は、

金運がダウンする寝室の特徴や、金運をアップさせるための睡眠ポイント

をご紹介します。

 

睡眠中は寝室が持つパワーの影響を受けやすい

睡眠中は寝室が持っているパワーの影響を受けやすいと言われています。

リビングやキッチンとは違い、毎日寝るだけの空間になりやすい寝室ですが、実は人生では1/3もの時間を過ごす場所です。

寝ているだけなのであまり実感がない人も多いですが、意外にも1日の中で過ごすことの多い空間なのです。

寝るだけなのでインテリアにもこだわらず、ベッドを置いているだけの人もいるでしょう。

しかし、リラックスするためにも寝室にはこだわりを持つことが重要となります。

例えば、旅行の際に上質なホテルで過ごすとよく眠れる、といった経験はありませんか?

それは、照明の明るさや香り、インテリアで使用している家具の色や素材などが落ち着いて過ごせる空間を作り出しているため、良質な睡眠を促していると考えられます。

寝室の雰囲気によって睡眠の質にも影響を与えるため、運気を上げるためにも寝室の空間作りを考え直してみましょう。

運気をダウンさせる3つの寝室タイプ

ロフトの寝室

ロフトを寝室にしていると運気をダウンさせてしまいます。

ロフトがあると、部屋に布団を敷かなくても良いので来客時に生活感を出ず、寝室として利用している人も多いでしょう。

しかし、ロフトの本来の目的は荷物を置くことです。

普段は使用していない荷物を置くことで、部屋をスッキリさせることができ風水的にも良い影響があるでしょう。

しかし、ロフトを寝室代わりにしていることで自分を人間ではなく荷物扱いしていることになります。

それでは運気を上昇させることができないので、寝室として利用することはせず、本来の荷物を置く空間として利用するようにしましょう。

東または南に押入れがある寝室

朝の陽射しや昼間に浴びることができる太陽の日差しは東や南の窓から寝室に入っていきます。

しかし、東や南に押入れがあることで日差しが入ってこず、運気をダウンさせてしまうのです。

光が届かない寝室は、睡眠中に良い運気を吸収することができなくなってしまいます。

対策としては押入れの扉を開けておくことが有効なので、扉を開けて風通しを良くしておきましょう。

寝室の真下がキッチンや風呂場

寝室の真下にキッチンや風呂場があると良い眠りを促すことができません。

火や水を使う場所は運気の乱れを引き起こします。

その真上に寝室があることで、同じような影響を受けてしまうのです。

寝室を違う場所にできるのであれば移動し、できないのであればベッドの位置をシンクやコンロの上から離して設置しましょう。

金運ダウンにつながる睡眠

部屋着で寝る

スウェットやジャージは楽なので就寝時にも着ている人は多いですが、金運ダウンにつながります。

上質な睡眠をするためにも、パジャマを着て睡眠し金運アップを狙いましょう。

枕カバーの代わりにタオルを巻く

枕カバーとしてタオルを枕に巻いていると運気がダウンしてしまいます。

枕カバーが汚れてしまわないよう、タオルを巻いている人もいるでしょう。しかし、枕専用のカバーをつけることで枕としての機能を最大に発揮できます。

また、洗いたてのカバーを使うことで金運ダウンを引き止めることができるでしょう。

就寝時間が23時以降

就寝時間が23時以降だとその日の厄を次の日に持ち越すと言われています。

仕事上23時の就寝が難しいのであれば、就寝の準備だけでも23時までに終わるよう心掛け、少しでも厄をリセットできるようにしましょう。

睡眠前にやっておきたい金運アップ法

パジャマにこだわり体を休ませること

こだわりのパジャマを着て寝ることで、ゆっくりと体を休ませることができ、新しい運も補給することが可能です。

寝ている時には、体からその日に浴びた厄が放出していきます。

パジャマが厄を吸収していくので、パジャマであっても毎日洗濯をするようにしましょう。

パジャマの素材に関しては、コットンやシルクなどの天然素材にこだわることも重要です。

化学繊維のパジャマは火の気が強いのでストレスが溜まりやすくなってしまいます。

上質なパジャマを着て就寝することで、金運もアップしていくでしょう。

ちなみに、イエローのパジャマは金運アップに有効なので金運を上昇させることに役立ちます。

寝室や寝具は常に清潔に

寝室や寝具を清潔に保つことで運気アップが望めます。

上記でも紹介したように、寝ている際にはその日浴びた厄が放出されます。

パジャマだけではなく寝具も吸収するため、清潔に保つことを心掛ければ新しい運を引き寄せられるでしょう。

また、寝室が汚れていると陰の気が漂ってしまいます。

陰の気が漂うことで金運だけではなく、その他の運も上がらなくなってしまうので不運が続いてしまう可能性が高いです。

陽の気を引き寄せるためにも、寝室は綺麗に整頓しておくことを心掛けましょう。

鏡や鋭利なもの、使わず放置したままのものを置かない

金運をアップさせるためには、鏡や鋭利なものだけではなく、使わないものは放置しないようにしましょう。

鏡は睡眠を妨げる原因となります。

どうしても鏡が必要な場合には寝ている自分が映らないように向きを変えることや、鏡にカバーをかけて上質な睡眠を促しましょう。

また、物が多いとゆったりとした気持ちで過ごすことができません。

睡眠を妨げる原因にもなるので、寝るために関係のない物は極力置かず、置いたとしても整理整頓しやすいよう工夫してみてください。

観葉植物を置いて運気アップ

観葉植物を置くことで運気をアップさせることができます。

寝室に観葉植物があることで、不足しているパワーを植物から吸収することも可能です。

例えば、モンステラやポトス、金のなる木は風水で金運アップに良い影響を与えると言われています。

枯らすと効果がなくなってしまうので、枯らさないように元気に育てることが重要です。

お気に入りの観葉植物を寝室に設置して、癒されながら金運もアップさせましょう。

財布や貴金属は枕元のボックスで休ませる

財布や貴金属は枕元に置くことで金運を上昇させることが可能です。

カバンの中に入れておいたまま放置することや机の上に置いたままであれば金運は逃げてしまいます。

財布や貴金属に関しては落ち着いた空間を好むので、落ち着いて過ごせる寝室の枕元に置き、金運を上昇させるのです。

その際にはくれぐれも枕元に財布や貴金属を放置しないようにしましょう。

整理整頓が大切なので、必ずボックスの中に入れて保管してください。

寝る前にスマホやテレビの操作は控える

寝る直前までスマホやテレビを見ることは控えましょう。

寝る前は心をリラックスさせることが大切です。

スマホやテレビを見ていては人だけではなく寝室も休むことができません。

寝室が厄を吸収してくれなくなってしまうので、金運もダウンしてしまうでしょう。

良質な睡眠を取ることも重要なので、最低でも寝る1時間前からの操作はなるべく控えてみてください。

ただ、スマホに金運アップの画像などを待ち受け画面にするのは良い方法です。

寝る前にその日の良かった出来事を思い出す

就寝前には布団の中で良かった出来事を思い返すことも金運アップにつながります。

嫌なことを思い出してばかりいると、陰の気が多くなり運勢がダウンしてしまうでしょう。

良いことを思い出すことで、睡眠中に良い運気を取り入れやすくなるので、楽しかったことや幸せだったことを思い出してみてください。

北枕で寝る

金運をアップさせたいなら北枕で寝るようにしましょう。

北枕は縁起が悪いと聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

しかし、風水では西と北が金運アップの方角と考えられています。

西はお金を呼び込む方角で、北は貯金に効果的な方角であり、風水においては北枕が金運アップに最適な方法です。

金運アップを願っているのであれば北枕で寝ることから始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

金運アップのためにも睡眠は重要となります。

運気をダウンさせてしまう寝室にならないためにも、整理整頓を心掛けて綺麗な寝室を保つことが大切です。

今回ご紹介した睡眠前に行う方法を実践し、金運アップを目指してみましょう。

金運アップに強力なおすすめ画像17選・待ち受けにするだけでOK!

