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世界遺産ランキング!必ず行っておくべき国TOP3を徹底リサーチ

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「人生一度は世界遺産に訪れてみたい!」と思ったことはありませんか? 2018年の時点で世界遺産条約を結んでいる国は193か国になり、世界遺産の登録総数は1092カ所にのぼります。これは文化遺産、自然遺産、複合遺産として登録された全ての世界遺産の総数となります。

そこで今回は、世界遺産ランキングと題して、たくさん見られる国のTOP3を紹介していきます。

世界遺産がたくさん見られる国ランキング

1位・イタリア

イタリアは世界遺産の登録総数54カ所で、登録数世界1位となっています。街を歩けば世界遺産に当たるといっても過言ではない国です。それを示すのが、ナポリ歴史地区やシエーナ歴史地区といった「歴史地区」です。歴史地区に正確な定義はありませんが、おおむね古くからある建築物が密集している地域を指します。このため、ナポリやシエーナは地域一帯が世界遺産となっています。

では、ここからは至るところ世界遺産だらけのイタリアの中でもおススメの3カ所を紹介します。

1.ローマ歴史地区・教皇領

ローマ歴史地区・教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂は1980年に登録された世界遺産です。「永遠の都」と称されたローマ帝国時代の繁栄ぶりを知ることのできる遺産群になっています。

ローマ歴史地区は、歴史の教科書でおなじみの「コロッセオ」をはじめ、古代ローマの政治・経済の中心地として栄えた「フォロ・ロマーノ」やローマ市民の憩いの場としてにぎわった「カラカラ浴場」などいくつもの歴史的な建造物で構成されています。

そして、遺産名に名を連ねている「サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」は、使徒パオロが殉教したとされる場所に皇帝コンスタンティウヌスが建築させました。ローマ四大聖堂の一つに数えられ「後陣の天井のモザイク画」は有名です。

2.フィレンツェ歴史地区

「フィレンツェ歴史地区」は、ローマ歴史地区と同じようにフィレンツェの街一帯が1982年に世界遺産に登録されました。フィレンツェの街は15~16世紀にかけて、メディチ家の統治下で経済、文化において栄華を極めました。

メディチ家は多くの芸術家を庇護していたので、フィレンツェの街はルネサンスの中心となりました。結果的に街にはボッティチェリやミケランジェロなどの名だたる大芸術家たちの作品が多く残されています。

そんな芸術にあふれるフィレンツェには、ルネサンス建築の代表であり、街の象徴ともなっている「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」があります。この大聖堂は石積みで建築されており、外壁の彫刻の緻密さは息をのむほどで飽きることがありません。その他にも見どころとしては、ウフィツィ美術館やヴェッキオ宮殿などが街にはあります。

3.サンタマリア教会とドメニコ会修道院

こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』が見られる世界遺産です。世界遺産に登録されたのは1980年で、正式な登録名称は「レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院」になります。

『最後の晩餐』は「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」の食堂の壁画として描かれています。ですが、ダ・ヴィンチがちゃんと完成させた作品ではないため、完成後すぐに劣化が始まり、長い年月で大きく損傷してしまいました。

そのため、私たちが現在見ることができる『最後の晩餐』は修復されものとなります。『最後の晩餐』の受難の歴史を知った上で鑑賞すると、思っていたものとは違った見え方がするかもしれませんね。

2位・中国

イタリアに次いで世界遺産の多い国が中国です。この国にある世界遺産の特徴としては、古代遺跡や古墳などから中世の建築物、自然が作り上げた景勝地など多岐にわたります。今回、中国の世界遺産を3つピックアップしました。

1.秦始皇帝陵及び兵馬俑坑

「秦始皇帝陵及び兵馬俑坑」は中国で一番初めに世界遺産に登録された大規模な陵墓になります。中国の内陸部陝西(センセイ)省の西安市近郊に位置し、井戸掘りをしている農民によって発見されたという逸話があります。

陵墓を囲むように築かれた兵馬俑坑は「陶馬」「武士俑」「戦車」の3種類があり、武士俑に至っては8000体近く発見されています。また精密に作られている兵馬俑は、当時の服装や持ち物などを知るための貴重な遺産として、学術的な評価も高くなっています。

2.中国南方カルスト

2007年に世界遺産に登録された雲南省、貴州省などにあるカルスト地形(石灰岩の溶食地形)群です。最初に登録された「雲南省石林」を筆頭に、その後「天生三橋」「芙蓉洞」「重慶武陵」と次々に中国南方にあるカルスト群が登録されました。

