レコメンド画像4

お金

あなたの資産、“死に金”になっていませんか?生き金にするお金の活用方法

お金は生活をしていく上で絶対的に欠かせないものですが、そんなお金にも“生き金”と“死に金”というように大きく分類されることを知っていますか?

資産運用や投資を始める場合や、日頃のお金に対する考え方を見直している、節約を始めようと思っているという場合にも、生き金と死に金の分類は重要になってきます。

ただ、どういったものが生き金・死に金に分類されるのかというのは、実は人によっても異なっているのです。

そこで今回は、

生き金と死に金の意味と違い、そしてもし死に金が多くなっている場合に生き金へと変化させるお金の活用方法についてご紹介していきましょう。

生き金と死に金の意味を知りたい方はもちろん、お金について見直していきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

生き金・死に金とは?

生き金とは

まずは生き金と死に金の意味からご紹介していきます。

生き金とは、お金を使うことによって対価となるモノや体験を受け取る以外に、新しい価値を生み出す方法です。

お金はただ使っていればモノを消費してしまうだけで終わってしまいますが、そこから次につなげていき、自分にとって新たなスキルを身に付けられたり、知識を学んだりできることでお金は生き金になるのです。

また、生き金は自分のためだけではなく、他の人に使っても生き金として働いてくれます。

例えば自分の子どもの教育費は、自分ではなく子どもが成長するために必要な資金です。

他にも友人と交流を深めるために使った食事代や恋人とのデート代なども生き金に含まれます。

死に金とは

自分や他の人の人生でプラスに働くお金を生き金と呼ぶ一方、死に金は生きていく中でなくても困らない、プラスにならないお金を指します。

例えば、トレンドになっている高価なアクセサリーを自分のためだけに買ったとします。

これは自分の欲望を満たすためだけに使われたお金なので、生き金とは言えません。

わざわざ高価なアクセサリーを身に付ける必要もなく、トレンドということもありいつかは飽きられてしまう可能性が高いです。

そのため、アクセサリーに使ったお金は死に金と言えます。

他にも、ギャンブルは死に金に分類できます。

「ギャンブルは生きがいだから生き金だ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ギャンブルをしても自分を成長させることにはつながりません。

ただし、ギャンブルを仕事にしているプロは話が変わってきます。

仕事として本気でギャンブルをやっているため、一概に死に金とは言えません。

あくまでも娯楽の一環として節度ある楽しみ方をしたり、プロとして本気で研究し稼ぎに来ていたりするのであれば、その人にとってギャンブル代も生き金になるでしょう。

しかし、ほとんどの人にとってギャンブルは死に金となります。

お金持ちは生き金と死に金の違いを理解している

生き金と死に金のそれぞれの特徴についてご紹介してきましたが、お金に余裕があるお金持ちの人は生き金と死に金の違いを理解している、もしくは無意識に生き金を使っているという人が多いです。

生き金・死に金という考え方はあくまでも個人的な価値観によって分類が変わってきますが、お金持ちの人はお金を守るだけでなく活かそうと管理しています。

例えば、資産運用はただ資産を保有するだけでなく運用することで、生き金にしているのです。

お金持ちは生き金と死に金の違いを理解し、生き金を重視しているからこそお金持ちを維持できると考えられます。

貯金も必要だが、生き金を作るための投資も必要!

貯金も備えた方が良い

貯金されている方の中には今回の記事を読んでみて、「貯金を全て生き金に変えたとしても損をしてしまえば将来使えるお金がなくなってしまう」と感じた方も多いのではないでしょうか?

実は、貯金自体が死に金というわけではありません。

ただし、明確な意味がないままお金を貯めているようなら死に金となってしまいます。

例えば「将来子どもが大きくなって、大学に行くための費用を貯金しよう」、「家族で海外旅行に出かけたいから今のうちにお金を貯めておこう」など、目的がはっきりとしている場合は問題ありません。

何となく将来が不安だからという理由で貯めているのであれば、はっきりと目的を明確にするか、もしくは下記で紹介するお金の活用方法を実践してみてはいかがでしょうか?

余裕が出てきたら生き金づくりを始めてみよう

現在生活をするのに必死で、なかなか生き金を使えないという方もいらっしゃるかと思います。
生き金は無理やり使うものではありません。

無理やり使い、生活が危うい状況になってしまうようならそれは生き金ではないとも考えられます。

お金に余裕が少し出てきたタイミングで、少しずつ生き金を使っていけば良いのです。

例えば、自身のスキルアップのために資格を取得する学校に通うための費用が必要であれば、そのお金を貯める行為も生き金になります。

お金に余裕がなくても生き金づくりができている場合もありますが、基本的には生活が苦しくならないまでお金を稼げたり、貯められたりするようになったら生き金づくりを始めてみましょう。

貯金を生き金に変える、お金の活用方法

色々なことを経験してみる

貯金を生き金に変えたいのであれば、自分にとって有意義であることが大切です。

まだ何が将来に役立つかは分からなくても、色々な経験をしてみることで将来につながることを見つけられるかもしれません。

例えば、今まで興味はあったがやったことのないスポーツを始めてみたり、普段なかなか入らないお店に入ってみたりするのも良いでしょう。

色々な経験をするためにはお金が必要になってくる場合もあります。

自分にとってプラスに働くか、それともマイナスに働いてしまうかは別として、経験することは将来のための糧になってくれるでしょう。

自分の目標を達成するためにお金を使う

自分の目標を達成するために使うお金は生き金になります。
例えばメイクが好きで、コスメをたくさん集めていたとします。

ただただ集めているのであれば死に金になってしまいますが、「将来メイクアップアーティストになりたい」、「メイクに関する仕事に就きたい」という思いがあれば生き金へと昇華するのです。

投資を始めてみよう

将来につながるお金の使い方として手っ取り早いのが、投資です。

投資にも様々な手段がありますが、最初はリスクの低いものから始めていき、徐々に自分のライフスタイルややりやすい手法に合わせて、投資の種類を決めていきましょう。

投資の種類に関しては下記のページを参考にしてください。

投資の種類はどれくらいあるの?特徴を知って自分に合う投資方法を見つけよう

投資でお金が増えていけば、またその分生き金に使えるお金が増え、人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。

まとめ

生き金と死に金の意味、そして貯金を生き金に変える活用方法についてご紹介してきました。
せっかく頑張って貯めたお金を死に金にしたくない方も多いでしょう。

将来のためにも生き金として使っていき、さらなる資産を築き上げていくことも大切です。
生き金の使い方は人それぞれで異なります。

モノや経験に関する価値観が違っているため、生き金の分類も人によって変わってくるのです。
しかし、生き金の本質自体は変わりません。

生き金は基本的に自分や他人のために使うお金ですから、リターンを期待するものではなく自分にとって豊かな使い方ができるかどうかがポイントになってきます。

日常的に、死に金になっていないか、きちんと自分にとってプラスになっているかを考えながらお金を使ってみましょう。

 

金運上昇が狙えるパワースポットランキング!ベスト5

新しい時代が幕を開け、心機一転、「今までやってこなかったことにもチャレンジしてみたい」そんな気持ちになった方も多いのではないでしょうか?

「でもちょっと待てよ、ほんとに今のタイミングで大丈夫!?」

「現在の自分の運気はどうなのかな?」

「パワーを注入したい!」

そんな方は本当にラッキーです!

なぜなら、今日この記事に出会って日本全国にあるパワースポットを知り、運気アップできるチャンスを得たのですから。

金運上昇が狙えるパワースポットランキング!ベスト5

今回は大まかなパワースポットの紹介ではなく、特に金運に絞ったパワースポットを5つ厳選してみました。

金運アップに効果があるとされるスポットの由来や具体的なご利益についてまとめているので、読むだけでも運気が上がるかも!?

 

【1位大崎八幡宮】

出典:http://www.oosaki-hachiman.or.jp/

まず紹介したいのが、東北の数あるパワースポットの中でも「国宝を保有している」という珍しいスポット「大崎八幡宮」です。

・場所
大崎八幡宮は、宮城県仙台市青葉区という仙台市に5つある区の中でも最も大きな区に所在しています。青葉区は伊達62万石の城下町としても栄えた歴史があり、情緒ある建物、商店街が数多く軒を連ねています。

では、このような歴史と賑やかさ、機能性を兼ね備えた街「青葉区」にある大崎八幡宮は一体どのような経緯で建立されたのでしょうか。

・由来
大崎八幡宮は1607年(慶長12年)に伊達政宗の命によって建てられました。名前に「大崎」がついているのは室町時代の奥州菅領大崎氏に由来するといわれ、政宗が仙台という都市の原型を作る前の話です。

特筆すべきは、当時から桃山建築の傑作とまで言われ、現在でも国宝として認定されている「御社殿」です。設立当時には、巨匠と呼ばれ全国でも有名だった職人さんを招き、色彩豊かな組物、唐獅子の壁画、青龍などの彫刻を施して作られました。
そして「権現造り」としても有名な御社殿は正面が壮大な千鳥破風(ちどりはふ)、向拝は軒唐破風(のきからはふ)という何とも豪華で意匠が凝らされた社殿となっています。

・ご利益
大崎八幡宮は伊達政宗の時代から金運アップの効果・ご利益があるとされてきました。
会社経営者や商売繁盛を願う方、また宝くじを購入した方など様々な人が訪れます。

元々、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后といった歴史上存在していたとされている人物達のご利益があると考えられてきました。
また、この神社の特徴として「体内に良い気の流れを保つ」効果があると言われているので一時的な金運アップだけでなく、「お金持ち体質になりたい」という方にも人気のスポットとなっています。

金運と同様に大崎八幡宮のご利益として有名なのが勝負運アップです。
これは先に紹介した「応神天皇」が武勇の神様として知られていることに由来し、有名なスポーツ選手や必勝祈願する方にも人気なことからも分かります。
特に午前中の参拝は効果が高いと言われていて、一番気の強い場所とされている本殿前は朝から参拝客で賑わうこともあります。

さらに、この神社は今年(2019年)の干支「イノシシ」を祀った神社としても知られています。
仙台近郊の地域では、12支の当たり年を「卦体神(けたいかみ)」と言ってそれぞれの干支を本尊に祀る習わしが残っています。
戌年、亥年の方にご利益があると言われているので、今年の年男、年女の方も是非足を運んで見てはいかがでしょうか?

・周辺情報
「大崎八幡宮」がある青葉区内には東北大学や各専門学校、研究機関が多く所在し、学都としても有名です。

また他の有名なスポットとしては、伊達政宗の騎馬像がある仙台城跡、瑞鳳殿、ショッピングを楽しむならエスパル、ハピナ名掛丁などがあります。

パワースポットで運気をチャージ出来たら、仙台という街の歴史を感じながら、おいしい牛タンを食べ、ショッピングを楽しみましょう!