金運をアップさせる方法の1つとして「画像」があります。

スマートフォンやパソコンの待ち受け画面、壁紙に設定することで金運が上がるというおまじないです。

しかし、どのような画像を選択することで効果が得られるのか分からない方も多いでしょう。そこで今回は、下記の2点をポイントにご紹介していきます。

・運勢を上げるための画像を選ぶコツ
・金運アップのおすすめ画像

手軽に金運をアップさせたいのであれば、ぜひ今回の記事を参考にして画像を取り入れてみてください。

運勢を上げる待ち受け・壁紙画像を選ぶコツ

自分が求める運気を選ぶこと

運勢を上げるためには、自分が求めている運気を選ぶことが最も重要です。

運勢を上げる画像と言っても、願いの種類によって様々な画像があります。そして、人によっても様々な願い事があるでしょう。

金運、恋愛運、仕事運など、複数の願い事がある場合は一番叶えたい運勢の画像を1種類だけ選ぶことが重要です。

全ての願いを叶えたいからといって画像を組み合わせて待ち受け画面に設定したとしても、画像から強力なパワーを得ることはできません。

金運であれば金運に良いとされる画像だけに絞って設定し、1つずつ願いを叶えるようにしましょう。

自分にとって見て心地良いと思える画像を選ぶ

画像を選ぶ際には、画像を見た時に『心地良い』と思えるものを選びましょう。待ち受け画面に設定すると、毎日目にすることになります。

画像に少しでも嫌な部分や気になる部分があると、気分が下がるだけではなく運勢も下がってしまうでしょう。

画像の強力なパワーを得るためにも、見ていて心地良く、楽しくなるような画像を選ぶことが大切です。

毎日何度も見て信じることが大事

おまじないとして、スマートフォンやパソコンの画面を金運アップの画像にする場合には、毎日見るだけではなく信じることも大切です。

「どうせ金運はアップしないだろう」

「とりあえず設定しておこう」

などという気持ちでいては運勢を上げることはできません。

画像を設定したら毎日見て気分を上げ、その効果を信じて自分の方からも運勢をアップさせるために行動を起こしましょう。

信じることは運勢を上昇させることにつながります。

金運アップにおすすめの画像~風景・パワースポット編~

富士山

富士山と言えば、日本を代表するパワースポットの1つです。

そんな富士山は金運を上げるための画像として知られており、富士山にある新屋山神社が関係しています。

新屋山神社は金運神社としても有名で、日本一金運が付く神社として毎年多くの参拝者が訪れます。

そのため、金運のパワーがある新屋山神社を有する富士山の画像を設定することで金運が上がると評判になっているのです。

滝の画像は金運アップに効果的です。

なぜ滝の画像が金運アップにつながるかというと、流れ落ちる水に関係があります。

勢い良く流れ落ちている水が、自分が持っている邪悪なものを洗い流すことで金運をアップさせてくれるのです。

滝の写真は見ているだけでも心地が良いので、待ち受け画面として最適と言えます。

自分が実際に見に行った滝の写真でも効果が得られるので、爽快な気分になれるような滝の画像を探して設定してみましょう。

花火

金運を上げるためには花火の写真をスマートフォンやパソコンの画面に設定してみてください。

打ち上げ花火も迫力があり美しいのですが、金運をアップさせたいのであれば『線香花火』の画像がおすすめです。

線香花火は先端に丸い火の玉ができます。

円形はお金と一緒の形であり、できる限り長く線香花火を楽しむことで金運アップが望めるのです。

先端にある火の玉が残った線香花火の画像を設定するようにしましょう。

京都 御金神社

京都にある黄金に輝く鳥居が特徴の『御金神社』を設定することでも金運をアップさせることができます。

金を祀る神社でお参りをすることで、その年はお金に困らないと言われているほどです。

毎日参拝に行ければ良いのですが、実際には難しいため待ち受けに画像を設定して効果を得ましょう。

金閣寺

世界文化遺産の金閣寺も金運がアップする画像です。純金の金箔が貼られた舎利殿は有名でしょう。

観光の際に自分が撮った写真を待ち受け画面に設定しても良いですし、お気に入りの画像をネットで探して設定するのも良いです。

金運オーラを放つ金閣寺の画像を設定し、大きなパワーを得ましょう。

金運アップにおすすめの画像~動物編~

龍の中でも金色に輝く『五爪金龍』は金運アップに効果的です。

勇ましい見た目なので男性の待ち受けとしても選びやすい画像となっています。

五爪金龍は、鋭い爪で幸福を掴むと言われています。

金運だけではなく勝負運や仕事運など、様々な運を掴んでくれる爪を持つ五爪金龍なので、金運アップを願うことで強い金運が訪れるでしょう。

招き猫

商売繁盛や金運を上げるための縁起物である招き猫を設定することでも金運上昇が期待できます。

特に、金色の招き猫は金運上昇に有効でしょう。

また、右手を挙げている招き猫は金運上昇、左手を上げている招き猫は人を招くと言われています。

商売繁盛のご利益があるので、自分の願いに合わせて設定しましょう。

金の鯉

神様の使者と言われる鯉は成功運や金運の守り神と言われています。

そんな鯉の画像を設定すれば、金運アップが望めるとSNSでも評判です。

1匹でも良いのですが、数が多いほどその効果を実感できるでしょう。

白蛇

蛇は金アップの象徴として有名です。

特に白い蛇は富をもたらす使者として金運アップに期待が持てます。

金運を上昇させるために飼う人もいますが、難しいのであれば待ち受け画面に設定して毎日何度も見るようにしましょう。

ただし、蛇が苦手であれば無理に設定してしまうと運気を逃してしまうので注意が必要です。

白フクロウ

フクロウは「不苦労」や「福来朗」などと記されることも多く、幸せの象徴でもあります。

特に白いフクロウはお金を司る神様の使いとして金運アップが期待できるでしょう。

可愛らしいフクロウの画像も多いので、女性にもおすすめです。

王冠をかぶったライオン

金運アップの待ち受け画像として有名な画像の1つです。

権力の象徴として存在するライオンが黄金の王冠をかぶっていることで、金運がアップすると言われています。

スマートフォンの画面にぴったりな画像なので、どの画像にしようか迷っているのであれば設定してみてはいかがでしょうか?

金運アップにおすすめの画像~神様編~

七福神(恵比寿・弁財天・大黒天)

七福神は運勢アップに最適でしょう。

その中でも、恵比寿・弁財天・大黒天は金運に良いとされています。

恵比寿は商売繁盛、弁財天は財宝を司る金運の神様、何でも出てくると言われている打ち出の小槌を持った大黒天と、願いや好みに合わせて設定してみましょう。

ガネーシャ

ガネーシャを画面に設定することで金運アップや魔除けに効果があると言われています。

ガネーシャはヒンドゥー教の神様で、財産や富、魔除け効果を持っているのです。

ガネーシャが描かれたイラストや写真など、様々な種類があるので自分の好みの画像を選択しましょう。

金運アップにおすすめの画像~植物編~

金のなる木

金の気を持つとして有名な観葉植物『金のなる木』を待ち受け画像にすることでも金運上昇の効果が期待できます。

正式名称は『花月』という植物で、肉厚な葉を持っていることが特徴です。

植物を育てる自信がない人でも、画像であれば枯らすことなく効果を得られるでしょう。

5つ葉のクローバー

5つ葉のクローバーは金運上昇に効果があるとして、その画像は人気を集めています。

一般的には四つ葉のクローバーは有名でしょう。

葉には1枚ずつ、誠実・希望・愛・幸運という意味があり、4枚揃うことで本物の力が発揮されると言います。

5枚になると1枚1枚の葉に希望・愛・健康・知恵・財運という意味に変化し、金運上昇につながるとされているのです。

ひまわり

金運を上昇させたいならひまわりの画像も有効です。

黄色は風水でも金運がアップするとして有名ですが、太陽を象徴するひまわりの花そのものにも金運を上げるパワーが宿っています。

太陽の下で力強く咲くひまわりの画像は見ているだけでも元気になれるので、待ち受け画面には最適でしょう。

銀杏並木(黄金ロード)

銀杏並木も金運アップにおすすめの画像です。

金色に輝く銀杏並木だけではなく、画像の奥に向かって続く1本の道があることでさらに効果の高い画像になります。

一本道には金運を運んでくるという意味があるので、銀杏並木と一緒になっていることでより強い効果を得られることになります。

金色が画面いっぱいになることで、金運アップの効果がさらに強くなるでしょう。

まとめ

金運を上げるためには、パワースポットなどに足を運んで体中にパワーを溜めることが最適であると考えている人も多いでしょう。

しかし、スマートフォンやパソコンの画面に画像を設定することで、いつでも見ることができ手軽に金運アップを望めます。

ただ、金運アップの睡眠を妨げる原因になるので、寝る前にスマホなどをみたい方が良いです。

どの画像を選んでいいのか分からない場合には、上記のコツを参考に自分に合った画像を選択して金運上昇を目指しましょう。

漫画で楽しく学ぼう!投資家もおすすめする投資漫画5選

今まで投資に興味があっても知る機会がなかった方、難しい言葉が多く理解しにくいと感じている方は、投資について書かれている漫画で知識を得てみましょう。

漫画ならストーリーに合わせて読み進めていくだけなので、難しく考えずに多くの知識を自然と手に入れやすくなります。

そこで今回は、投資が学べる漫画の中からおすすめの漫画を5作品ご紹介します。

これから投資を始める方は、漫画で投資の知識を得てから始めてみましょう。

投資に最低限必要な知識とは?

