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アファメーションとは?効果や実践方法をご紹介!

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肯定的な宣言という意味を持つアファメーションは、自分の中に潜んでいる潜在意識をプラスの方向に変えていくことです。

アファメーションは肯定的な言葉を発するだけでなく、正しい方法を知って行えるかが重要になります。

今回は、アファメーションによる効果や実践方法についてご紹介しましょう。

アファメーションとはどういう意味?

アファメーションは肯定的な言葉を使った思い込み

アファメーションとは、自分の中の潜在意識に対して肯定的な宣言をすることを指します。

英語では「affirmation」という単語には、確定や断定という意味が含まれています。

自分の望む姿に近付くために、潜在意識を自己暗示によって肯定的に変えていくため、思い込みという言葉で表現する場合もあります。

アファメーションは、普段から否定的な言葉を使っていると思考までネガティブになり、逆に肯定的な言葉を使うと思考もポジティブに変わっていくことを意味しているのです。

 

人間の脳は、同じ体験であっても今まで使ってきた言葉で感じ方が異なり、言葉による影響を大きく受けやすいという特徴があります。

つまり、肯定的な言葉を使うアファメーションは、思考や行動を積極的で前向きに変えていく力を秘めているのです。

アファメーションで使用する肯定的な言葉はなりたい自分を言葉で表現するのではなく、発した言葉と潜在意識の中の相違をなくして一致させることも重要になります。

 

例えば、「私は仕事で多くの契約が取れた」と宣言したとします。

契約が取れたと宣言しても、潜在意識の中で「実際とは異なる」と少しでも思い込んでしまったら効果は十分に感じられません。

嘘をついてしまうのではなく、肯定的な言葉を使って思い込むようにすると良いでしょう。
「私は仕事で多くの契約が取れた」と思い込もうとしても、実際多くの契約を取れていない場合は、「私は仕事で多くの契約が

 

取れる方向に向かっている」などに変えます。

こうして潜在意識の中で嘘をつくのではなく、肯定的に捉えることが大切です。

アファメーションによる効果

理想を現実のものにできる

アファメーションによる効果を感じたいなら、より理想を現実的に近付けるかがポイントです。

自分のパフォーマンスに影響を与えるプラシーボ効果と同様で、思い込みは現実に近付いていきます。

 

プラシーボ効果では、有効成分が入っている薬と何も成分が入っていない偽薬を患者に処方し、両者の回復にどれだけの差があるか調べた実験では、偽薬を与えられた患者が偽薬の効果を信じていたため、症状が回復してきたという結果もあります。

また、モチベーションアップに効果があります。

実験の結果の通り、実際に回復を見込める可能性があることから、思い込みで理想を現実にできるということが分かります。

必要な情報を活用し、チャンスを掴み取ることができる

人間の脳内には、多くの情報の中から自分にとって重要な内容や関心の高い内容を優先的に選んで意識する機能があり、情報がフィルターを通して認識度を高めていることが分かっています。

 

英語では「Reticular Activating System(RAS)」と呼ばれ、日本語では「網様体賦活系」と訳されており、意識によって認識しやすくなるだけでなく、それに行動が伴っていくことを表しています。

必要な情報を意識的にフィルターにかけて選別し、情報を活かすことで成功へのチャンスが掴みやすくなるのです。

他人に対する影響力が身に付く

アファメーションを活用すると、自分自身の潜在意識を高めるだけでなく、他人に対しても大きな影響を与えることができます。

他人に対しての影響力を与えることをピグマリオン効果と言いますが、「この人は何でもできる優れた人間だ」と思い込みながら接していくと、相手もその通りの結果になっていくというものです。

 

他人に対して成果を出すという思い込みを持ち、その可能性を伝えることで相手も影響を受けて力が発揮できます。

アファメーションを実践する時のポイント

ネガティブな考え・言葉を全て肯定文にしてみる

肯定的な表現よりも否定的な表現が得意な方も多いかと思いますが、アファメーションによる効果を感じたいなら、ネガティブな考えや言葉を肯定的に変えて使ってみましょう。

「○○ではない自分」という言い方から「○○している自分」という言い方に変え、「しない」「できない」「ならない」などの言葉を「する」「できる」「向かっている」などの前向きな言葉にします。

 

「私は誰に会っても緊張しないようにする」という言い方よりも、「私は誰にでもリラックスして自分らしくいる」というように、どうなりたいかを意識して肯定文を作ってみましょう。

願望ではなく現在形にする

アファメーションを効果的にするには願望をただ口にするのではなく、現在願望に向かって進んでいることを意識してみましょう。

願望だけを漠然と口にしても現実との差ができてしまうため、効果が感じられなくなります。

現在、願望に向かって「~である」や「~している」などの言葉を使い、過去形にしないようにしましょう。

自分だけではなく周りの人間も満たされるように意識する

アファメーションを実践する場合、独りよがりになるのではなく周囲の人も満たされることを意識しましょう。

自分だけの願望を形にするために罪を犯すような場合は、正しいアファメーションとは言えません。

全体的な観点から自分も相手もプラスになることを重視しましょう。

言葉に許可型・達成型を取り入れる

言葉の許可型とは「○○しても良い」というように、自分に対して一定の条件を付けることです。

思い込みには自分自身の決まりを作り、無意識にボーダーラインを決めてしています。

思い込みもあまり過剰に行きすぎてしまうと、範囲が狭くなりやすく自分自身を窮屈に縛ってしまう可能性もあります。

 

一定の内容で「私はもっとチャレンジしても良い」や「他人の力も借りて自分を大切にして良い」というように新しい行動を認めるようにしましょう。

また、達成したい目標に対しては未来の期限を設定し、その日には何があったのか具体的な感情を付け加えて思い込んでみてください。

アファメーションを行う時の注意点

言葉と潜在意識がズレないようにする

アファメーションの効果を感じるためには、言葉と潜在意識の差や認識がズレないことが重要です。

 

言葉では前向きで少し積極性があったとしても、潜在意識の中で現実との大きなギャップが生まれてしまえば思い込みが難しくなってしまいます。

言葉と潜在意識がぴったりと合うようにしてみましょう。

あくまでも現実的な言葉を使う

アファメーションでは、いかに現実的な言葉を使えるかがポイントです。

自分が普段使わない言葉や信じられない言葉にしてしまうと、口にするのも楽しくなくなってしまいます。

“自分らしい”言葉で現実的なものを選んでみると、イメージにもつながっていきます。

簡単で分かりやすい言葉を使う

アファメーション効果を感じたいなら、できるだけシンプルで簡単な言葉を使ってみましょう。

アファメーションの効果は、潜在意識に働きかけて心に刺激を与えることでもあります。

できる限り簡単な言葉を選ぶことで、自分自身に刺激を与えてエネルギーに変えることを忘れないようにしましょう。

まとめ

肯定的な宣言となるアファメーションは、根本的にネガティブな思考を持っていると難しいと感じてしまうでしょう。

しかし、ポジティブな口癖と捉えて簡単なものから始めてみると、今まで以上に行動力が上がり、人生においても大きな変化につながります。

 

人間は言葉によって誰かを縛ることも、自由にすることもできます。

言霊と呼ばれるように、言葉には自分自身や相手を動かしたり引き寄せたり、時には傷付けてしまうこともあるでしょう。

 

自分だけでなく周囲も幸せで笑顔溢れる環境にするためにも、今日から肯定的な言葉を使い、アファメーションで望んだ未来を叶えていきましょう。

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