・交通情報
大崎八幡宮までの交通手段はバスか地下鉄、もしくはJR仙山線になります。

バスの場合、まず仙台駅に着いたら西口バスプールより仙台市営バスの定義、国見ケ丘方面10番、15番に乗り「大崎八幡宮前」で下車となります。

地下鉄の場合には、地下鉄北四番丁駅で下車した後、二日町北四番丁バス停より上記のように仙台市営バスに乗ります。

仙山線で行く場合には、国見駅もしくは東北福祉前駅で下車し、徒歩15分くらいです。

 

【2位小網神社】

出典:http://www.koamijinja.or.jp/

・場所
江戸時代以降、ほぼ日本の中心である東京都中央区の日本橋小網町にあるのが小網神社です。
小網神社は前身を「万福庵(まんぷくあん)」といい、観世音と弁財天が安置されていました。恵心僧都(けいしんそうず)開基の庵で、その後の小網神社を含めると1000年もの歴史があります。

・由来
小網神社となる名称の由来は、1466年にさかのぼります。そのころ万福庵の周辺の村で悪疫が大流行していました。ある日、海で網にかかったという稲穂を持った一人の老人が庵を訪れ、数日滞在していました。そしてある夜、庵主の夢枕に万福庵開基である恵心僧都が立ちます。
「今そこに滞在している翁(老人)を稲荷大神として崇めなさい。そうすれば悪疫は治まります」
朝、このお告げを聞いた庵主が目を覚ましたときにすでにその老人の姿はありませんでした。
庵主はこのお告げのことを村人たちに伝え、老人を小網稲荷大明神と崇め神社を創設します。そして日夜祈願を続けると本当に悪疫がピタリと治まったのです。

領主もそのことを聞きしばしば神社へ詣でに行き、万福庵は「小網山稲荷院万福寿寺」と新たに名付けられ、1596年から1615年の慶長年間にはこの地域が小網町と名付けられました。
そして太平洋戦争でも焼けることなく無事残り、戦後、宗教法人化によって名称が現在も呼ばれる「小網神社」となりました。

・ご利益
この神社そのものが数々の強運伝説を持っている場所で、社殿向拝の左右に強運厄徐の「昇り龍」「降り龍」の彫刻があります。また神楽殿は五角形というとても珍しい造りをしているのも見どころです。
周囲を背の高いビルに囲まれ、決して神社としては大きくはないのですがここに健康・長寿のご利益がある福禄寿様、金運上昇のご利益がある弁財天様がいらっしゃいます。

中でも拝殿の左横の弁財天様と銭洗いの井は有名です。弁財天様の台座元にある銭洗いの井で硬貨を洗い清め、それを財布に入れておくとそれが「種銭」となってお金が増える、恵まれるといわれています。
弁財天様は七福神の中の一柱であり、「財福を授ける」というご利益があるといわれる神様で、ほかにも

・学業成就
・立身出世
・勝運、武運長久
・技芸上達
・恋愛成就、縁結び
・国家鎮護

といった様々な分野を網羅しています。
小網神社の弁財天様は船に乗っていることから万福船乗弁財天(まんぷくふなのりべんざいてん)との名でも親しまれています。
銭洗いの井はここだけではなくほかの神社にもありますが、特に小網神社は人気が高く休日には行列ができ、金融関係者も多く訪れるようです。

その理由の一つにはこの神社にある数々の奇跡的な強運な伝説が関係しています。
その名称の由来となった悪疫を納めるということで縁起が良いと江戸時代から長いこと親しまれただけでなく、大正時代の関東大震災では神社のご神体と一緒に逃げた人々はその後起きた火災に巻き込まれることもなく無事でした。さらに太平洋戦争時、出征の奉告をしこの神社の御守りを持って行った兵士たちが全員生還したという奇跡が起こりました。
先ほど、大きくはない神社と書きましたが、逆にいうとこの強運な数々の伝説を持っている小網神社であるからこそ、戦後も人々の大きな信仰に守られて場所を移動することもなく現在も変わらぬ場所で人々を見守り続けることになったのです。

・周辺情報
小網神社は、人形町小網町にあり周辺スポットには三越日本橋本店や歌舞伎座、豊洲に移転後も残る築地場外市場など、ここには書ききれないほどの有名どころばかりです。

・交通情報
東京メトロ日比谷線人形町駅A得2出口から徒歩5分。日本橋小学校方面へ進み、「玉ひで」前を通過。そこから1つ目の信号を渡り神社案内坂、ローソンを右折すると神社ののぼりが見えてくるので、最初にある道を左折すると神社があります。
都営浅草線人形町駅A5出口から徒歩7分…出口から右手に進み、1つ目の信号を道路の左側に渡ります。右手に見えてくる「なか卯」を左折。そこから十字路を右折して進むと神社の神楽殿が見えてきます。
そのほかに東京メトロ半蔵門線水天宮前駅8出口、東京メトロ東西線茅場町駅10出口からも10~15分で行くことができます。

【3位愛知 三光稲荷神社】

出典:ttps://inuyama.gr.jp/sanko-s.html

・場所
東京駅からですと、東海道・山陽新幹線 のぞみ109号 広島行に乗って名古屋駅へ。そこから名鉄(名古屋鉄道)名古屋駅に徒歩で移動し、名鉄犬山線快速特急 新鵜沼行にて犬山駅移動します。そこから犬山城へ向かう途中に位置するのが三光稲荷神社です。

・三光稲荷神社の由来
いつ頃の建築かは明らかではありませんが、伝承によると天正14年(1586)とされています。犬山城内の三狐寺山(今の丸の内緑地公園の中)にある神社です。昔から織田信長の叔父である織田信康の崇敬に厚い場所として認知されており、犬山城の主である成瀬家の守り神として重要視されてきました。現在の三光稲荷神社は、昭和39年10月に移築されたもので、大神様によって福徳や開運厄払いなどを求めて全国から多くの人が訪れる人気のスポットになっています。三光稲荷神社は昔「三光寺さん」と呼ばれていました。これは、明治時代の神仏分離によってお寺が取り除かれ神社化したことが影響しています。

・ご利益
三光稲荷神社は、縁結びや金運などのご利益がある神社として有名です。三光稲荷神社にはピンク色でできた「ハート絵馬」と呼ばれているハート型の絵馬が存在しています。「ハート絵馬」は願いが叶うとして有名です。三光稲荷神社には、恋愛成就のご利益が得られるとして多くの人が訪れています。また、金運のご利益がある銭洗いも有名です。三光稲荷神社にある銭洗い池の御神水でお金を洗うことによって、洗ったお金を使うと倍になり自分の元に戻ってくると信じられています。また、洗ったお金を使わずに持っていると子孫長久や一族が繁栄するご利益が得られますので、持っているだけでもご利益が得られます。銭洗い池で宝くじを洗って実際に高額当選を果たした人もいます。

・周辺のスポット紹介
三光稲荷神社の近くには、城とまちミュージアム(犬山市文化史料館)という人気のスポットがあります。ここでは、江戸時代にあった城下町を再現したジオラマがあり、江戸時代(天保11年)の犬山市の様子がどうだったのか知ることができます。城下町に今も現存している建物と比較しながら犬山市のことをより知ることができる歴史好きな人にとって楽しい場所です。展示室には旧犬山序樹種成瀬家のものがたくさん展示されており、定期的にテーマを変更した特別な展覧会も開催されます。入場料は大人100円、中学生以下は無料ですので気軽に入ることができます。

・三光稲荷神社へのアクセス
三光稲荷神社までは、電車やバスで行くことが可能です。電車で行く場合は、名古屋駅から歩いて5分の場所にある名鉄名古屋駅で電車に乗り、犬山遊園駅で降ります。犬山遊園駅から三光稲荷神社までは1.2kmほどあり、徒歩15分ほどで到着します。バスで行く場合は、内田線に乗り、城前広場で降ります。バスから降りたら歩いて1分ほどで到着します。

【4位大国主神社】

出典:https://www.city.osaka.lg.jp/naniwa/page/0000001078.html

・場所
大国主神社は、大阪市浪速区敷津西にある神社です。
大阪の市街地にある神社で、地元の方には「木津のだいこくさん」という別名で親しまれており、その名前は「大阪市浪速区大国」という神社近くの町名や、最寄り駅の大阪メトロ「大国町駅」という駅名の由来にもなっています。

・由来
大国主神社の由来を見てみると、三韓征伐から帰ってきた神功皇后が住吉大社より敷津の浜へ航行していたおり、荒波が岸に打ち寄せているのを見て、三本の松を浜に植え、ここから先に潮が満ちないよう祈願して、その松の下にスサノオノミコトを祀ったのがはじまりとされています。
境内の中には、敷津松之宮と大国主神社の2つの神社があり、敷津松之宮にはスサノオノミコト、大国主神社には大国主神(大黒天)といった神様が祀られています。
ちなみに、大国主神社の大黒天像に宿る神様は、江戸時代の1744年(延享元年)に出雲大社から招かれてやってきた神様であると伝えられています。

・ご利益
大国主神社に祀られている大黒天は、七福神の中の一柱として有名で金運アップや縁結びなどのご利益があるとされています。
また、大国主神社でいただける「種銭」にはお金の種が入っており、「財布に入れておくだけで宝くじに当選する人が続出した」と関西のローカル番組で放送され、一時はブームになり、品薄になったこともありました。
「種銭」は、社務所でいただけ、初穂料は500円となっています。
なお、この「種銭」は1年ごとに神社にお返しし、新たな「種銭」を授けてもらうのがならわしとなっています。
授けてもらったら、財布の中か金庫などお金を直しておくところに入れておくようにしましょう。
といっても、神社に行って「種銭」だけをもらい、そそくさと帰ってしまうというのでは神様に対して失礼にあたります。
神社についたら、まずは敷津松之宮で「二礼二拍手一礼」のお参りをするのが礼儀です。
また、敷津松之宮の社殿前には、大黒天の石像が祀られていますので、地元の人と同じように石像の額に手をあててお祈りしたあと、右手に持たれている小槌にさわりながら願いごとを念じるようにします。
その後、大国主神社にもお参りをしてから、社務所に行って「種銭」をいただくようにするのがよいでしょう。

・周辺情報
大国主神社から徒歩で約10分のところには、今宮戎神社があります。
今宮戎神社は、毎年1月の9日から11日まで十日戎が開かれ、多くの人でにぎわうことで有名で、大阪では商売繁盛の神様として親しまれています。
ご利益をさらにパワーアップさせるためにも、大国主神社に行ったら、ぜひ今宮戎にもお参りするのがおすすめです。
地元では、「えびす、だいこく両社詣って本参り」と言われるくらい、両方の神社にお参りするのが縁起のよいこととされています。

・交通情報
大国主神社は、大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線の大国町駅2番出口から徒歩ですぐのところです。
大国町駅までは、御堂筋線梅田駅(四つ橋線は西梅田駅)から5つ目で、所要時間は約10分、難波駅からは両線とも1つ目で約2分です。
なお、大国主神社に専用の駐車場はありませんので、車で行かれる場合には付近のコインパーキングなどを利用することになります。

【5位岩国白蛇神社】

出典:https://www.shirohebijinja.com/

・場所
岩国白蛇神社は、平成24年につくられたばかりの新しい神社で、山口県の東端に位置する岩国市の今津町にあります。

・由来
岩国市には、アオダイショウの突然変異と考えられる「白蛇」が、この市のみに生息しており、1972年には国の天然記念物として指定されています。
わが国では、古来より白化した動物は神の化身として神聖視されることが多く、どの時代も大切に扱われてきました。
岩国でも、白蛇は岩国藩主の米蔵をネズミから守ってきたと信じられており、いつの間にか弁財天の使いとして神聖視されるようになっていったのです。
そのため、市内の各地には祠や白蛇堂がつくられ、市民からも「白蛇さん」と呼ばれ親しまれてきました。
このような白蛇に対する信仰、および保護の精神もあって、平成24年12月16日「岩国白蛇神社」が創建されるに至ったのです。