アセットクラスの基礎知識

投資に関して最初に知っておきたいこととして、『アセットクラス』というものがあります。

アセットクラスとは、投資対象である資産の値動きやリスクが似ているものをグループで分けたもので、主に以下の株式と債券、地域に分類されます。

・国内株式・・・・・・日本国内の株式で日本の景気の影響を受けやすい
・先進国株式・・・・日本以外の先進国の株式で、比較的安定している(アメリカやフランス、ドイツなど)
・新興国株式・・・・経済発展している国の株式で、不安定な部分がある(中国や韓国、インドやブラジルなど)
・国内債券・・・・・・日本国内の債券で、国内株式に反する動きをしやすい
・先進国債権・・・・日本以外の先進国の債権で為替変動の影響を受けやすい
・新興国債権・・・・経済発展している国の債権

アセットクラスにはそれぞれのリスクやリターンがあり、どのアセットクラスにどれだけのリスク・リターンがあるのかを理解することが重要です。

投資商品の知識

投資商品の知識としては、アセットクラスの知識と同時に投資信託や債券、預貯金などの仕組みを知っておくと良いでしょう。

内容としては投資商品の仕組みや投資方法、値動きが生じる要素など、その商品への理解がどれだけあるかによって商品への理解も深まっていきます。

投資を今後も活用していくためには、できるだけ広い商品知識を身に付けておきましょう。

投資売買の基本ルール

投資において売買の基本を知っておくことも重要です。

投資の基本は“安い時に買い、高い時に売る”ですが、基本そのものが難しいと感じる方もいるでしょう。

基本的な売買ルールに沿っていくには、最初に購入方法や株価が安い時と高い時、売買に必要な手数料まで知っておく必要があります。

また、受け渡し可能な現物株や上場投資信託と呼ばれるETFなどは、発注から成約までの流れやルールに関しても学んでおくと良いでしょう。

投資信託の場合は、時価評価を元に計算した基準価格などの基本ルールもあります。

投資理論の知識

投資理論の知識として、投資の根本を学んでおく必要があります。

中でも、自己責任の理解は原則的に不可欠なものとなるでしょう。

よく知らないうちに商品は購入しない、資産運用の結果は自己責任としてリスクがあっても受け入れるなど、投資の根本的な部分を見失っては欲に負けてしまい、

欲が勝ってしまえば正しい投資から離れていってしまいます。

投資理論として、リスク回避方法である分散投資の概念などを学び、投機欲だけが先走りにならないようにしましょう。

税制の知識

投資を行うには、証券税制について最低限の知識を学んでおきましょう。

証券税制とは、上場株式などを所有していた場合に配当にかかる税制や株式売却時の譲渡益などのかかってくる税制のことであり、税率を知ってから投資を行った方が確定申告時にもスムーズに手続きが進められます。

他にも税制が優遇される資産形成制度もあるため、税制の知識が重要となるでしょう。

投資漫画なら分かりやすく覚えられる

投資の参考書は専門用語が多くて難しい

投資に関する参考書は、初心者から見ると難しい専門用語ばかりに感じやすく、表現の固さなども加わるとどうしてもスムーズに内容が入ってこなくなります。

特に参考書ともなれば、本の著者は投資の専門家であるため専門用語中心になりがちです。

そのため、初心者が投資の参考書を読んでしまうと、ますます投資が遠い存在に感じられてしまう可能性があり、『難しい』という先入観だけが植え付けられてしまいます。

投資漫画は初心者も楽しく、分かりやすく学べる

投資漫画であれば、絵と文章で見た目にも分かりやすい図が描かれていたり、表現方法が柔らかくなっていたりするため、投資を難しいと感じにくくなります。

さらに、漫画のストーリーによって投資は楽しいものだと感じやすく、自分自身を主人公に当てはめれば読み進めていくだけで投資に関する知識も習得できるでしょう。

文章だけよりも視覚との組み合わせで学んでいけるため、投資初心者ほど漫画の方が楽しみながら学べます。

投資漫画は大きく分けて2種類

投資を解説した入門漫画

投資漫画には投資について詳しく解説している入門漫画があります。

世間では『投資=不安』や、『投資=詐欺』などのネガティブワードが定着し、専門的な解説書を読んでも理解できず、投資に対してのイメージが変えられない場合が多いです。

しかし、投資を知らない人は入門漫画を読むことで投資に関するイメージを払拭し、投資の基本的な部分をきちんと学んでいけるでしょう。

投資をテーマにした漫画

投資をテーマにした漫画ではFXや株式など広いジャンルで投資を取り上げ、楽しみながら投資や内容を知っていけます。

メインのストーリーから投資だけというものではなく、何かのきっかけで投資に触れていくものも多く、一見投資と関係なさそうな漫画もあります。

投資を身近に感じたい方にもおすすめです。

投資家もおすすめする漫画5選

 

マンガ株投資入門 借金200万円、株で完済できるかな

「マンガ株投資入門 借金200万円、株で換算できるかな」は、

雑誌の編集者が上司からの命令で株特集を担当することがきっかけで生まれたドキュメンタリー漫画です。

個人投資家になるまでの記録を面白さ満載で綴られていて、投資の基礎から上級者向けのテクニックまで学べる一冊となっています。

坂本タクマの実践株入門

ギャグ漫画家でありトレーダーとしての顔も持つ著者が、

今まで実践してきた内容から独自の『坂本システム』を生み出すまでの、成功と失敗を繰り返すストーリーです。

株ブームが来ると予測したことがきっかけで知識ゼロの状態から実戦を繰り返して学んでいく内容であり、ギャグ要素の高さから笑いながら楽しく株について学べる内容となっています。

マンガFX入門

FXに特化した内容が学べる『マンガFX入門』は、基本的な知識がない方でも解説を交えているため、基本を学びながら読み進めていける一冊です。

主人公の父親が為替損益によって自分の会社を追い詰めてしまい、代わりに主人公がFX取引のプロと出会い父親を救っていく内容になっています。

FXの全てを順番に知っていけるため、初心者でも読みやすいでしょう。

マンガでわかる株式投資!女子高生株塾

主人公の通っている高校が突然倒産して買収されることから始まる内容で、タイトルの通り女子高生でも株式投資の基礎知識を分かりやすく学んでいける一冊です。

本来、投資の本ではあまり解説されない事件の真相や時事ネタが盛り込まれ、株への影響はどれくらいあるのかという部分まで解説されています。

しっかりとしたストーリーで株式投資が学べるため、初心者だけでなく主人公と同じ学生にもおすすめの漫画です。

マンガ 株で調子に乗って失敗しました。

著者のエッセイを漫画にした『マンガ 株で調子に乗って失敗しました。』は、今までのノウハウ本の中でも珍しい失敗談がメインとなっています。

不安定な生活を支えるために株を始めたことがきっかけで沼にはまり、最終的には預金も底をついてしまうまでに至った経緯など、壮絶な体験から株の仕組みを学んでいける内容です。

入門的な意味よりも株で失敗しないための一冊として、ぜひ読んでみましょう。

 

まとめ

投資は入門書が多く販売されていますが、どれも専門的な内容でスムーズに入ってこないという方は漫画で学ぶことをおすすめします。

ストーリーやイラストで分かりやすくなっているため、難しく考えずに自然と投資の知識を習得できるでしょう。

漫画の種類も様々なので入門書などと合わせて読めば、投資の知識を広げられます。

投資の種類により、読むべき漫画も変わってきます。投資の種類に関しては下記のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。

投資の種類はどれくらいあるの?特徴を知って自分に合う投資方法を見つけよう

つみたてNISAってなに?商品を選ぶポイントは?

2014年1月、少額投資非課税制度「NISA」が導入されました。

これにより、金融機関に開設したNISA口座を利用して一定の期間・金額内で株式投資信託や上場株式などに投資した場合、本来課税の対象となる売買益や配当金などに税金が課せられないことになりました。

その後、2016年の4月には未成年の方を対象にした「ジュニアNISA」が、そして2018年の1月からは積立投資専用の「つみたてNISA」も導入されています。

今回は、NISAのなかでも最も新しい「つみたてNISA」についてその特徴や商品を選ぶポイントを見ていきたいと思います。

【つみたてNISAとは】

ここでは通常の「NISA」との違いを比べながら、「つみたてNISA」の特徴を見ていくことにしましょう。

・非課税となる期間と上限金額

「NISA」の最大の特徴は、「一定の期間・金額内であれば投資によって得られた利益に税金が課せられない」というところです。

普通、投資によって得られた利益には約20%の税金が課せられるのですが、「NISA」ではこの税金がかかりません。
当然のことながら、「つみたてNISA」にもこの特徴が組み込まれています。

では、「NISA」と「つみたてNISA」ではどこが違うのかといえば、それは非課税で投資することのできる期間と金額の上限です。

通常の「NISA」では、非課税で投資することのできる期間が5年間に決められています。

ただし、5年が経過した時点で売却せずに保有している金融商品を新たな「NISA」の口座に移せば、さらに5年間非課税で運用することが可能になります。

この制度は「ロールオーバー」と呼ばれています。

また、投資金額の上限は、通常の「NISA」では年間120万円です。

これに対して「つみたてNISA」の場合、非課税で投資することのできる期間は20年間で、投資金額の上限は年間40万円になっています。

なお、「つみたてNISA」には、ロールオーバーの制度はありません。

・投資の対象となる商品と投資の方法

通常の「NISA」と「つみたてNISA」の違いは、非課税で投資することのできる期間と金額の上限だけではありません。

投資の対象となる金融商品も異なっています。

通常の「NISA」の場合、上場株式、REIT(不動産投資信託)、ETF(上場投資信託)、ほとんどの投資信託など幅広い金融商品が投資対象になっています。

一方で「つみたてNISA」の投資対象となる金融商品は、長期・積立・分散投資に適していると金融庁が判断した投資信託やETFに限定されています。

また、投資の方法について見てみると、「NISA」は一括と定期的な積立のどちらの方法でも商品を購入することができますが、「つみたてNISA」の場合は定期的な積立のみとなっています。

なお、「NISA」、「つみたてNISA」ともに、積み立てた資産はいつでも引き出すことができます。

一方で、NISA以外の他の口座で得た利益との損益通算や、損失の3年間の繰越控除は、「NISA」、「つみたてNISA」ともに不可能となっています。

【「つみたてNISA」のメリット】

「つみたてNISA」のメリットを見てみましょう。

・少額で投資ができる

投資といえば、まとまったお金が必要というイメージがあるかもしれませんが、「つみたてNISA」なら少ない金額から投資を行うことができます。

具体的な金額を見てみると、ひと月1000円からという金融機関が多いようですが、中には月100円から積み立てが可能な金融機関も存在しています。

・投資の対象となる金融商品が選びやすい

さきほど触れたように、投資の対象となる商品は金融庁が厳選したもののみとなっています。

特に初心者の人の場合、選択肢が多すぎると、どの金融商品に投資すればよいのか混乱してしまいがちです。

この点で、投資対象の数が限定されているというのは大きなメリットといえるでしょう。

・「ドル・コスト平均法」の効果が期待できる

「つみたてNISA」では、ある一定の金額で定期的に金融商品を購入し続けます。

このような方法は「ドル・コスト平均法(定額購入方法)」と呼ばれます。

「ドル・コスト平均法」では購入するのに使う金額は一定のため、自動的に金融商品の価格が高いときには少ししか買わず、安いときには多く買うということになります。

そうすると購入価格の平均が低くなるので、トータルで見ればより少ない金額でより多くの金融商品を買うことができることになるのです。

購入価格の平均が低ければ、当然のことながら利益は出やすくなります。

【「つみたてNISA」のデメリット】

「つみたてNISA」のデメリットについても見ておきましょう。

・元本割れの可能性がある

「つみたてNISA」の投資対象となる金融商品は金融庁が厳選したもののみとなっています。

しかし、このことは、必ず儲けが出るということを保証しているわけではありません。

対象商品となる投資信託やETFは元本の変動する商品ですから、元本割れとなる可能性も存在するということになります。

・投資対象の選択肢が少ない

投資の対象となる金融商品が厳選されているおかげで、特に初心者の人は商品を選びやすくなっています。

しかし、商品の数が制限されているということは、幅広く自由に投資対象を選びたいという人にとってはデメリットといえるでしょう。

【商品を選ぶ際のポイント】

・運用の方法

「つみたてNISA」の商品を選ぶ際のポイントとしてまず理解しておきたいのが、運用の方法です。

「つみたてNISA」ではETFも投資の対象ですが、メインの投資対象となるのは投資信託です。
投信信託は、インデックス型とアクティブ型に大別することができます。

インデックス型では、日経平均株価などのようなインデックス(指標)に連動した値動きを目指して運用が行われます。

これに対してアクティブ型では、指標をさらに上回るような値動きを目指して運用がなされます。

アクティブ型では資産運用をまかせることのできるファンドマネージャーを自分で選ぶ必要があります。

また、投資信託を保有している間には「信託報酬」という手数料がかかりますが、この「信託報酬」はアクティブ型よりもインデックス型のほうが安い傾向にあります。

このように見てみると、初心者の人の場合は、まずインデックス型を選ぶほうがいいでしょう。

・純資産総額

純資産総額とは投資信託が保有している株式や債券などの資産を合計した額のことです。

運用実績がよく、多くの資金が集まるような投資信託は、純資産総額が増加し、その結果さらに運用が順調にすすむことになります。

ほかの投資信託と比較して純資産総額が大きく、右肩上がりのものを選びましょう。

 

・投資先

どこの国に投資しているかということも、リスクとリターンという視点から商品を選ぶポイントになってきます。
この場合、投資先は、日本国内、先進国、新興国の3つに分けることができます。

このうちもっともハイリスクハイリターンなのは、新興国の株式などに投資しているケースで、反対に最もローリスクローリターンとなるのは日本国内の株式などに投資している場合となります。

ただ、中には複数の国に分散して投資を行っている投資信託もあります。

【まとめ】

今や世界は超低金利時代、貯金を積み立てたとしてもお金はほとんど増えません。

そこで、「じゃあ投資でもはじめてみるか」と思っても、どこに投資したらいいのかを初心者の人が選ぶのもなかなか難しいですよね。

その点、今回紹介した「つみたてNISA」なら、投資の対象となる金融商品も比較的選びやすくなっていますし、手元に大きなお金がなくても100円や1000円といった少ない金額から積立貯金の感覚で気軽に投資を行うことができます。

そして、投資で得た利益が非課税になるという点は、なんといっても大きな魅力です。

投資にチャレンジしてみたいという初心者の人や、コツコツとお金を増やしていきたいという人、ぜひ「つみたてNISA」をはじめてみませんか?

パーマネントトラベラーを目指すメリットと注意点

あなたは、「パーマネントトラベラー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

パーマネントトラベラーとは、世界を移動しながら効率の良い生活を送る人や、タックスヘイブン地域を拠点に暮らす人を指す言葉です。

最近では本やニュースなどでも特集されることが多くなっており、富裕層のライフスタイルとして注目度が高まっています。

もし、これからパーマネントトラベラーを目指すのなら、メリットや注意すべきこと、税金のことや仕事について知っておくべきことがあります。

ここではパーマネントトラベラーになる前に知っておくべき基本的なことを紹介します。きちんと理解して優雅なパーマネントトラベラー生活を目指してみませんか?

【パーマネントトラベラーとは】

パーマネントトラベラーは、パーペチュアル・トラベラーと呼ばれることもあります。

「トラベラー」という名称がつくように、基本的に世界を旅しながら生活を送ります。

この生活方式は、非居住者として扱われる間のみ滞在して生活を送り、税金の支払いを最小限に抑えながら国を移動するライフスタイルです。

パーマネントトラベラーになるためには、まず日本の住民票を抜き、180日以内に出国すること、日本国内の資産を海外に移すことが条件です。

条件を満たすことで、年金や健康保険、住民税などを納める義務が発生しません。

パーマネントトラベラーは、様々な国に短期間滞在して移動する人と低い税率やタックスヘイブンの恩恵を受けることができる国に長期間滞在する人の2パターンがあります。

ちなみにタックスヘイブンとは税率が20パーセントを切る地域のことで、ヴァージン諸島やパナマ、モナコなどの国々があります。
このような生活をしながらビジネスを有利に進める人はたくさんいます。

【日本での居住者の扱い】

パーマネントトラベラーになるために住民票を抜き、180日以内に出国するとはどういうことなのでしょうか。

それを知るために日本での居住者の扱いを見てみましょう。

日本では、居住者は国内に住所があるもしくは国内に現在引き続いて1年を超える居所がある個人を居住者として扱っています。

居所は、実際に居住している場所を指しており、生活を送ったり実際に居住していたりする場所が日本国内のときに居住者として扱われます。

そして、居住者になると税金を納める義務が発生します。

ですから、住民票を日本に置いていなくても生活の拠点が日本国内にあると判断され居住者になったら、税金を支払わなければいけなくなります。

そのため、居住者として扱われることがないよう、生活の拠点を外国に移す必要があります。

この居住者の定義があるので、ただ住民票を抜くだけでなく、180日以内の出国がパーマネントトラベラーになるためには求められるのです。

【なぜ、パーマネントトラベラーになったら節税できるのか?】


節税しつつ国々を移動したり、タックスヘイブン地域で暮らしたりするパーマネントトラベラーになるためには、税金のことをきちんと理解しなければいけません。

国によって様々な税金の制度があるのですが、税金の制度は大きく分けて属地主義と属人主義に分かれます。

属地主義は、国籍に関わらず国で生活を送る人である居住者に税金を課すやり方です。

世界的に最も多い考え方だと言われています。属人主義は、住んでいる場所は重要視せず、国の国籍を持つ人に対して課税する考え方です。

このように国によって税金の仕組みは異なるのですが、共通しているのが、居住者に対して課税を行って、非居住者に対しては課税をしないというルールがあることです。

多くのパーマネントトラベラーは滞在する国で非居住者として扱われる日数しか滞在しないように考えて国を移動します。

資産がある程度ある人の場合は、タックスヘイブン地域を拠点にし、できるだけ課税されないように生活を送っています。

ですから、パーマネントトラベラーが節税になると言われていたりするのです。

【知っておきたい仕事との関係】

仕事をして収入があると当然「所得税」を支払う義務が生じてきます。

また、1カ所に居住している方は「住民税」を納める必要も出てきます。

先ほども紹介したように、パーマネントトラベラーはこれらの「税金の納税義務が発生する前に他の国へ移住してしまおう」という考え方を持った人たちです。

しかし、移住し続けるためには移動費や宿泊費などが常にかかり、その分を賄えるくらいの経済力を身につけなければいけません。

また、パーマネントトラベラーにとって固定の職場や通勤などは障壁です。もっと言えば、「世界のどこにいても仕事ができる」職業でないとこのライフスタイルは成り立たないのです。