・ご利益
蛇はお金にまつわる縁起のいい動物とされており、なかでも白蛇はより強力な金運をつかさどると信じられています。
ちなみに、白蛇は神様そのものではなく、あくまでも神様の使いであると信じられているので、岩国白蛇神社といっても白蛇そのものが祀られているわけではありません。
岩国白蛇神社に祀られている神様は、宗像三女神と宇迦之御魂神(宇賀弁財天)です。
宗像三女神とは、田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神という三柱の神様の総称で、世界遺産である宮島の厳島神社からまねかれて祀られています。
この宗像三女神には、航海や交通の安全、金運の向上などのご利益があるとされています。
また、宇迦之御魂神は京都伏見稲荷大社に祀られている神様として有名で、五穀表情や商売繁盛のご利益があると信じられています。
宇賀弁財天は宇賀神を頭に乗せた弁財天で、インドから日本に伝わった後、宇迦之御魂神と同一視されるようになりました。
なお、宇賀神とは、人間の顔と蛇の身体をもつ正体不明の神様です。

・周辺情報
岩国白蛇神社のすぐ隣にある今津白蛇資料館には白蛇の飼育場や観覧施設があります。
白蛇神社の周辺では、昭和40年代ごろまでは自然の状態で白蛇がよく見られたのですが、都市化が進み生息地が減少したためか、白蛇の数は減少していき、あまり見られなくなってしまいました。
このため、岩国市では保護の目的で施設を作り、飼育と繁殖を行っているのです。
また、岩国白蛇神社の近くには、錦帯橋で有名な錦川が流れており、神社から徒歩5分ほどのところには寿橋という橋がかかっています。
縁起のいい名前の橋ですので、白蛇神社に行ったついでに寄ってみて、橋の上から錦川を眺めてみるのも面白いかもしれません。

・交通情報
岩国白蛇神社へバスで行く場合は、JR岩国駅から「いわくにバス」に乗車、今津バス停か天神町バス停で降り、そこから徒歩で約2分です。
また、錦帯橋からは、同じく「いわくにバス」に乗車、長山公園バス停で降り、そこから徒歩で約3分です。
なお、車で行く場合は、山陽自動車道の岩国インターチェンジから約15分で、駐車場は白蛇資料館側の道路にあります。

【まとめ】

日本にはパワースポットと呼ばれる名所が他にもたくさんあります。
旅行が好きな方や時間とお金に余裕のある方は津々浦々パワースポットを巡るのも楽しいかもしれませんね。

そして、今回は伊勢神宮や出雲大社といった超メジャーどころはあえて外してみました。
この2ヵ所についてはまた次回以降に紹介できればと思います。

 

 

 

織田信長の名言に学ぶ、戦国時代を生き抜く2つのマネー術③

戦に勝てるかどうかと兵力は必ずしも比例しない。

「戦に勝てるかどうかと兵力は必ずしも比例しない。比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ」
この言葉の出典は明確ではありませんが、信長の発言として知る人ぞ知る名言となっています。

意味合いとしては「戦においては兵力の大小よりも、兵力を生かすための戦術の方が大事である」といったように解釈ができます。

「比叡山の焼き討ち」や「髑髏の盃」の記録が残っているほど苛烈な所業で力を誇示したかのように見える信長。

しかし、戦においてはただ力に頼るのではなく、抜け目なく戦術を磨いていました。「長篠の戦い」での鉄砲の使用からも分かるように当時の

最新兵器をいち早く取り入れたり、集団戦に優れた長槍部隊を編成したりしていることがそれを示しています。

そして、これまで紹介してきた信長の言葉の中でも一番実践的な言葉になっているのではないかと思います。
なぜそうかというと、「戦」を「ビジネス」、「兵力」を「お金」または「財力」と置き換えると見えてきませんか。

つまりこうなります。「ビジネスの勝率とお金は必ずしも比例しない。比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ」
ビジネスにも通ずる信長の戦。ここからはより具体的な考察を行っていきましょう。

【奇襲ではなかった!?桶狭間の戦い】

「桶狭間の戦い」

この言葉を象徴するのに現代でも良く引き合いに出されるもの有名な「桶狭間の戦い」があります。

時は1560年。信長の領地尾張を攻めるべく今川義元は25000名もの兵を率いて向かいます。一方、迎え撃つ織田信長の兵はわずか5000名、その

兵力の差は5倍。兵の数には多少誇張が入っているかもしれませんが、大きな兵力差のある戦いに信長が臨まなければならなかったのは事実のようです。

では、なぜ信長はそのような状況の中で今川義元を迎え討ち、大逆転を収めることができたのでしょうか。

相手となる今川義元は当時絶大な権力を持つ大名。駿河、遠江(とおとうみ)、三河、尾張の東部を支配し、今で言えば愛知から静岡までの領地を持つ「100万石の大大名」と言えば権力の大きさがお分かりになるはずです。

それから、東は北条氏、北は武田氏と同盟を結んでいたので、その地位が脅かされるなど考えられないことでした。

当時、今川義元は45歳、戦の経験も豊富で脂が乗りきっている絶頂期といっても過言ではない年齢です。対して織田信長は若干27歳、尾張の5分の2程度を領有する17万石の大名。今川義元にとっては信長など子犬のような弱小者にしか映らなかったはずです。

案の定、織田軍は苦戦を強いられます。

次々と織田勢の砦や城は陥落、重臣の織田秀敏や佐久間盛重が戦死。待機していた信長は清州城を飛び出し自ら兵を率いて奮戦するも今川勢の勢いは衰えず、もはやこれまでかと思われた戦の3日目。

昼過ぎに突然の豪雨で視界不良となった戦場、織田信長は残った2000名の兵を率いてなんと今川義元率いる本隊を強襲したのです。

今川軍本体の一部といえど数は6000名でそれでも兵力の差は3倍もあったのですが、士気・戦闘能力の高い織田勢の奇襲に今川勢は混乱。

徐々に陣営は崩れていき、ついに今川義元は討ち取られ首は信長の手にするところとなったのです。これが世間によく知られている「桶狭間の戦い」となります。

しかし別の見方では、信長は各地に人をやり綿密な情報収集をしたおかげで地の利にも以前から通じ、今川軍の動きは随時把握していたと言われています。
その上で精鋭を集めどんな劣勢にあっても「一発逆転」「突破口」を見逃すことなく虎視眈々とチャンスを伺っていたわけです。

織田信長は「天才で短絡的な性格」と見られがちですが、実は大変な合理主義者として刻々と変わる状況を冷静に受け止め次々と的確な対応をしていたのです。

この時、もし負ければもちろん死あるのみ、遅かれ早かれ今川義元が尾張を攻撃してくることは予想がついていたものと思われます。

ですから、今回取り上げた言葉からも見られるように兵力数にとらわれない柔軟な考え方により歴史的な大勝利を収めることができたのです。

 

【マネー術①行動しなければ何も起こらない!】

「マネー術を身につけたい、お金を増やしたい!」

「お金を怖がったり、お金に使われるのではなく、お金を使いこなせるようになりたい!」

そんなふうに頭の中で考えているだけで、マネー術の達人になれるのでしょうか?

心の中で一生懸命願ったり祈ったりしていれば、お金が増えたり、お金を使いこなせるようになるのでしょうか?どんな立派な夢を持っていても、それに向かって行動を起こさなければ、ただの絵に描いた餅になってしまいます。

マネー術を身につけ、お金を使いこなせるようになるためには、やはり「行動」を起こさなければ始まりません。

今回取り上げている言葉は何かしらの行動をしなければ死が待っている戦国時代の言葉です。ですから、行動ありきの言葉ともとれます。

しかし、便利になりすぎた現代の世の中では行動を起こさなくともそれなりの生活が送れます。そして、そんな世の中で行動を起こすには強い意志が必要となります。

「人 城を頼らば 城 人を捨てん」

それを見越したかのように信長は、こんな言葉も残しています。

「人 城を頼らば 城 人を捨てん」

この言葉は、「城を頼りきり外への目をつぶるようでは、いずれその城がその者を滅ぼすだろう」という意味になります。

戦国時代において城は当主にとって何よりも大事なものという考えがありました。何を失くしても城さえあれば自分を(自分の領地を)守ることができるという考えが主流だったのです。

しかし信長は、桶狭間の戦いで「籠城した方が良い」という意見が大半だった中、あっさりと城を後にして今川義元を討ち取るまでになります。

つまりは、籠城という「行動しない」に近い選択よりも、攻め込むという「積極的な行動」を選んだといえます。

日常的なことで例えるなら、「貯金」です。

「お金を貯めなければ・・」

という思いにかられ日常生活に少しの潤いも与えず、大した行動もしないまま貯金だけする生活を送ることが本当に幸せといえますか?お金が動かないと経済が回らないとも言われます。

ですから、貯金に回せるお金があるなら、それを株式や不動産などの投資に使ってみてください。それが一つの行動になります。

「では実際に行動を起こすにはどうしたらいいのか」

そのような疑問が浮かぶはずです。

「行動活性化療法」

一つの事例として、うつ病の治療法として「行動活性化療法」と呼ばれるものがあります。

この療法では、うつ気分が「回復するのを待つ」のではなく、まず本来の目的(たとえば仕事に復帰するなど)に向かって、「今できる」行動を起こしていくことが重要視されます。

要するに、やる気が出てくるのを待って行動を起こすのではなく、先に行動を起こし「行動をすることによって気分が上がってくる、さらにやる気が出てくる」ということを目指すわけです。

その効果を示したのがイギリスのエクセター大学で行われた研究で「この療法によるうつ病の治療には、日本でもよく行われている認知行動療法と同程度の効果がある」とされています。

また、やる気になるのを待つより、先に行動を起こすことの大切さは、脳科学的にも裏付けられています。

脳の大脳基底核にある「淡蒼球」と呼ばれる部位の活動が活発になると、意欲的な状態、つまりやる気のある状態になることが分かっています。

ところが、この「淡蒼球」は脳の働きによって直接的に活性化されるのではなく、身体の動きが伝えられた結果として活発に活動するらしいことが明らかになってきたのです。

これらのことから言えるのは、人は「やる気があるから行動する」というよりも、「行動するからやる気が出てくる」といった方が正しいかもしれないということです。

ですから、目標や夢のためにあれこれ思案するばかりするよりも、行動する方がやる気も出てその目標や夢の実現につながります。

【マネー術②やみくもに行動するな!】

「行動分析学」

ただ、行動を起こすといっても、いきなり本格的な行動(例えば、いきなり投資会社や不動産会社と契約するような)を起こせばいいというものでもありません。

ところで、みなさんは「行動分析学」と呼ばれる心理学の学派はご存知ですか。行動分析学では、下等動物の行動から人間の高度な言語行動(認知や思考)に至るまで、ありとあらゆる「行動」が研究対象とされています。

この行動分析学の中に「シェイピング(行動形成)」という方法論があります。別名「漸次的接近法」とも呼ばれ、一気に目標とする行動ができるようになることを目指すのではなく、

スモールステップで、今できることから少しずつ成功体験や知識を積み重ねながら歩みを進めていった方が、目標とする行動を身につけやすいとされています。

これをマネー術に置き換えてみると、いきなり投資会社や不動産会社と契約するのではなく、まずは投資について本やネットのサイトを読んだり、

セミナーへ行ったりして勉強し、戦略を練ることが大切だということです。

戦略を練るにあたっては、人間の心理的な特性について知っておく必要があります。

「満足化の原理」

かつて伝統的な経済学では、「人間は自らの利益を最大化するため、常に合理的な行動を選択する生き物であると」考えられていました。

しかし、経済学に心理学の知見を取り入れた行動経済学という比較的新しい学問分野の研究によれば、そのような人間像は決して正しいとは言えないことが分かってきたのです。

1978年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの認知心理学者で経営学者でもあるハーバート・サイモンは「人間は、ある程度目的を達成できるような水準の選択肢があればそれを選択し、

そこで満足してしまって、さらに利益を最大化するような選択肢を探すようなことはしない」と言っています。

このような人間の傾向は「満足化の原理」と呼ばれています。

「プロスペクト理論」

それに加えて、アメリカの心理学者でダニエル・カーネマン(2002年ノーベル経済学賞受賞)とイスラエルの心理学者エイモス・トヴェルスキーが提唱した「プロスペクト理論」では、

客観的に低い確率で起こることは実際よりも過大評価され、

逆に客観的に高い確率で起こることは実際よりも過小評価されること

なども指摘されています。

例えば、宝くじで一等に当選する確率や、飛行機事故などめったに起きない事故に遭う確率は実際よりも高く感じられるのに、生活習慣病にかかる確率や、車で事故を起こす確率などは実際よりも低く見積もられてしまうということです。

これら以外にも人間の傾向は、多く存在しています。

そして、このような傾向について知っているのと、知っていないのとでは大きな違いがあります。ある程度の兵力に満足するのではなく、しっかりと戦略を練って行動することで理想の実現が可能となるのです。

それを示してくれているのが「戦に勝てるかどうかと兵力は必ずしも比例しない。比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ」なのです。

 

今回話したマネー術については杉田卓哉著「信長から僕が学んだ勝つために一番大切なこと」で分かりやすく学ぶことができます。

http://sugitaya.net/70s4povy/

織田信長の名言に学ぶ、戦国時代を生き抜く2つのマネー術②

そんな彼はいくつもの言葉を世に残していきました。その中には現在でも生かせる言葉が多数存在しています。

「天下布武」

この言葉は信長が天下を統べるべく掲げた四文字です。このように書くと戦の旗印として使用されたイメージを抱く人もいるかもしれません。

しかし、そうではありません。この四文字は印章の印文として使用されていました。印章とは、ハンコのことで、印文はそのハンコに刻まれた文字や記号になります。

つまり、天下布武は公的文書に押された、信長の意思を示した言葉といえます。しかし天下布武という言葉には未だに大きな誤解があり、その真意も正確には流布していないのが現状です。

しかし、その真意には現代を生き抜くために学ぶべきことが多く含まれています。
では天下布武の真意は何なのか?

それをひもとき、現在のマネー術に生かすとしましょう。

【天下布武とは】

「天下布武」という言葉が、織田信長が自分の印章に活用したものというのは先程紹介した通りです。この言葉は「世の中を武力をもって治める」という意味だと思われがちです。

しかし、正しくは武力という意味で使われてはいません。「武」には、元々「戦いを止める」という意味合いがあります。

漢字を分解すると「矛」と「止」となります。「止」の字以外の部分が「矛」を示します。矛は、戦の際に使われていた武器で、転じて戦いを意味します。

そこから、「矛を止める」ものが「武」です。その意味が込められているのか、「武」の部首は「止(とめる・とめるへん)」です。

また、「武」は「七徳の武」を意味しており中国の古典「春秋左氏伝」では「7つの武の目的を備えた人物こそ天下を治める資格がある」と書かれています。

①暴を禁じる(暴力の禁止)

②戦を止める

③大を保つ(大国を維持する)

④功を定める(功績を達成する)

⑤民を安じる(国民を安心させる)

⑥衆を和す(大衆が仲良くできるようにする)

⑦財を豊かにする(経済的な豊かさを実現する)

これらが7つの武の目的であり、転じて「天下布武」とは「天下に七徳の武を布く」となります。つまり自らを魔王と名乗った織田信長が「天下泰平の世の中を実現させる決意」を示したものです。

この言葉は、織田信長の名付け親である沢彦和尚が贈ったもので、信長は「自分自身の理想に合う言葉だ」と喜んでいたと「政秀寺古記」に記載されていたほどです。

【織田信長的マネー術①私利私欲に溺れるな!】

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という言葉を一度は耳にしたことはないですか。

この言葉の意味するところとしては、それぞれが自分だけのことを考えるのではなく、他の人のことまで考える必要があるといったところです。

もし、自分のことだけを考えて他の人が困っているのに助けてあげない人は、仕事の場や友人からも信頼してもらえません。

これは会社経営者でもいえることです。もし、会社の顔である社長が会社のことを考えず、自分の私利私欲のことばかり考えているとどうでしょう。

従業員のことを考えない社長のために働こうという気持ちが芽生えるとは到底思えません。そうなると生産性が落ちて会社がもうからなくなります。

その結果、社長はまともな給料を受け取ることができなくなり、会社のお金を使うような事態を招きかねません。

では、人間ではなく動物ならどうでしょう?

動物の中には血縁関係にない他の個体に対して、利他的な振る舞いをする種類もあります。

このような振る舞いは互恵的利他行動と呼ばれるもので、他の個体に対して親切にすることによって、その個体から利益(見返り)を得ることを目的にした行動です。

たがって、直接の利害関係がない相手に対しては、利他的な振る舞いがなされることはありません。

しかし、人間の場合はそうではありません。

直接的な利害関係がなく、利益(見返り)が期待できないような状況であっても、他の人に対して親切に振る舞うというのは、よく見られることです。

これは人間の場合、その場面を見ていた第三者からの評価が高まり、人物としての評判も良くなって、結局は自分も他の人から親切にしてもらえる、という社会的な仕組みが背景としてあるためと考えられます。

このような関係性といえば、なにか思いつく言葉はありませんか?

情けは人のためにならず

そう「情けは人のためならず」ですね。

この言葉は、人のためを思って親切に接すれば、その親切は相手のためになるだけではなく、まわりまわって結局は自分自身にとってよい報いとなって帰ってくる、ということを表しています。

このような「情けは人のためならず」という関係性は、社会心理学で「間接互恵性」と呼ばれており、人間の利他的行動の基盤になっていると想定されています。

ですから、自分を最優先してしまうと周りの協力を得ることができなくなってしまい、最終的には自分が苦しむ結果を生んでしまいます。

なにも「聖人君子になれ」といっているわけではありません。しかし他の人のためになることを少しでも行って、いざとなったときに助けてくれる人がいる人間関係を作るのは重要です。

「周りのことを考えて行動している」ということを証明すれば、多くの人に信頼してもらうことができ、ビジネスや人間系を良好に進めることが可能です。

【織田信長的マネー術②徳は返ってくる】

コンパッションの能力も同時にたかめる

上記で私利私欲に溺れないように話をしましたが、「人のため」ばかり考えていられないのも人間の性。これは決して「悪」というわけではありません。

「自分を大事にする」「自分のために何かをする」というのも、とても大切なことです。

今、ちょっとしたブームになっているマインドフルネスはご存知ですか。これに関しては、脳科学や臨床心理学などの分野でさまざまな研究が行われています。

そのような研究の結果、マインドフルネスを単体で行うよりも「コンパッション」の能力も同時に高めていった方が、より大きな効果を期待できることがわかってきています。

「コンパッション」とは、わかりやすくいえば「慈悲」とか「思いやり」あるいは「あわれみ」のようなもののことです。

そして「コンパッション」の中でもとりわけ重要とされているのが「セルフ・コンパッション」、つまり自分に対する思いやりなのです。

自分を許す

自分に対して思いやりをもって接したり、自分のために行動をすることが、自分自身を良い状態にし、その結果として人のためになる行動もしやすくなる、ということを指しているといえます。

つまりは「自分を許す」ということです。

これは投資などのマネー術でお金を稼ぐことにも当てはまります。この世の中には株や不動産に投資をし、配当金や家賃収入を得ている人がいます。

ただ、投資を行っている人は少数派で多くの方にとっては非日常的な行動に見えるでしょう。
もしかしたら人によっては「卑怯な稼ぎ方」と思っているかもしれません。

ですが、投資とは本来世の中のためにするものです。

自分のお金を投じることで経済成長の助けになり、社会の役に立つことができるのです。また、投資をしたお金が成長し、最終的に自分のところへ戻ってきます。

つまりは、社会のためにやったことが最終的に自分にとって良い結果を生み出します。
この事からいえるのは「投資を行った人や企業全てが幸せになるのが正しい投資」ということです。

「意図せざる結果」

また、社会学には「意図せざる結果」と呼ばれる概念があります。

この概念は、明確な意図を持って行動したにもかかわらず、その意図とは違った結果が起こることを指しています。

「情けは人のためならず」とは逆で、「自分のため」と思ってやったことであっても、まわりまわって結局は他人のためになることもあるということです。

ですから、まずは自分を許し、投資に挑戦してください。そして、そんな投資には複利効果があるので、続ければ続けるほど利益をたくさん得られる可能性があります。

自分のお金が世の中の助けになり、資産が増えていく様子を知ることでモチベーションが高まり、さらに投資をしようという気持ちになります。

それから投資をすることで国の経済動向や企業の状態を知ろうと思うようになり、多くの知識を得られます。

世の中のために始めた投資で知識を増やすことができ、配当金などを受け取ることができるようになり、最後には自分のためになります。

投資を始めることで、何事にも後ろ向きだった人でも自ら率先して情報を集め、株を買い増しするようになり、自分の新しい1面を見つけることができます。

今回話したことはマネー術のほんの一部に過ぎません。マネー術には幾多の方法が存在しています。
そして、その前にお金に対する考え方や罪悪感を改める必要があります。

 

今回話したマネー術については杉田卓哉著「信長から僕が学んだ勝つために一番大切なこと」で分かりやすく学ぶことができます。

http://sugitaya.net/70s4povy/

 

織田信長の名言に学ぶ、戦国時代を生き抜く3つのマネー術①

織田信長。
戦国の乱世に現れた天才武将であり、またの名を第六天魔王。
彼は戦国時代の常識を打ち破り、新たな世界を創造しようとしました。

そんな彼はいくつもの言葉を世に残していきました。その中には現在でも生かせる言葉が多数存在しています。

「是非に及ばず」

この言葉は、織田信長が本能寺の変の際に明智光秀が謀反を起こしたことを知って発したとされています。
是は良いこと、非は悪いことを指します。

つまりは「良いことも悪いこともない」となり「仕方がない」と解釈されているのが一般的です。「光秀のような優秀な人間に謀反を起こされたら仕方がない、どうにもならない」といったような諦めの気持ちとされています。

しかし例え本当に諦めの言葉だったとしても見方を変えれば、マネー術として生かせるのです。
「是非に及ばず」はお金に対しても言えることです。

お金は良いも悪いもありません。ただの道具であり、生きているわけでも死んでいるわけでもありません。そのことを教えてくれるのが、この言葉なのです。

「是非に及ばず」から読み取れるマネー術とはどんなものなのか?