そのように考えると必然的にパーマネントトラベラーとしてできる仕事は限られてきます。

例えば、パソコンさえあれば場所を問わずにできるアフィリエイトなどのインターネット事業や不動産などから得られる不労収入がある方なら可能なライフスタイルと言えます。

さらに不労所得には、本の印税やパソコンソフトのシステム利用料から得られる不労所得などがあり、これらの不労所得を一定額確保できる方はパーマネントトラベラーに向いているといえるでしょう。

では、どれくらいの収入があれば生活していけるのでしょうか?

パーマネントトラベラーになるために最低限必要な収入は年間500万円以上、金融資産1000万円以上とも言われています。

ですのでパーマネントトラベラーは収入も職種も限られた方にしか向いていないスタイルといえるでしょう。

【パーマネントトラベラーとして生活する際の注意点】

パーマネントトラベラーについての概要やメリット、向き不向きなどについて先にお伝えしましたが、パーマネントトラベラーとして生活するには注意すべきこともあります。

以下、注意点について2点まとめてみました。

・家族で移住する時のデメリット

独身の方や子供が自立した方などはそれほど問題にはなりませんが、家族持ちの方がこの方法で生活するにはリスクが伴います。

例えば、安定した収入のある会社員がパーマネントトラベラーとして生活できればよいのですが、サラリーマンが世界を旅しながら仕事をするのは難しいので自分のビジネスを持った方などに限られるといえます。

つまり、家族持ちの方が自分のビジネスも回しながら生活しなければいけなくなるのです。

ビジネスの業績が好調なときは良いのですが、業績の不安定なときに家族も養いながら世界中を回るのは結構大変です。

また、子供がまだ小学生や中学生などの場合には学校選びや環境への適応、話す言葉の問題など色々考えるべきことがあります。

家族持ちの方はリスクがあることを理解し、パーマネントトラベラーとして生活できるか慎重に検討するべきでしょう。

・すべての税金が免除されるとは限らない

たまに誤解している方もいるのですが、パーマネントトラベラーになったからと言ってどんな種類の税金も免除されるわけではありません。

例えば、配当・利子などの投資所得はその所得を得た国で課税される「源泉地課税」が一般的です。

また、不動産収入にかかる税金にしても不動産の所在地・所在国に課税権がありますので、パーマネントトラベラーになっても納税義務は発生します。

さらに様々な国に拠点を持っていて、事業収入もそれらの国から得ている方も当然その国の課税方式に従って税金を納める必要が出てきます。

免除される税金は、日本人の場合「日本非居住者」とみなされたときの「日本における相続税、住民税」といったものです。

「日本で得た所得にかかる所得税」は免除されませんので注意しましょう。

【まとめ】

パーマネントトラベラーとしてのメリット・注意点などについてまとめてみました。

税金関係では確かに気を付けなければいけない項目もありますが、このライフスタイルをうまく活用すれば世界を旅しながら節税もできるので魅力的と言えるでしょう。

一つの生き方としてパーマネントトラベラーというのも悪くはないのではないでしょうか。

日本でもキャピタルフライトは起こるのか? 起こったらどうなるのか?

キャピタルフライト(capital flight)という言葉を知っていますか?

「capital」は「資本」で「flight」は「飛行」です。

資本が飛んでいく、つまり逃げていくということで、日本語では「資本逃避」と呼ばれます。

ある国の政治・経済的状況が不安定になると、資産価値が減少するリスクを避けるために、その国の通貨を状況が安定している別の国の通貨に換えて、より安全な所へ資金を逃避させようとする動きが生じます。

このような動きが短期間のうちに急激に生じるのがキャピタルフライトであり、さまざまな政治・経済的状況のさらなる混乱を引き起こすことにつながっていってしまうのです。

ですが、キャピタルフライトは、自国の状況が不安定であることが前提で引き起こされる行動なので善悪の判断をつけるようなものではありません。

むしろ、自国の状況がおかしくなったときに自分の資産を残すための防衛手段の一つとも言えます。

ですから、今回は過去のキャピタルフライトの事例も見ながら、

日本でも起こる可能性があるのかどうか?

もし起こる可能性があるのならどのようにして備えるべきなのか?

などについて説明していきます。

落ちるべくして落ちたアルゼンチン経済

20世紀の初め、アルゼンチンは肥沃で広大な土地を生かした農産物や畜産物の輸出国として南米で最も豊かな国であり、一人当たりの国民所得で世界のベスト10にも入ったことがあるほど裕福な国でした。

しかし1930年代以降、政治情勢の不安定化や産業構造の転換失敗により、アルゼンチンは凋落の一途をたどり、安直なバラまき政策などのせいもあって1988年には年率5000倍ものハイパーインフレを経験、翌年の1989年には前年比50倍もの物価上昇が見られるに至り、経済は大混乱に陥っていたのです。

そんな中、1989年に大統領に就任したカルロス・メネムは、親米的な政策を掲げ、1ドル=1ペソで固定するドルペッグ制を採用します。

自国の為替レートを米ドルに連動させることで安心感をもたらしたおかげか、海外からの投資を大きく呼び込むことに成功し、1990年代の前半には急速な景気の回復が見られました。

しかし、この景気回復は海外資本の流入に伴う短期的な消費ブームに依存した見かけ上のものであり、さらに資源や公的企業を海外資本に売り渡してしまっていたため輸出は激減していきました。

消費ブームで輸入は激増、輸出は激減。

そうなると、当然のことながら、貿易収支が急激に赤字化していく一方で、ペソはドルペッグ制により高止まりしている状態。

このような状況の中、経済に明るい人たちは将来のペソ下落を予感し、資産をドルに換えて他国に移動させ始めました。

そう、キャピタルフライトが起こってしまったのです。

その大きな要因の一つが1ドル=1ペソとし、ペソからドルへの両替を可能としたドル兌換法です。

この法のおかげで価値がなくなりつつあるペソをドルへと替える流れが大きくなり、外貨準備が大量に流出する事態となりました。

さらに追い打ちをかけるように、1999年、アルゼンチンの輸出相手として30%の割合を占めていたブラジルで通貨危機が発生。

レアルが切り下げられ、輸出はさらに低迷し、アルゼンチン経済は急速に悪化していきます。

もし、ここでドルペッグ制をやめ変動相場制に移行していれば、輸出産業は息を吹き返していたかもしれません。

しかし、国民の抱えるローンの大半がドル建てで行われていたことに加え、1ドル=1ペソを前提に投資を行っていた海外投資家の反対もあって、ドルペッグ制をやめることは政治的に不可能な状況となっていました。

そこでアルゼンチン政府は、IMFの融資によって状況を打開しようとしますが、融資の条件であった緊縮政策の実施は、労働団体のゼネラルストライキによりあえなく頓挫。

アルゼンチン国債は暴落し、アルゼンチン政府は2001年12月1日に預金封鎖(週に引き出せる上限を250ドルに制限)を実施、12月24日にはとうとう債務不履行を宣言するに至ったのです。

翌2002年、アルゼンチンはようやく変動相場制に移行し、その後、預金封鎖も解除。

しかし、ドル資産が激減していたため、預金は強制的にペソで払い戻されることになり、レートも、当時の実勢レートが1ドル=3ペソ前後であったのに対して、1ドル=2ペソで払い戻され、差額は長期国債に換えられるという有り様だったのです。

輸入品の価格は3倍に値上がりし、インフレは急速に進行。

景気は悪化し、失業率は20%超となり、中流層だった人たちも軒並み貧困層になってしまったのです。

中国でもキャピタルフライトが起こっていた?

中国政府は、2015年の8月11日から13日にかけて三日連続で「基準値」の引き下げを実施しました。

「基準値」とは中国の通貨である人民元の基準となる為替ルート水準のことですから、人民元を引き下げたということになります。

当時、中国政府は資金の海外流出を防止するため、金融緩和策をとり経済のテコ入れをはかろうとしていました。

しかし、その一方で人民元の相場をある程度の範囲内におさめる目的で、人民元買い、外貨売りという為替介入も行っていたと考えられます。

ただ、人民元買いは金融引き締めの効果があるため、金融緩和策の効果を小さくさせてしまいます。

そこで中国政府は、人民元買いの量を減らす目的で、人民元の相場を引き下げたのではないかと考えられるのです。

中国が、このような手段を取ったのはキャピタルフライトが起こっていたからだと言われています。

2014年の第二四半期から中国の資本収支はマイナスへと転じており、特に現金の流出が大きくなっていました。

資本収支は、ある国に対する投資資金の流入をあらわすものですから、それがマイナスになっているということは資本がそれだけ出ていったことになります。

要因としては、

「人民元の下落を予想した中国国民が人民元を外貨に換えていった」

「中国景気の後退を感じ取った海外資本が資金の引き上げにかかっていた」

といったものが挙げられます。

それを示すようにある証券会社では2015年の9月までの9か月の間に約3500億ドルもの資産が中国から流出したというデータが取れています。

さらに、ブルームバーグでは同年の中国の資産流出総額が1兆ドルに達していたと2016年に報じています。
このような数字が出ていた点を見ると、中国でキャピタルフライトが起きていたのは否定しようがないと思われます。

ただ気がかりなのは、このキャピタルフライトが収束しないまま米中貿易戦争が起こっているのではないかという点です。

このまま貿易戦争が続けば、アルゼンチンとは比べ物にならないくらいの影響が出るでしょう。

そして、その影響を日本が避けるのは困難です。

日本でもキャピタルフライトが起こりえる

国内総生産(GDP)に対する政府の債務の比率を見てみると、日本は右肩上がりで増加し続けており、G7に含まれる他の国と比べてもその比率は著しく高く、250%近くにもなります。

ただ、いくら債務の比率が増え続けたとしても、日本国債を買ってくれる投資家がいる限り、日本経済は回ります。

しかし、投資家は

「そのうち日本政府が債務を何とかするだろう」

と信じているから、国債を買ってくれているにすぎません。

そのような根拠のない信用がいつまで持つかは、まったくわかりません。

もし、何らかのきっかけで日本が信用を失えば、日本国債を買おうとする投資家はいなくなり、日本円も信頼されなくなって、投資家たちが資金を日本から別の国へと逃がすことになるのは明白です。

つまり、キャピタルフライトが発生することになります。

そうなれば、急速なインフレが発生して物価はあっという間に上がっていくことになるでしょう。

日本でもこれまで中流層だった人たちが一気に貧困層へと叩き落されることになります。

もちろん、景気も悪化し、失業率は大幅に増え、当然のことながら治安も相当に悪くなって、とても安心して住める国ではなくなってしまうかもしれません。

そして、その引き金となる「日本に対する信頼の崩壊」は、いつ、何をきっかけに起こるかわからないのです。

最後に

世の中には、「日本は破綻しない」と信じている人、発言している人が珍しくありません。

「お上が何とかしてくれる」と信じている人も多く存在するでしょう。

しかし、世界の歴史を振り返ってみても、破綻しない国家などありません。

そして、実際に日本が破綻してしまえば、国の助けはほとんど何も期待できません。

それだけでなく、先ほども述べたように、景気の悪化が治安の悪化を招き、日本に安全に住むことすら難しくなる可能性も低くありません。

できることはただ一つ。

そうなる前に先手を打って、自分にできることをやっておくことです。

まず、資産を増やすことです。

ですが、キャピタルフライトが発生すると、預貯金は役に立ちません。

資産を増やすだけでなく、外貨や株にして持っておくなど、リスクヘッジも重要です。

「日本は破綻しない。大丈夫」というのは、イワシの頭に対する信心と同じ程度の根拠しかないと考えておいてください。

そして、キャピタルフライトが起こったときに頼れるのは自分自身だけなのです。

投資の種類はどれくらいあるの?特徴を知って自分に合う投資方法を見つけよう

投資といっても様々な種類があります。

そのため、いざ投資を始めようと思ってもどのような投資があるのか、自分に合っている投資はあるのかと迷ってしまうでしょう。

そこで今回は投資の種類について詳しく解説していきます。

まだ投資についてよく分からない、どんな方法があるのか知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

投資の種類を知る前に、収益の種類を知ろう

インカムゲインとは?

インカムゲインは、保有している資産によって安定的・継続的に得られる収益のことを言います。

収益で得られる額として大きくありませんが、安定的に長期間収入を得られるので初心者でも始めやすいでしょう。

身近なインカムゲインとしては、「銀行での定期預金」が挙げられます。

定期預金では金融機関に資産を預けることで利息を得ることが可能です。

利息は定期的に受け取ることができ、少ない収益とはなりますが継続的な収入を期待できるでしょう。

その他にも、利付債券の受取利息や投資信託における収益分の配金、不動産投資の家賃収入、株式の配当、株主優待などがあります。

キャピタルゲインとは?

一方、キャピタルゲインは保有している資産を売却して得られる収益のことを言います。

安く購入したものを価格が変動して高くなった時に売却し、値上がり分の収益を得る方法です。

キャピタルゲインの投資としては、株式や債券のほか、金や絵画など、様々なものがあります。

インカムゲインと比較すると、得られる収益は大きくなりますが、売却する際に保有していた資産が値下がりすることで損失が発生することもあるので、気を付けましょう。

また、投資を行う前に、投資の本投資の漫画などで投資の勉強は必須となります。

 

投資の種類

個人向け国債・社債

個人向け国債とは国が発行している債権のことを言います。

お金を借りた際に発行される『借用証明』となる債権は、国にお金を貸すことで返済するまで利息を支払う仕組みです。

個人向け国債には返済期限があり、返済期限がきたら借りていたお金、いわゆる元本が返却されることになります。

日本国政府が行っているため、安心安全な点がメリットと言えるでしょう。

また、社債は株式会社が資金を調達する際に発行している債券です。

個人向け国債と同様に返済期日が決まっており、利息が支払われるほか、元本の返却もあります。

株式投資

株式投資とは、企業に投資をして得られる収益です。

企業の多くは、サービスや商品をより良いものにするため、研究や開発を繰り返しています。

新しい商品を開発するためには、多くの機械や人員を利用して作られていくため、多額の資金が必要になるのです。

株式投資は、資金を調達する方法の一つとして存在し、資金を貸してくれた投資家たちに対して株を発行する仕組みとなります。

株を受け取った投資家は、企業の株主となり企業が得た収益の一部を配当金として分配されます。

投資信託

投資信託とは、複数の投資家たちから集めた資金を使い、ファンドマネージャーと呼ばれる資産運用のプロによって運用し、収益を得られる投資の一種です。

投資対象としては、株式や債券、不動産など、投資信託を行っている企業やファンドマネージャーによって違いがあります。

ただし、分配投資されるので極端な値下がりを防いでくれるメリットがあります。

少額からでも始めることができ、面倒な運用は全て投資のプロが行ってくれるので初心者でも始めやすいです。

ただし、高い手数料が必要になることや元本割れのリスクもあるので、始める際にはリスクについてしっかりと理解しておきましょう。

不動産投資・REIT

不動産投資は、アパートやマンションなどを購入し、貸し出すことで得られる家賃収入や、物件を売却することで収益を得る投資のことを言います。

分譲マンションの1室のみを購入して貸し出すワンルーム投資やマンションをまるごと1棟購入して貸し出す一棟買い投資があり、資金によって選択できます。

投資を始めるには膨大な資金が必要であると考える人もいますが、アパートローンやプロパーローンなどがあるので、頭金が少ない場合でも不動産投資を始めることは可能です。

また、REITは不動産投資の投資信託となります。

投資家から資金を集め、REITが管理、保有している様々な物件のオーナーに間接的になることで、収益が配当される仕組みです。
難しいイメージのある不動産投資をプロに任せて行えるため、魅力に感じる人も多いでしょう。

ETF(上場投資信託)

ETFは、証券会社を通じ証券取引所に買付や売却の注文を出し、収益を得る投資方法です。

取引所が開いている時間帯であれば、リアルタイムで値段が動きます。

少額で始められるほか、分散投資もできるなどメリットが多い投資方法となります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは簡単に言うと『私的年金制度』です。

長寿国とも言われる日本では、年金だけで生活できるか不安視する声は多く挙がっています。

iDeCoは、確定拠出年金法に基づいて平成13年に実施された私的年金制度となり、20歳以上60歳未満であれば加入することができます。

iDeCoの仕組みとしては、毎月一定額の資金を積み立てていき、定期預金や投資信託、保険など用意されている金融商品を活用して自らが運用していき、60歳以降に年金や一時金として受け取ることも可能です。