【織田信長はどんな武将だったのか】

織田信長の幼少期は「うつけ」

まずは、言葉を残した者がどんな人間だったかを知るとしましょう。織田信長は、多くの日本人に天下人として知られている戦国武将です。

幼い頃は「うつけ」と呼ばれており、父親の葬儀の際、遅刻したあげく父親の位牌に抹香をかけて帰ったというエピソードはとても有名です。

そこからもわかる通り、信長は常識から外れた行動をたくさん起こしていた武将でした。代表的なのが「関所の撤廃」です。

当時は国をまたぐ際、関所を活用するのが当たり前で、そこを通るには税金が必要とされて、物流や人の交流の妨げとなっていました。

信長はそんな関所の撤廃を容赦なく行い、流通の活性化を進めました。また、楽市・楽座を取り入れ、既得権益の独占市場を破壊。商工業の取引を自由化しました。

これらの政策により地域経済が活性化し、関所の撤廃においては税金で潤っていた諸大名の力を削ぐことに成功しました。

加えて彼は新しいものが好きな武将としても有名で、1575年に行われた長篠の戦で武田勝頼率いる戦国最強の騎馬軍団を鉄砲隊によって撃破しています。

この戦いによって戦術や築城方法に大きな変化をもたらしたと言われています。そして天下統一を目前にしながらも部下である明智光秀の謀反に遭い、自刃しました。

信長が達成できなかった天下統一の夢は、信長を支えた部下である豊臣秀吉が成し遂げました。現在では信長が行った様々な型破りかつ斬新な手法が評価されており、多くの人が信長を愛しています。

【織田信長的マネー術①投資に目を向けよう】

「ものを言わない労働者」

資本主義を導入している国の多くが「投資術などを身に付けて、お金を稼いで裕福になることは良いことである」という考えを持っています。

お金を稼ぐことによって、自分の選択肢を増やすことができますし、さらには困っている人に対して寄付をすることができるようにもなります。

しかし、日本の場合は違います。日本は第二次世界大戦の敗戦国になって以来、アメリカに対して反抗しないよう「ものを言わない労働者」になる教育が行われたという説は有名です。

この説に信憑性を与えているのが、多くの日本人が汗をかいて長時間働いてお金を稼ぐことこそ美しいものだという考えが浸透している点です。その結果、日本はアジアの中で最も「マネーリテラシー」が低い国となってしまいました。

マネーリテラシー

マネーリテラシーとは、お金の知識レベルのことで、投資や資産運用、貯蓄などについてどれだけ理解しているかを示したものです。

マネーリテラシーが低い日本国民は投資に積極的ではなく、保守的な考えを持っている人が多い傾向にあります。そのため、せっかく投資をして稼ぐチャンスがあるのにそれを自ら手放している状態になっています。

これはとてももったいないことです。

今の日本人は守りに入っており、織田信長のように新しいことにチャレンジする心が失われています。織田信長のように新しいことに興味を持って、投資など新たなビジネスチャンスをつかむ必要があります。

【織田信長的マネー術②お金は道具にすぎない】

お金は道具

買物などに使うお金は、生活に欠かせないものです。

そのため、お金を将来のために貯める人が多いのですが、お金は道具であり、貯めることを目的にしてはいけません。先に述べましたが、お金は生きているわけでも死んでいるわけでもありません。

お金を貯めるだけでは自分の不安を解消させることしかできません。

お金は使ってようやく効果を発揮します。お金を使うことによって、生きるために欠かせない衣服や食材を購入し、資産を増やすために行う投資を始めることができます。

お金は自分の目的を達成するための道具であり、お金を貯めることを目的にしてはいけません。

手段の目的化

これを社会科学的な言葉で表すのなら「手段の目的化」と言います。

これは本来なら手段としての行為をすることが目的となってしまっていることを指します。上記で挙げた「貯金」が良い例でしょう。

本当なら貯金は、お金を貯めた先に旅行やマイホームの購入などの目的があるはずです。しかし、多くの人が目的を見失い、ただお金を貯めるだけが目的と化しています。

これは典型的な例であり、貯金以外にも節約やダイエット、結婚などもそうなる可能性は十分にあります。
そうならないためにも、常に自分の行為の先にある目的を意識する必要があります。

ですから、お金を稼ぐことだけを重要視してしまうと、お金を使って自分の夢をかなえるなど楽しい道を歩くことができなくなります。

お金をたくさん持つことで、自分の選択肢を増やすことができ、自由な時間を持つことができると知りましょう。

大切なのはお金を持ってその後どうするかを考えることです。お金を稼ぐことに人生の大半を費やすと、若いときにできたことが体力的に難しくなり、豊かな人生を送ることができなくなってしまいます。

誰であっても1日に使うことができる時間は24時間です。時間は待ってくれません。お金をある程度稼いだら1日でも早くどのような使い方をすればいいのかきちんと考えておくべきです。

【織田信長的マネー術③目的は明確に!】

目的を明確にする

お金を稼いだ先に目的を持つことが理解できたら、今度はその目的を明確にしてください。

億を超えるような大金が自分の手元に入ってきたときは、何にどのように使うか、目的が見えてこないはずです。このように目的がはっきりしなければ、今自分の近くにあるチャンスを見逃す可能性があります。

お金をどう使っていいのかわからず目的がはっきりしないままお金をたくさん持ってしまうと、どう使えばわからなくなり、どうでもいいことにお金を使ってしまいます。

このようなことにならないよう、お金を稼ぎながら同時にどう使うか目的をはっきりさせなければいけません。
この目的をしっかり見据え、達成させるのに有効な方法があります。

お金に対する思い込み

それは「思い込むこと」です。みなさんは「嘘から出た実」という諺をご存知ですよね。この諺は嘘が結果として本当になるとした意味合いです。

つまりは、嘘のようなことでも「自分ならできる!」と思い込んで行動すれば現実となるとも言えるのです。実際に、このような社会現象を「予言の自己成就」と社会学では呼ばれていたりします。

ですから、例えば「何十億と稼いで豪邸を建てる」といった冗談のような目的を持ったとしても、かなうと信じて行動すれば現実になることも大いにあるのです。

上記のことからも分かるように目的をはっきりさせることによって、お金を有効活用することができ、お金を無駄なことに使って失うリスクを抑えることができます。

 

今回話したマネー術については杉田卓哉著「信長から僕が学んだ勝つために一番大切なこと」で分かりやすく学ぶことができます。

http://sugitaya.net/70s4povy/

なるほど簡単!バイオリズムを知れば金運アップも可能【金運アップ方法を公開します】

「今日は気怠いなぁ…商談にも身が入らない。なんでだろう…」
そう思ったことはありませんか?人間だれしも、その日その日の体調というものがあります。

体に力が入らないとき、眠くてしょうがないとき、逆にテンションが異様に高くなってしまうとき、などなど…

こういった体調の上がり下がりは「バイオリズム(biorhythm:生命のリズム)」と呼ばれます。

体調管理はビジネスマンにとっては基本中の基本ですが、それを大きく左右するバイオリズムはコントロールができません。ではコントロールはできなくても、予想が可能だとしたらどうでしょう?

体調がいいときにビジネスの商談や重大な決断ができれば、よりよい結果を得られるでしょう。さらに体調が悪くても予想ができれば対策をとることも可能です。

では、自分のバイオリズムを知り、常にベストなパフォーマンスを発揮するにはどうしたらいいのでしょうか?

【バイオリズムとは!】

「バイオリズム」という言葉を聞いたことがある人も少なくないはずです。
ただ、見聞きした情報から波長を示すようなグラフをイメージできたとしても、バイオリズムのことをきちんと把握できていると言い切れる人はそういないでしょう。

バイオリズムは、「生命(bio)」と「規則に従った運動(rhythm)」を合わせて作られた言葉です。

「生き物の生理状態や感情、知性は周期的に変化する」という考えから誕生したもので、これらを目に見える形にしたのが波長を示すようなグラフになります。

人間だと体と感情、知性の波形を活用します。波形は決まった周期で同じ行動を繰り返します。ですが、体と感情、知性で周期の日数が異なり、体は23日周期、感情は28日周期、知性は33日周期となっています。

このことから分かるように全部の波形が同じ時期に絶好調になることはほとんどありません。

【バイオリズムを把握しろ!!】

バイオリズムはネット上で調べると無料で知ることができます。

基本的にサイトにある生年月日を入力する欄に自分の生年月日を入れると3本の曲線グラフが表示されます。そして、表示されたグラフがその人のバイオリズムになります。

つまり、グラフを見ることで自分の身体リズムと感情リズム、知性リズムがどの状態にあるのか把握することができます。
グラフを見るときは、X軸が日付、Y軸が波形の状態、Y軸の中心が0となっています。

波形が0よりも高ければ活動期、低いときは休息期に入ります。

つまり、活動期のときは調子が良く、0は安定していない、休息期は充電期間となります。

【金運を上げるには、やはり…】

バイオリズムように自分の調子を知るのに風水がありますよね。

今では金運を上げる方法としては欠かせないものになっているかと思います。
その金運を上げるための一例としては以下のような方法があります。

・玄関の掃除をする

風水占いでは、気の入り口である玄関をとても大切にしています。

玄関が汚いと家に入ってくる全部の気が汚れるとしています。要するに、玄関を変えさえすれば運気が上向きになってくるということです。

ですから、定期的に拭き掃除をして玄関全体をきれいにしてください。それが難しくても掃き掃除は最低でも怠らずにしましょう。

・財布やバッグを台所から離れた場所に置く

金運の話になると外せないのが、お金の入っている財布やバッグでしょう。その財布やバッグを何気なく台所の近くに習慣的に置いていませんか。

しかし、それは良くありません。

なぜなら風水では、台所は火気が強いところとされるため、金運を決める水気や金気との相性最悪です。

「金運を燃やしてしまう」といわれれば想像しやすいでしょうか。これからは火気から離れた場所に財布やバッグを置くことが大切です。

・通帳の保管場所は家の北側にする

お金に関するものといえば通帳も忘れてはいけません。通帳の保管場所は人によって異なるはずですが、金運アップ効果を期待するのなら家の北側です。

それは、家の北側が金運をもたらしてくれる水気が溜まる場所だからです。

ただし、北側に台所がある場合は、先に述べたように金運を燃やすことに変わりはないので避けてください。

・トイレの便座フタは閉めておく

金運を高めたいのであれば、トイレの便座フタを常に閉めておく必要があります。

トイレは陰の気が蓄積される場所として捉えられています。そのため、トイレの便座フタを開けっ放しにしてしまいますと、陰の気が家の中に充満してしまいます。

ですから、陰の気が家に入らないよう、常に便座のフタを閉めることをおすすめします。

【バイオリズム三つの要素と金運!!!】

ここまでバイオリズムと金運の話をしてきましたが、どちらかというと金運は曖昧で捉えにくいもののように思われます。しかし、バイオリズムの三つの要素とその特性を知っていれば金運アップにもつなげられます。

・身体

人間のバイオリズム要素の1つである身体リズムは、体力や身体の自信、勇気、耐久力がどのような状態なのかを表しています。

身体リズムが活動期に入ると体調が良くなっている状態のため、体を使って行うスポーツや旅行、手術などに適した状態といえます。

身体リズムが休息期に入っている際は体力が落ちており、疲れやすくなっています。そのため、無理に動こうとせず体を休めて体力を充電させるべきです。

金運を高めるためには、健康でいることが必要とされています。体のバイオリズム周期が乱れてしまうと体調を崩してしまい、気をより乱してしまいます。

バイオリズムの身体周期や気の回復には体をしっかりと休め、身体周期が悪い時は風邪をひかないよう、マスクをかけて暖かいお茶などを飲んで体を温めるなどの対策をとってください。

・感情

感情リズムが活動期に入ると、積極的になるので気力があり、勘がさえています。逆に感情リズムが休息期に入ると、活動期とは反対に消極的になり、神経をいつも以上に消耗します。

そのため、ふさぎこみやすくなるので、神経を使う仕事や面倒な人間関係を避けた方が良いです。

感情のバイオリズムの状態が不安定になってしまいますと、ストレスが溜まってイライラしてしまうのですが、イライラした感情は運気を遠ざけてしまいます。

また、イライラしてしまって他人を悪くいったりネガティブなことをいったりしてしまいますと、金運が逃げるともいわれています。

感情のバイオリズムが安定しない際は、家の窓を開けて空気の入れ替えを行い、外から良い運気や金運を呼び込むようにしましょう。

・知性

知性リズムは活動期に入ると思考や記憶力をしっかり発揮できる状態になります。頭の回転が良くなっているので、計画の立案や判断が難しい仕事をするのに適しています。

ですが休息期に入ると、判断が鈍くなったり理論的な考えができなくなったりします。判断力が低下してしまうと、冷静な判断をすることができなくなり、無駄遣いをしてしまうなど散財をする可能性があります。

これでは、自分の周りに引き寄せた金運が自分から離れてしまうことになるため、知性のバイオリズムが不安定期に入った時は頭をあまり使わない単純作業をして頭に負担をかけないようにしましょう。

【まとめ】

自分の状態を知ることができるといわれているバイオリズム。

身近なところでは睡眠もバイオリズムの一つとされています。確かに起きてから寝る、そしてまた起きるというのも周期といえるでしょう。

実際、この周期を無視した生活習慣を送れば、調子が悪くなるのは誰しもが経験したことがあるはずです。

このことからも分かるように、自分のバイオリズムを把握し、それに合わせた行動をとることがベストなパフォーマンスを導き出し、金運アップにもつながってくるのです。

300万円の貯金は7つルールを守れば誰でも出来る!正しいお金の付き合い方教えます

スバリ!この記事では誰でも300万円の貯金のできる方法をお伝えします。マネーの専門家である私のところには、以下のような相談がよく舞い込んできます。

✔︎年収が上がっても貯金が増えない
✔︎このままでは老後資金が不安だ
✔︎不動産投資で早くリタイアしたい
✔︎お金がないので銀行から借りたい

などという相談です。結論からいえば、お金が貯まらない人は生活の収支バランスが合っていない、マネーリテラシーが低い人です。そして全くお金も資産もない人は、金融機関からの信用がなく融資を受けるのは難しいため、一足飛びに不動産投資でリタイアすることはできません。

一生お金に困らないようになるためには、まずは信用を積み上げることです。つまり、支払いの期日を守り、余計な支出を減らしつつ収入からコツコツ貯蓄を殖やしていくことが必要です。いきなり300万円を貯金するのは難しいという人は、200万円とか100万円とか、自分に合わせた近い目標を設定することからはじめてみましょう。

国税庁によれば、年収300万円台の割合が18.3%と、最も多いという調査結果が出ています。そこで今回の記事では、年収300万円の人が、

・お金を貯めるためのマインドセット
・年収が低くても300万円貯金できる方法
・お金を正しく扱うための7つのルール

を紹介します。いきなり無理せず、足元の生活の見直しから始めて徐々にマネーリテラシーを向上させていきましょう。1年あたりでは小さな努力でも、継続することで大きな力を発揮することができますので、読んだら是非実践していってください。

お金を貯めるためのマインドセット

“信用偏差値”を下げない

お金の貸し手である金融機関のほとんどが使っている「FICOスコア」と呼ばれる信用スコアをご存知でしょうか。銀行は、このスコアを参考に信用リスクに対する判断を行ないます。

スコアの下は300(信用が低い)から上は850(信用が高い)までの幅があり、平均は700だそうです。英語のTOEICみたいですね。一般的にスコアが低い人ほど、ローンを組むといった借り入れが難しくなります。このFICOスコアの算出に使う要素は次の5つです。

・請求書の支払い履歴 35%

・借り入れ限度中の現在の借入額の割合(少ないほど良い) 30%

・クレジット利用年数 5%

・借り入れの種類(学資ローンからクレジットカードまで) 10%

・過去12カ月の借り入れ申込書の数 10%

この数値から読み取れることは、たった一度の延滞が自分の信用スコアを大幅に下げてしまうリスクがあることです。そのため、期日までに請求額すべてを支払う習慣をつけておくことが大切になります。

普段は信用履歴に表示されない家賃やスマホ代なども油断しないようにしましょう。期日を守っていけば、あなたの信用スコアもコツコツと積み上がっていきます。

節約が続かない原因

節約の「成功」とは、何でしょうか?それは、節約を続けることです。節約を続けるためには、「節約が続かない原因」を知ることから始まります。

節約の続かない原因は、主に3つあります。それが「努力」「我慢」「面倒くさい」です。どんな人でも努力をしたり、我慢をしたり、面倒くさいことをする節約は続きません。この重荷を少しでも軽減することが、節約を続けるコツなのです。ではその具体的方法をみていきましょう。

節約を続けるコツ

節約を続ける具体的方法が2つあります。それは、「細かい節約をしない」「時間を使わない」ことです。順番に説明します。

細かい節約をしない

食費を下げたり、節電したり、1円でも安い買い物をしたりしないことです。こういった細かい節約は、労力のわりに効果が低いのです。「努力したのに数百円しか節約できなかった」となると続けるのが難しくなります。

時間を使わない

お金を節約するために、隣町のスーパーまで足を運んだり、電車ではなく徒歩で帰宅したりと、時間をかけないことです。これも労力のわりに効果が低いので、続けるのが難しくなります。

このように、対価として得られる効果が、費やした時間や労力に対する期待値と大きく乖離するような方法は、長続きしないのです。

どうしたら「節約」できる?

では、どうしたら節約できるのでしょうか? 最も費用対効果の高い節約方法があります。それは「固定費を下げる」ことです。

固定費は毎月必ず出ていくものです。毎月必ず出ていくものだからこそ、効果が高いのです。固定費を下げることは、節約の大きな一歩になります。

家賃

そして固定費の代表格として、「家賃」があります。毎月の家賃を5000円でも下げることができれば、年間6万円の節約になります。努力も時間もかけずに10年で60万円貯まってしまうのです。

保険

次に、家賃に次いで大きな固定費が「保険」です。保険は一度入ればそのままという人が多いです。しかし、年齢や環境によって保険の相性が変わっていきます。子供ができたり転職したりしたら、一度抜本的に保険を見直すことで大きな節約ができるでしょう。

その他

他にも、カードローンでの「分割払いをやめる」ことです。なぜなら、分割払いは大きな買い物をしたという感覚を忘れてしまうからです。

10万円の商品にも関わらず、毎月の支払いは3000円となると、「小さな買い物」くらいにしか思えません。分割ではなく、一括で払うことで、大きな買い物をしたという自覚が持てるのです。

誰でも300万円貯金できる方法

それではここから、いよいよ具体的に年収が低い普通の人でも300万円貯金する方法についてお伝えしていきます。

節約して300万円貯めよう

不動産投資、会社経営、起業など、将来何かするためにも、まずは300万円を目標にお金を貯めることが重要です。そして、その300万円はできるだけ早く貯めることが大切になります。

仮に年収300万円の人が3年で300万円を貯められれば、銀行も「この人は生活費を差し引いて年間100万円は貯められる人だ」と評価してくれることになります。現預金がどれくらいあって、それを何年で貯めたのか? これがあなたの社会的な「信用」の度合いを決めるものになります。

そして、なにより「自分はこれだけ貯められた」という自信にもつながります。自分の力でお金を貯めるというのは、経営者や投資家になるうえで、絶対に積んでおいたほうがいい経験であり訓練です。

もちろん、信用は一朝一夕にはできあがるものではありません。足元の生活を見直し、堅実にお金を貯めることからはじめましょう。

まず現状を知ろう

資産形成に必要な要素が以下になります。

・収入

・貯蓄率

・運用率

・運用期間

お金を貯める上で、もっとも重要な要素は、「貯蓄率」です。年収300万円の人が、3年で300万円の貯金をする場合を考えてみましょう。

年収300万円の手取り額は、210~240万円ほどなので、210÷12か月で=17.5万円です。1ヵ月1割の貯蓄率でも毎月貯金に回せる金額が月1.7万円なので、300÷1.7=176ヵ月、つまり15年近くもかかってしまう計算となります。これを3年間で貯めようとすると普通は難しいですよね。

仮に1ヵ月に貯蓄率30%を貯金に回せるとしたら、約5年で300万円を貯めれますが、
例えば都内一人暮らしの場合、生活コストは1ヶ月およそ14万円かかるので、17万円の手取りで1ヵ月、5.1万円を貯めるのは至難の業ということになります。

まず現状を知り、1ヵ月にどれくらいの貯蓄率が見込めるかを考えることから、300万円の貯金ははじまります。

お金を貯める前に考えるべきこと

お金を貯めるには、貯蓄率を踏まえた上で、次の2つのことを考える必要があります。
それが「運用率」と「運用期間」です。

運用率

運用率とは、生活費以外で投資に回せるお金のことです。これが高ければ高いほど、早く資産が築けます。

運用期間

運用期間とは、何年で1000万円貯めるか?ということです。具体的な時間を考慮し、運用できる期間を算出します。

仮に年率4%の金融商品に、月2万円を運用に充てることができれば、約10年で300万円貯まります。

ここは、現実的な数字を理解し、設定する必要があります。資産形成を行なう上で、この2点を考えることは、お金を貯める上で必要不可欠なのです。

投資を視野に入れる

お金を貯めるには、どうしても投資を視野に入れる必要があります。投資の1つである株式投資をする場合、注意すべき原則があります。それは「株価の上下に一喜一憂しないこと」です。

株投資で失敗してしまう人の定番は、株価が上がってから投資を始め、高値を掴むことです。高値になった株が下がりはじめ、怖くなって株式市場から撤退する。リベンジをかけようと再び高値を掴み、また損をするのです。この負のサイクルが、株投資において定番のまさに失敗例です。

株の上下に影響されることなく、長期保有を目的とした、金融商品を買うことがリスクの低い投資なのです。

お金と正しく付き合うために必要な7つのルール

投資や事業で成功している人たちは、お金との正しい付き合い方を知っています。そもそも、お金は無くなることがありますが「知識」は無くなりません。「知識」をどれだけ所持していても税金が課せられることはありません。お金に対する正しい「知識」を使えば、富を作り出すことができるのです。

ルール1:年老いた自分を想像する

若者が貯蓄を苦手な理由のひとつに、年老いた自分を想像できないことが挙げられます。スタンフォード大学の研究でそのことが明らかになりました。

バーチャル技術の研究室で大学生を対象にお金の使い方の実験を行ないました。現在の自分と同じ年齢のアバターを見せられたグループと、70歳になった自分のアバターを見せられたグループの二つに分けて実施しました。

どちらのグループも自分のアバターの動きに慣れ親しんだのちに、同じ部屋の人たちのアバターとも触れ合う機会をとりました。その後、大学生たちに 「1000ドルをもらったら何にどのくらい使うか」という質問をしました。