5,000円から始められるため、初心者でも始めやすいでしょう。

FX

FXは「外国為替証拠金取引」と言い、他の国の通貨を売買することで収益を得られる投資方法です。

通貨の価値は常に変動しているため、変動を利用することで利益を得られます。

FXに関しては難しそうだと感じる人も多いですが、少ない資金で始めることができ、不況の時でも利益を出すことができるのでメリットの多い投資です。

株式と比較すると選択肢も狭く、スマホアプリも存在するので手軽に始められます。

仮想通貨

1000円札や100円玉は現実世界に実態がありますが、実態がない通貨のことを仮想通貨と言います。

日本では中央銀行が価値を保証して貨幣を発行していますが、仮想通貨においては国や記入期間が関わっていません。

インターネット上で使える通貨で需要が高い仮想通貨であれば価値も高まるので、投資対象として仮想通貨を活用する人は年々増えています。

希少性のある金を活用して投資を行うこともできます。

世界各地で金の取引が行われていますが、日本においてはグラム当たりの円建てで金取引が行われます。

為替相場の変動に影響されるので、手放す際には為替相場を理解した上で取引を行わなければいけません。

それぞれのリスク・リターンを考えて選ぼう

ハイリスク・ハイリターンな投資の種類

株式投資やFXはハイリスク・ハイリターンな投資と言えます。

株式投資は投資の中でも王道となりますが、世界情勢や経済に影響を受けやすいです。

元本保証もないため、大きなリターンが期待できる一方、大きなリスクを受ける可能性があります。

FXに関しては、株式投資と同様に世界情勢の影響を受けやすいだけではなく、為替相場にも左右されやすいです。

上手く運用することで大きなリターンが期待できますが、その分リスクも大きいので注意しましょう。

ローリスク・ローリターンな投資の種類

定期預金、個人向け国債はローリスク・ローリターンな投資と言えます。

定期預金は毎月一定の額を金融機関に預け、満期の際に利息を付けて戻ってくる仕組みです。

元本割れもなくリスクがない投資となりますが、超低金利の現代においては、ほぼ利益は期待できないでしょう。

ミドルリスク・ミドルリターンな投資の種類

ミドルリスク・ミドルリターンな投資としては、投資信託が挙げられます。

株式に関する詳細な知識は必要ないため、初心者でも始めやすいメリットがあります。

しかし、元本は保証されていないのでリスクを負う危険もあります。

その他には、太陽光発電事業に投資をし、売電によって利益を得る太陽光発電投資やETFについてもミドルリスク・ミドルリターンな投資となっています。

また、新手の投資詐欺などは次方次への出てきますので注意が必要です。

投資詐欺の代表的な6つの手口・対処法を知って安全に投資を始めよう

まとめ

投資を始めようとしても、自分で運用するのは難しいのではないかと不安を抱いている人は多いでしょう。

しかし、将来のことを考えると投資を始めることで得られるメリットは多いです。

複数ある投資の種類をしっかりと理解し、自分に合った投資を始めてみましょう。

心者であればローリスク・ローリターンな投資から始め、慣れてきたら違う投資を始めるなどしてリスクを抑えながらの投資がおすすめです。

【投資の勉強法】株式投資を始めたい人必見!自分に合った勉強方法を見つけよう・永久保存版

投資には、様々な種類があり、特に知名度が高いものとして株式投資が挙げられます。
株式投資で大きな利益を得ているという方もいれば、これから株式投資を始めたいと考えている方もいるでしょう。

株式投資は、企業の株を購入することによって投資を行うため、FXや仮想通貨投資と比べると安心感が高いと考える方もいるのではないでしょうか?
しかし、正しい知識を身に付けていないと大きな損失を被ってしまう可能性はゼロではありません。

株式投資は難しいというイメージもありますが、どうすれば効率的に勉強することができるのでしょう?

今回は、

株式投資の勉強の必要性や、どのような勉強方法が効率的なのか

をご紹介していきます。これから株式投資を始めようと検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

株式投資の勉強はしておいた方が良い理由

 

長期的に投資をするなら論理的な売買判断が必要だから

株式投資は、多くの場合長期的な投資を行うことになります。

これまでに投資の経験がない方の場合は、チャートの見方はもちろんですが、投資を成功させるためのポイントや失敗してしまう可能性がある投資の仕方についても知らないでしょう。