質問の回答には、

・愛する人に贈り物を買う

・退職口座に投資する

・楽しいイベントに使う

・当座預金口座に入れる

などの選択肢が与えられました。驚くことに70歳のアバターを見せられた学生たちは、同年齢のアバターを見せられた学生たちより、退職口座に入れる金額が2倍も高い結果となったのです。

ここから言えることは、年老いた自分を想像できれば、人は貯金したくなるということです。後先考えずに好き勝手にお金を使う癖がある人には、特に有効なマインドセットとなるでしょう。

ルール2:完璧な投資家を目指さない

退職口座を持つ人を対象にした全米経済研究所の調査によれば、投資について基本的な知識がある人は、知識のない人に比べて25%も口座の残額が多いことがわかりました。

基本的な知識があるといってもこの人たちは投資のプロではありません。ただ、株式のリターンが債券や現金のリターンを上回るという単純な事実を理解し、その通りに投資していただけです。

この現実を知っておけば、投資の初心者にありがちな、最適な決断をしなかったことを
後悔し続けることを避けて前に進むことができます。

ルール3:怠け者でもいい

株式のインデックスファンド(ウォーレン・バフェットのお気に入りなど)か、ETFに投資したら、そのまま放っておきましょう。

この作戦を貫けば、プロのファンドマネジャーを上回るリターンを上げることができます。実際、大勢の投資家を対象にした調査では、売買頻度の上位2割の投資家は、下位2割の投資家より、38%もリターンが少ない結果となっています。

ルール4:高い手数料を軽視しない

仮に、運用手数料が1.5%のファンドに10万円投資し、運用手数料が0.2%の別のファンドにも10万円投資したとします。

どちらも30年間運用して年率7%のリターンがあったとすると、前者のファンドは約50万円にしかなりませんが、後者のファンドは約70万円になっている計算になります。わずか1%の手数料で20万円の差が生まれるのだから、運用手数料は重要になります。

ルール5:自動的に貯金する

大きな富を得るには投資が一番いい方法だと思い込んでいる人は多いです。もちろん、投資で成功できればそれに越したことはありません。

しかし、どれほど運が良くても資金不足は補えません。確定拠出年金に登録したら給与から天引きでその口座にお金が入るようにしましょう。今は苦しくてもあとで大きな見返りがあるからです。個人退職口座には、毎月の給料日にかならず一定額が自動送金されるように手続きしておきましょう。

ルール6:分散投資が大切

ひとつの個別銘柄に大きく賭けるより、株式のインデックスファンドかETFに投資した方がリスクの軽減につながります。

ルール7:お金がすぐに必要なら株には投資しない

3年以内に家の頭金を払う計画があったり、数か月後に結婚資金が必要なら、貯金口座、譲渡性預金、マネーマーケットファンドといった安全な場所にお金を寝かせおきましょう。

株に投資してそのお金をリスクにさらしてはいけません。株式は長い目で見ればほかの投資より高いリターンをもたらしてくれますが、その分変動も激しいものだからです。たまたまタイミング悪く株が下がったときにお金が必要にならないよう、運用とは別の場所で保有しましょう。

誰でも300万円貯金できるお金のルールのまとめ

お金を堅実に貯めるコツは、とにかく節約することです。そのためにできることは、自分の生活費に必要な最低ラインを定めることです。多くの方がSNSやWEB広告の影響を受けて生活に必要な額を大きく上げてしまっています。

周りが車を買ったり、家を買ったり、海外旅行に頻繁に行っていたとしても、自分と比較しないことが大切です。周りと比較しだすと、自分も欲しがるようになるのが人情というものです。 注目を浴びるためにお金を使う方は、あとで苦労することになります。目立とうとして背伸びするよりも、小さくコツコツ努力していくことが大切です。

節約は本来、つらく苦しいものではありません。無理なくラクにできる節約が本当の節約なのです。 自然と習慣化できるしくみを構築することで、節約の成功、つまり「節約を続けること」ができるのです。

一番高利回りな貯金とは、やはり「収入」を上げることです。入ってくるお金が多ければ、貯蓄率も上げられ、結果的に運用率も上げられます。 ごく当たり前のことですが、これが一番手っ取り早く、リスクも低い方法なのです。収入を上げ、資産形成を行なうことで、300万円の貯金が達成できるのです。

お金について、さらに理解を深めたい方は『お金に追われる生活からいますぐ脱出する方法』という、私が書いた22ページのPDFレポートを期間限定で無料公開しています。読んでみたい方は、以下のダウンロードボタンからお申し込みください。
https://en-joylife.net/dlbook-money/

今さら人に聞けない!ふるさと納税制度の仕組みをわかりやすく解説します

2008年に初めてふるさと納税が導入されてから10年以上が経過しました。時間の経過と共にこの制度の認知度も高まっていき、2017年度の納税受入額は3500億円を超えました。

この制度は元々、地方経済活性化の目的で導入された制度ですが、ふるさと納税を利用した方の所得税や住民税が控除されたり、返礼品がもらえたりするなど納税した側にもメリットがあります。「ふるさと納税って今さら過ぎて人に聞きにくい・・」という人も多いのではないでしょうか? 今回はそんな人に向けて、ふるさと納税制度の仕組みを分かりやすく解説します。

ふるさと納税制度とは?

ふるさと納税とは、寄付金税制の種類です。「納税」という名称がついているためややこしいのですが、実際には「寄付」を利用した節税方法のひとつと言えます。自身で選択した特定の地方自治体に寄付をすることによって、その自治体へ住民税の一部相当を「納税」したように見せる制度となっています。そのため、ふるさと納税は「ふるさと寄付金」とも呼ばれています。

寄付金控除とふるさと納税の違い

ふるさと納税は国や地方公共団体などに対してお金を寄付したときに税金が安くなる「寄付金控除」の一つとされています。

寄付金控除は、寄付したお金から2000円を引いた額が所得控除として差し引かれます。例えば、1万円寄付した場合、その金額から2000円を引いた8000円が所得から控除されます。ただし、ふるさと納税には単なる寄付金控除とは違う特徴があります。以下に、その違いを2点まとめてみました。

・ふるさと納税は住民税の控除にもつながる!

ふるさと納税は所得税控除だけでなく住民税の控除にも適用されます。また、住民税控除の場合、控除のされ方が「基本分」と「特例分」の2パターンあります。それぞれの控除額の計算方法については後程お伝えしたいと思います。

・手厚い返礼品がもらえる!

ふるさと納税は寄付先を限定していませんので、自分の好きな地方自治体に寄付することができます。しかも寄付をすれば地方の特産品や地方限定の返礼品などがもらえるのはとても魅力的です。

ふるさと納税後の税率は?

ふるさと納税で控除対象となる税金は所得税と住民税です。まず、所得税の控除の計算方法ですが、式に表すと以下のようになります。

ボールド)所得税の控除額=(寄付した額-2000円)×所得税率

ちなみに所得税率は、その年の所得に応じて変わってきます。所得税率については、個人の場合は下記のような累進課税率になりますので参考にしてください。

所得額 税率
195万円以下 5%
195万円超330万円以下 10%
330万円超695万円以下 20%
695万円超900万円以下 23%
900万円超1800万円以下 33%
1800万円超4000万円以下 40%
4000万円超 45%

次に、住民税の控除額の計算方法です。ここがふるさと納税の効果が出るところで、基本分と特例分に分かれています。

(基本分)

ボールド)住民税からの控除=(寄付した額-2000円)×住民税率10%

(特例分)

ボールド)住民税からの控除=(寄付した額-2000円)-所得税からの控除分-住民税(基本分)からの控除分

この特例分の控除に関しては、「住民税額所得割額×20%」と比較して少ない方が採用されます。

ふるさと納税の申告対象となるのは?

ふるさと納税の控除申告の仕方は、サラリーマンと自営業者で違ってきます。以下に見ていきましょう。

・確定申告が必要の場合

確定申告は一般的に個人事業主などが税金の申告をするときに行うものですが、ケースによってはサラリーマンの方も行う必要が出てきます。例えば、医療費控除を受ける場合や住宅借入金控除などの初年度分申告については、会社員でも確定申告の手続きが必須になってきます。ふるさと納税で確定申告が必要な方は以下の条件に当てはまるかどうかでわかります。

1)1年間に寄付した自治体の数が6団体以上ある方
2)年収が2000万円以上ある方
3)給与所得者で給与所得以外の所得がある方
4)給与所得者でかつ医療費控除などの手続きが必要な方
5)ワンストップ特例の申請手続きができなかった方

・確定申告が不要の場合

上記の条件からもわかるように、確定申告の必要がないふるさと納税利用者は「ワンストップ特例」を受けていることです。また、ふるさと納税をした団体の数が5団体以下というのも条件になります。

この時、気を付けておきたいのが「5団体以下」の自治体というだけで、例えば、「1団体に6回以上寄付するといったことは可能」となります。また、この場合住民税のみが控除対象となります。

これらの要件を満たしているとワンストップ特例が使えます。この特例を利用すると翌年度分の住民税が減額されますが、条件を満たせば自動的に適用されるわけではありません。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」という書類を自治体からもらうか、自分でネット上から取得・プリントアウトするかして記入し、その後各自治体に提出します。

オンライン上のプラットフォームに記入して申請することもできますので、条件を満たしている方はぜひ活用しましょう。なお、確定申告が必要な人は「ワンストップ特例」の申請をすると控除されなくなりますので注意が必要です。

ふるさと納税の流れ

ふるさと納税の仕組みや制度の概要についてある程度わかったら、今度はふるさと納税利用の流れについて見ていきましょう。

①まず納税可能額を知る

ふるさと納税を利用した控除には上限が定められています。今回、詳しい上限金額については割愛しますが、上限金額を超えて納税すると超えた分に関しては税金控除の対象にならないので注意しましょう。この上限金額は、年収や家族構成などによって異なってきます。以下、参考までに納税可能額の目安を紹介しておきます。

年収300万円程度の方 1~3万円ほど
年収500万円程度の方 4~6万円ほど
年収1000万円程度の方 13~17万円ほど

ちなみに私は、個人で不動産所得もあることから、毎年30万円程度のふるさと納税を申請しています。

②自治体からもらえる返礼品を決定する

ふるさと納税の返礼品としてもらえるものはお米、野菜、肉、海産物、家電などいろいろあります。どんな返礼品がもらえるのかまとめたサイトなどもありますので、いろいろ調べてみるのもよいでしょう。

③寄付をする

納税は銀行振り込み、郵便振替のほかクレジットカードでもできます。クレジットカードでの納税の利点は、ポイントがたまることです。例えば、カードブランドによっては納税額の1%ほどがポイントで還元されるものもあります。また、納税の方法としては、ネット通販をするように簡単にWeb上で納税を完了できるサイトもあります。

④返礼品を受け取る

返礼品は納税後1~4週間ほどで送られてきますが、人気の品や家電などは1ヵ月以上かかる場合もあります。また、配送先を自宅以外の場所に指定し、お中元やお歳暮代わりに利用することも可能です。

⑤所得税などを減税する

減税の手続きを確定申告でする場合、郵送されてきた「寄付証明書」が必要になります。ワンストップ特例制度には本人確認書類と自治体への申請用紙が必要になります。

ふるさと納税制度のまとめ

ふるさと納税の利用上限額は、家族構成や所得額によって異なります。ただ一つ言えることは、高所得者ほど控除される金額も大きくなるため、高所得者の方がふるさと納税のメリットを受けやすいということです。

ただし、今までのふるさと納税制度はチェック機能が甘く、自治体の運営の良心に頼っていました。そのため最近ニュースでも話題となったように、納税者を囲いこむ目的で「過剰な高額な返礼品競争」や「自治体の特産品とは関係ないもの」を扱うなど問題視されている点が多く出てきました。

これらのことを考えると、今後制度の見直しやふるさと納税制度の仕組み自体が変わってしまうこともあり得ます。自治体側に求められるのは「地域振興」というふるさと納税の趣旨を再確認し、「自治体の応援をしたい」という納税者の善意を裏切らないということではないでしょうか。納税者自身も目先の返礼品にとらわれず、ふるさと納税の意義をしっかり見据えることが大切です。

ここまで、ふるさと納税制度の仕組みについて見てきました。人生100年時代といわれる現代、マネーの専門家の私が書いた52ページにも及ぶ『100年先も通用するお金の稼ぎ方』を期間限定で無料公開中です。気になる方は、いますぐダウンロードしておいてください。
http://sugitaya.net/life

【保存版】お金を増やす方法3つのステージ・間違いだらけのお金の常識!

お金を増やしたい、お金持ちになりたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人も多いことでしょう。高度成長期の時代は、働けば働いた分だけ給料がもらえ、またその給料も右肩上がりに増えていきました。社会全体に活気がありました。現在では長く勤めているからといって、必ずしも給料が上がるとは限りません。

いまの鬱屈した状態から抜け出そうと、株や仮想通貨に投資をしている人も多いことでしょう。数年前には「億り人」(仮想通貨などの投資によって億単位の資産を築いた人)などという言葉も流行りました。この仮想通貨ブームに乗り遅れた「遅れ人」も、2018年あたりに漸く仮想通貨に手を出した瞬間、相場が大幅に下落し大損した人も多いと思います。あるいは、学生時代に借りた奨学金をまだ返済できいなかったり、親に借金があったりと、程度の差こそあれ皆お金のことで色々な悩みを持っています。

この記事では、お金を増やしたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人に向けて、まずお金についての誤った常識を捨て去り、お金について正しいく学んでその価値を再定義します。次に私の人生を変えることになった、3つの黄金法則について説明します。どうすればお金を増やしていくことができるのかということを3つのステージに分け、各ステージごとにやるべきことを明確にしていきます。

お金を増やすには「貯蓄がリスク」になる時代

高度成長期のときのように、お金を増やす為に銀行に預けていれば数%の利息がつくという時代は既に終わっています。そんな状態にもかかわらず、何も疑問に持たずに銀行にお金を預けているという人はかなり多いようです。「安定した大企業に就職するか公務員になり、使わないお金は貯金しなさい」というような暮らし方は、現在の日本の経済状況には必ずしもそぐわない考え方と言えます。日本円での預貯金は価値が目減りしていく可能性が高いからです。

今の時代には合わない過去のお金を増やす常識を捨てるべきです。そして理想とする人生設計に向かって行動を起こしましょう。今よりもっと多くの収入を得て、お金や時間に縛られない生活を送っていきたいと思うのであれば考え方を変え、思い込みを解放して心のブレーキを外し、失敗を恐れずに進んでいく必要があります。

お金に固執する人は、お金に振り回され、結果的に幸せになるチャンスを逃してしまいます。これからの資産防衛のためには、自ら知識を集め、古い常識を再構築して進んでいく必要があります。数十年後も安心して暮らしていくためには、働かなくてもいいだけの資産を築くか、労働以外の方法で収入を得る方法を自分自身で会得する必要があるのです。

日本では、お金は「労働の対価」としてお金を受け取るように教育されていますが、お金は本来「労働の対価」として受け取るものではなく、「価値提供の対価」として支払われるべきものです。であるならば、労働以外の方法で「価値提供の対価」として収入を得る、例えばアパートや駐車場を貸し家賃収入を得て暮らす、ということは恥ずべきことではないのです。

2.お金を増やし、人生を変えた3つの黄金法則

私の人生を変えた、下記の「3つの黄金法則」について説明します。
(1)労働集約型の収入からの脱却
(2)マネーを守ろうとすれば減り、正しく使えば増える
(3)お金はグローバルに見ることが必要
それでは順に1つずつ見ていきましょう。

(1)労働集約型の収入からの脱却

学生時代にITベンチャーでアルバイトをしていたときに、人を使って労せずに売り上げをあげる仕組みを作ったこと、また社会人になって建築業界に就職して遊休土地に建物を建て、それをテナント企業に貸し出すという仕事をしたことで、自らが働かなくても継続的に収益を得られる方法のヒントを得て、その後に自分でもできるそうした手法を模索しました。

このような経緯から紆余曲折を経て、お金を増やす為に不動産投資に参入することになったわけですが、不動産投資には、①会社を辞めずにできること、②労働集約型でないこと、③継続的な収入を得られることという、私が事業を行なうために求めていた全ての要素が含まれていたのです。

(2)マネーは守ろうとすれば減り、正しく使えば増える

ところで、マクロ的な観点で見ると、お金を貯め込んでいては市中にお金が回らなくなるので、経済は停滞します。だから、あとで自分たちに返ってくることが期待できる投資のための出費は惜しまないようにすべきでしょう。また、費用と対価の関係を理解しているからこそ、私は外注先の業者や、コンサルタントには、正規の値段をきちんと支払います。

(3)お金はグローバルに見ることが必要

さらに投資をするにも、お金を使うにも、世界中から最適なものを選ぶことが、お金を減らさないためにも理想といえるでしょう。日本は特に島国なので、どうしても日本国内だけで全てが完結し、一生日本から一歩も出ないという人もいますが、これからはグローバルで物事や特にマネーを考えていかなければなりません。

お金を増やす第1ステージ:年収+αを目指す方法

さて十分な資産を作ったら、何がしたいのかという目的を確認し、常に意識をするようにしましょう。資産を作るためには、まずは元手となるお金を確保する癖を身につけましょう。次に給与以外にも収入を得る方法を手に入れ、事業資金を生み出すようにします。

財産形成の基本中の基本は、貯蓄を習慣化することです。習慣化するために大事なことを2点挙げると、以下となります。

① お金の流れを可視化すること
② 貯蓄を優先し、残ったお金で生活をすること

お金の流れを可視化をすることで、自分をとりまくお金の流れを把握する習慣を身につけます。貯蓄を優先し、残ったお金で生活するということは、収入から支出を引いて残った分を貯蓄に回すということではなく、収入から一定額を先に貯蓄に回し残った額で生活するということです。

このとき保険や財政貯蓄であれば、口座から引き落とされたり給料から天引きされるので、強制的に貯めることができます。「貯める習慣」が身についていないと、収入がいくら増えたところで、増えた分だけ浪費してしまいます。

節約+複業でまずは100万円を貯める

年収+αの「α」部分を稼ぐために、本業とは別に事業(ここではわかりやすいように「複業」とします)を、節約+複業で100万円貯めましょう。複業を選ぶ際の注意点をあげます。

時間の切り売りはしない
在庫がない、または少量で済む
元手がいらない、または少額で済む
趣味や特技を活かす
自分に合ったものを見つける

ここまでできれば、第1ステップは終了です。

お金を増やす第2ステージ:ステップアップするための投資術

投資とは、お金や時間といったリソースを投じてリターンを得ようとすることをいいます。投資の主な手段としては、金融商品や貴金属などが挙げられます。

投資をする上で最も大切なこと

投資をする上で最も大切なことは、元本を減らさないことです。失ったお金を取り戻すことは、お金を増やすことよりも難しいからです。金融商品の基礎知識として、運用に関するもの、買い方に関するものについて、説明します。

まず、運用について知っていて欲しい知識として、「複利の効果」があります。ある一定の期間に、元本に対して一定の割合で増え、それを繰り返していく運用方法を単利というのに対し、複利とは、運用によって増えた部分(利息)を元本に追加していく運用方法です。単利は足し算で増えていくのに対し、複利は掛け算で増えていきます。

金融商品の買い方としては、一定期間、一定金額を積み立てていくドルコスト平均法がおすすめです。商品の価格が高いときは買う量が少なくなり、商品の価格が低いときは、買う量が多くなります。元本を減らさないために、資産を分散(分散投資)させることも必要となります。

分散投資についての考え方

分散投資の考え方に資産三分法があります。資産を現金、不動産、株式・債権など金融商品の3種類に分けて運用する方法のことです。具体的に、どういった金融商品に投資をすれば良いのでしょうか? 例をあげてみましょう。

預金(利率の高い新興国であればおすすめ度:○)
株式(おすすめ度:△)
ファンド(おすすめ度:△)
保険(高い返戻金率、高配当ならばおすすめ度:○)
仮想通貨(おすすめ度:×)

お金を増やす第3ステージ:リタイアを目指す資産運用

リタイアを目指す資産運用、つまり生活するのに十分な収入をマネーに稼いでもらう方法です。百万円単位の資金では、運用で給与所得以上の収入を得ることはできません。

そこでレバレッジ(てこの原理)を使い、自己資本だけでなく他人の資本を使う、つまり借り入れで不足分を補います。自己資金を元手に借りたお金を加えることで、資産規模を一気に拡大します。資産の例としては、

不動産(住居、駐車場、事務所など)
コンテナ(ストレージ)
コインランドリー
トランクルーム
船舶
フランチャイズ店舗
ウェブサイト

この中でも比較的多くの人に取り組みやすいのは不動産です。すでにノウハウが確立されていることや、マイナス金利下で金融機関が融資を出してくれやすいことが主な理由です。

お金よりも時間の方が重要

それと、この第3ステージにおいて私が是非お伝えしておきたいことがあります。それは、お金より時間の方が大事という事実です。お金は失っても、取り戻せるチャンスはいくらでもありますが、時間を失ったら、2度と取り戻すチャンスは訪れないからです。

時間のほかにも、お金で買えないもの、例えば「友情」や「愛」のようなプライスレスなものはお金より大切ですし、人生の中で優先度の高いタスクであるべきです。お金で買えるものは、お金さえ稼げるようになったらいつでも買えるから、です。

お金を増やすための正しい知識を身につけるためのまとめ

以上、お金を増やしたい、お金持ちになりたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人に向けた、お金について正しい知識を身につけるための記事はいかがだったでしょうか?あなたの行動を縛っているのは、あなた自身です。お金についての間違った常識を捨て去り、正しい知識を身につけたら、あとは信じた道を実現するための行動に移すべきです。

そのためには、マネー・リテラシー(投資や金融に関する知識や判断力)を高めることが必要です。ければなりません。今までのように、マネー・リテラシーが低いままでは、お金持ちになるどころか、国にお金を搾取され続けることになります。

自らの資産を守るためには、自ら知識を集め、マネー・リテラシーを高めていかなければなりません。資産を守ることは大切ですが、お金があるから幸せになるとは言い切れません。お金はあくまで手段であり、目的ではないからです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。この記事は、2018年4月に発行された私の著書『外貨積立から不動産投資まで 今すぐ資産を増やす「マネー新常識」』(サンライズパブリッシング)を一部抜粋し要約したものです。

お金について、さらに理解を深めたい方は『お金に追われる生活からいますぐ脱出する方法』という、私が書いた22ページのPDFレポートを期間限定で無料公開しています。読んでみたい方は、以下のダウンロードボタンからお申し込みください。
https://en-joylife.net/dlbook-money/