知識がなければ、株価の上下など目の前に見えることしか頼りにできず、感情的な投資になる可能性が高まります。

しかし、長期的な投資をしていくのであれば、感情的な投資ではなく理論的な判断による投資をする必要があります。

理論的な判断をするためには、株価の動きから今後どうなっていくのかを予想できるような知識も活用していかなくてはなりません。

大きな損失を被ってしまうリスクを減らし、長期的に株式投資を続けていきたいのであれば、しっかりと株式投資の勉強をしておくようにしましょう。

企業を見極めるために情報を読み取る力が必要だから

株式投資で成功するためには、成長する企業の株を購入できるかどうかが大きなポイントになります。

つまり、企業の成長性を見極めるための情報をキャッチできるかが重要になってくるのです。

成長する企業かどうかを見極めるためのポイントの1つに、過去の業績推移があります。

これまで順調に業績を伸ばしている企業であれば、これからも業績が伸びていく可能性が高いと言えるでしょう。

今後の成長性を見極めていくことによって、株式投資でも成功を収められる可能性が高くなります。

株式投資を始めるのであれば、様々な側面から見て情報を読み取る力も必要になってくるため、最低限の勉強は行っておいた方が良いでしょう。

株式投資のおすすめ勉強方法① 書籍を読む

基本とテクニックが学べる

投資初心者は、株式投資を成功させるための基本やテクニックも身に付いていないため、まずは基本やテクニックを学ぶために書籍を読むことをおすすめします。

株式投資の入門書も数多く出版されているため、書店に行けば関連する書籍も合わせて確認できるでしょう。

書籍を読むことで、株式投資経験者に会うことなく、投資家の考え方を知ることができます。

入門書であれば、基本とテクニックもしっかりと学べるため、投資初心者にはおすすめの勉強方法です。

入門書の中にも様々な種類があるため、いくつかの書籍を見比べて自分が読みやすいと感じるものを選ぶと良いでしょう。

難しい用語などを丁寧に説明している書籍もあるため、株式投資初心者でもしっかりと知識が身に付けられます。

書籍から学んだ知識を投資に生かせれば、株式投資初心者であっても成功への第一歩を踏み出せるでしょう。

成功者が書いた書籍を参考にしよう

株式投資に関する書籍はたくさん出版されているため、どれを選んだら良いか悩んでしまう方もいるでしょう。

そんな時には、実際に株式投資で成功した方が書いた書籍を手に取ってみてください。

成功者が書いた書籍には、真似できる投資方法なども書かれているケースが多いため、これからの長期的な投資にも役立ちます。

いくつかの書籍を読み比べれば、様々な投資方法を知ることにもつながります。

その中から自分に合う投資方法を見つけ、投資を行っていけば成功の可能性も高くなるでしょう。

ちなみにおすすめの投資の本に関しては下記のページにまとめてあります。

投資を独学!おすすめの本10選・初心者から上級者まで役立ちます。

また、活字が苦手な方は投資の漫画もありますので、下記のページを参考にしてください。

漫画で楽しく学ぼう!投資家もおすすめする投資漫画5選

株式投資のおすすめ勉強法② 経済系の番組や新聞を活用する

世の中の動きを知ることは大切

経済系の番組や新聞をチェックすることで、世の中の動きを詳しく知ることができます。

幅広い情報を提供している媒体なので、保有株が属する分野に偏った情報を収集することも防げるようになります。

偏った情報ではメリットを感じられる株式投資につなげにくくなる可能性も高いため、幅広い情報を網羅できる経済系の番組や新聞のチェックがおすすめです。

また、特定の分野に特化した情報を得られることもあるため、様々な側面から世の中の動きを確認しておくと、より高度な分析ができるようになります。

企業の動き方と株価を連動させてみる

経済系の番組や新聞をチェックする中で、株を保有している企業がどのような動きをしているのかを確認できます。

その動き方と株価を連動させてみると、これから上がっていくのか、下がってしまうのかを分析しやすくなります。

株価は、基本的に企業の動きに連動しているため、株価の上下は慣れていけば難しく感じることはほとんどありません。

企業の動きは社会情勢にも左右されてしまうため、経済系の番組や新聞から情報を得ることはとても役に立つと考えられます。

株式投資のおすすめ勉強法③ 実際に取引しながら覚える

実際に取引してリスク管理のやり方を学ぶ

書籍や経済新聞、経済番組で投資の知識を身に付けることはもちろんできますが、実際に取引することで違った学びも得られるでしょう。

特に、リスク管理に関しては実際に取引をしなければ分からない部分です。

書籍や経済新聞、経済番組から学んだ知識は実際の取引で役立てることが多いため、知識を身に付けてから投資を始めるという方法も間違っていません。

しかし、リアルなリスクに遭遇しなければ、リスク管理の重要性に気が付けません。

投資にはどのようなリスクがあるのかを把握するためにも、実際に投資をしながら必要なことを覚えていくと良いでしょう。

再現性を身に付けることが大切

実際に取引をしながら勉強する目的は他にもあります。

それは、再現性を身に付けることです。

再現性が高い場合は同じような相場になった時に、同じ取引方法を選べば利益につながる可能性も高まります。

再現性を身に付けるためには、これまでにどのような相場でどのような取引を行ったのか、どのくらいの利益を得られたのかが重要です。

再現性が高まっていけば、ストレスの少ない取引ができるようになり、どの程度の損益が発生するのかも予想しやすくなるでしょう。

また、投資をする際のリスクを軽減させるためにも、再現性を身に付けることは重要だと言えます。

例えば、利食いや損切りをする際の目標も設定しやすくなるのです。

まとめ

投資をこれから始めてみたいと思っているけれど、投資をするための知識をどうやって身に付けていけば良いのか分からない方は少なくないでしょう。

投資をするための知識を身に付けるためには、自分に合う勉強方法を知ることが重要なポイントになります。

投資に関する勉強方法として今回は、

 

書籍を読む

経済系の番組や新聞をチェックする

実際に取引しながら覚える

 

という3つの方法をご紹介しました。

この3つの勉強方法は、どれも株式投資の本質を知ることができる方法です。

それぞれの方法に魅力があるため、どれが合っているかを見極めていけば、株式投資の成功につながるでしょう。

投資と投機は別物!将来に向けた運用を始めるなら?

株式の話題では、投資とは別に投機という言葉が出てくることがあり、違いが分からず混同される方は多く見られます。
それぞれ本質的に違うので、未来に向けた資産運用を始める前に正しい意味や特徴を知ることが大切です。
今回は、勘違いしやすい投資と投機の違いや、資産運用を始める上で知っておきたい長期投資についてご紹介しましょう。

投資と投機、それぞれの特徴

投資とは?

投資は資産運用を目的に資産を投入することです。

株式投資であれば、上場企業が発行する株式を購入することを「投資」と言い、企業の業績に応じて配当金や株式の売却でキャピタルゲインを得られます。

株式を保有していれば配当金だけではなく、企業の商品やギフト券などが届く株式優待を得られるところも投資の特徴です。
企業の成長や業績上昇を見込んで資産を投入するため、将来性や景気の動きを分析し、数多くの銘柄から採択する能力が求められます。

投機とは?

投機は「機会」に資金を投入するという意味があり、価格変動を予想して売却を繰り返して利益を出す方法です。

日中に行われるデイトレードや数日または数週間の間で取引を済ませるスイングトレードが投機に該当します。

短期での運用となるため企業の将来性や業績を長期的な観点で見る必要がなく、その場の状況で判断するギャンブルのような一面を持つところが特徴的です。

投資=投機は間違い!

投資・投機を一緒と認識している人は多い

投資と投機の特徴を見ると同じ資産運用でも本質に違いが見えてきますが、初心者や投資経験のない人は投資=投機と勘違いしている人は多いです。

投資も投機も株式や為替などに資産を投下して利益を得ることには変わりはありませんが、大きな違いは運用期間や利益の出方にあります。

投資は配当金の増額や株価上昇に期待して、有望だと思う企業に資産を預ける方法なので長期運用が基本です。

配当金や株主優待が魅力ですが、株価が下落した時の損失がデメリットと言えるでしょう。

一方、投機は株価の動向に合わせて安い時に買い、一定のところまで上昇したら売るという行為を繰り返す短期的な運用となります。

常時株価の動きを注目する必要がありますが、利益を得るためには数を積まなければなりません。

ただ、値幅が少ない分、動向を読み間違えても損失が大きくなく、企業の業績や成長性に左右されずに運用できることが投資との違いです。

投資をしていない人が抱きがちな勘違い

投資をしていない人の多くは投資に対してギャンブルのイメージが強く、運が良ければ稼げる手段と見ています。

宝くじや麻雀といったギャンブルは勝つことで得られる報酬を奪い合うゲームであり、稼げているようで実際の収支合計はゼロという特徴を持ちます。

短期運用となる投機も限定されたパイを奪い合う方法なのでギャンブル性が高く、誰かが得をすれば誰かが損をする世界です。

しかし、投資は経済の成長に合わせて利益が乗せられていくものなので、投機のようなギャンブル性は低く、株を保有するほぼ全員が得する仕組みとなっています。

有望な企業の見極めが求められますが、長期的な視点で見れば安全に資産を形成できる手段であり、ギャンブルのような危険性はないと言えます。

投資は高額な資金が必要というイメージがありますが、少額投資も可能なので参入へのハードルが下がり身近な資産運用法になりました。

長期的な投資なら低リスクで始められる!

投機のリスクと長期投資のリスクを比較

なぜ長期投資は低リスクなのか、まずはリスクを比較してみましょう。

投機は短期間の取引となるので、常に株価の動きを気にして運用しなければなりません。
株価は昼夜問わず変動しているので、日中仕事をしている人には難しい運用方法といえるでしょう。

また、1回の売却の値幅が低くなるので、何度も取引をして数を稼がないと利益も稼げません。

特に難しく分析しなくてもいいので簡単そうに見えますが、実際に勝ち続けることはプロでも困難と言われ、小さな損失でも積み重ねれば大きな損失になってしまいます。

のめり込んでしまうと仕事や家庭を犠牲にしてしまう恐れもあるでしょう。

一方、長期投資のリスクは保有期間が長い分、想定していないリスクを背負うがあることです。

投資先を見誤ると業績がなかなか伸びず利益が少なくなり、業績が下がる一方だと倒産の危機も懸念されます。

安定している企業でも何かのマイナス要因で株式市場が大きく下落する可能性も否定できません。

長期投資ではリスクを減らすことが重要で、投資を一点に集中するのではなく分散させてリスクを軽減させることが成功の鍵です。

同時に変化する企業の財務状況や業界の環境などを分析するファンダメンタル分析も重要であり、状況に応じて株式の買い増しや売却などその場に合わせた対応が求められます。

長期投資はどれくらいの費用で始められる?

資産運用を始める時は生活費や貯金から出すのではなく必ず余剰資金を確保して、その中で運用することもリスク軽減のコツです。

では、具体的にどのくらいの費用を確保すればいいのか悩む方は多いでしょう。

余剰資金はあればあるほど良いのですが、どんな運用スタンスで取り組むかによって必要となる初期費用は変わってきます。

目安としては日本国内の上場銘柄の約半数は10万円前後で売られているので、余剰資金は最低でも10万円が無難です。

複数の銘柄を購入して分散投資をするのであれば、より多くの余剰資金を確保する必要があります。

実際の投資額は余剰資金の3割がちょうど良いと言われていますが、厳しいと感じる時は2割や1割でも良いので、無理のない範囲で投資してください。

少額から始めたいなら投資信託がおすすめ

自己運用は購入する銘柄やあらゆるリスクに備えて、ある程度まとまった資金が必要となり、ハードルが高いと感じる初心者は少なくないでしょう。

投資信託なら少額でスタートできるので、大金を確保できない人も長期運用を始めることができます。

そもそも投資信託とは複数の投資家から資金を集め、その資金でプロが運用を行い投資家に利益が分配される金融商品です。

他の投資家からも資金が投入されるので1人あたりの負担が少なく、最低1万円からスタートできるケースがほとんどです。
商品によっては1000円や5000円から始められる投資信託もあります。

投資信託でも損失がないわけではないので、どこに投資する見極める必要がありますが、難しい専門知識があまりなくても始められるので、初心者も安心できる運用方法と言えます。

投資する商品の幅が広いので、少額で分散投資が簡単に行えるところも投資信託の利点です。

まとめ

初心者が混同しやすい投資と投機の違いをご紹介しましたが、簡単に説明すると投資は長期運用、投機は短期運用というスタンスにあります。

それぞれメリットとデメリットがあるので、一概にどちらが良くて悪いとは判断できませんが、投機はギャンブル性が強いことを覚えておきましょう。

そしてしっかりと投資の種類を把握し、投資詐欺などに合わなに為にも投資の勉強は必要です。

初心者は運用やリスク管理に慣れるまで時間がかかるので、投機よりも長期的な投資の方が低リスクで始められるためおすすめです。

自分で運用することに不安であれば、投資信託の選択肢もあります。

少額から投資でき、投資先の情報収集や分析など運用までも担ってくれるので、初心者にも安心の運用方法なので検討してみてはいかがでしょうか?