見るべきポイントとしては、広西チワン族自治区にある美しいタワー状のカルスト地形で有名な「桂林」です。ちょうど今ぐらいの時期(4〜5月ごろ)から、空とのコントラストが美しい奇峰が眺められますのでぜひ訪れてみると良いでしょう。

3.明・清朝の皇宮群

北京には紫禁城があり、その城門はかの有名な「天安門」です。またこの建築物は中国国内にある最大の木造建築物で中国三大宮廷建築としても知られています。

またこの時代の皇宮として有名なのは、遼寧省瀋陽にある瀋陽故宮です。この建築物は、清朝初代皇帝ヌルハチとその次の皇帝ホンタイジによって建立され、清朝の離宮として使用されていました。建物の規模自体は紫禁城の12分の1ほどですが、清朝を開いた遊牧民族らしいゲル(移動式テント)を模した大政殿なども特徴的で見ていて飽きません。

3位・スペイン

スペインには、41カ所の世界文化遺産、4カ所の世界自然遺産、その他諸々の遺産など観光していて飽きない名所がたくさんあります。例えば、「花の都」とも呼ばれている古都コルドバは地区一帯が世界遺産として登録されていて、後ウマイヤ朝として栄えたスペインの歴史を感じられます。以下、3つの代表的なスペインの世界遺産を紹介していきます。

1.アントニ・ガウディの作品群

「スペインの建築物」と聞くと真っ先に思い浮かぶのが、ガウディの「サクラダ・ファミリア」ではないでしょうか。スペインのバルセロナにあるこの建築物は、カトリック教会としても有名で正式名称は「聖家族贖罪教会」とも呼ばれており、教徒から集めた浄財で建築費を賄っています。

その他、ガウディの作品群の中には「カサ・ビセンス」「グエル公園」「コロニア・グエル教会」などがありますが、どれも個性的なデザインのものばかりです。

2.古都トレド

「スペインに滞在する時間は短いけれどもできるだけ多くの世界遺産に触れたい」と考える人にお勧めなのが、古都トレドです。この町はスペインのほぼ中央に位置し、中世にはキリスト教のほかにイスラムやユダヤなどの影響も受け独特の文化が栄えた地域として有名です。

また、町全体が博物館のようで「トレド大聖堂」や「サント・トメ教会」「アルカサル」など主要スポットだけを挙げても片手に収まりません。絵が好きな人にとっては、中世この地域に移り住んだ有名な画家エル・グレコの作品を集めた「エル・グレコ美術館」や「サンタ・クルス美術館」で絵画鑑賞するのもよいでしょう。

3.アルタミラ洞窟

滞在時間に余裕がある方にぜひ訪れてほしい世界遺産がスペインの北部にある「アルタミラ洞窟」です。洞窟内部は損傷が激しくなったため、現在はこの遺産の近くにある博物館にレプリカが展示されています。レプリカとはいえ約200万年前の旧石器時代に描かれた貴重な壁画に触れることができます。

また、現代の画家と遜色ないほど高度な技術を使って描かれたこの絵は、壁の特性を生かして立体感が出るように工夫されています。バチカン市国にある「システィーナ礼拝堂」になぞらえて別名「旧石器時代のシスティーナ」と呼ばれることもあります。ぜひ訪れてみると良いでしょう。

日本の世界遺産は?

日本にも22カ所の世界遺産

ちなみに日本にも22カ所の世界遺産があり、アメリカやイランの23カ所に次ぐ世界でも有数の登録数です。そのため、世界遺産を見に行きたいと思えば日本国内というのも立派な選択肢にはなります。最近に登録されたものでいえば、富岡製糸場や富士山があります。その他にも私の故郷である姫路城や、厳かな雰囲気が感じられる厳島神社や日光東照宮があります。

このように日本でも世界遺産は十分に楽しめるのですが、やなり一度は世界遺産ランキングTOP3は見ておきたいですね。
せっかくなら一度にまとめてたくさんの世界遺産を見てみたいですよね。

世界遺産ランキングがたくさん見られる国一覧のまとめ

世界遺産がたくさん見られる国一覧としてイタリア・中国・スペインを紹介しました。中国が2番目の登録数というのは意外だと思った人も多いかもしれません。ですが、この事実を踏まえると、日本からわずかな時間で多くの世界遺産を見に行くことができるということになります。身近な場所で多くの世界遺産が見られると思うとワクワクしますね。

また、イタリアやスペインをはじめとしたヨーロッパの国々は世界遺産の宝庫となっています。そのため、ヨーロッパンの世界遺産を巡る旅行をしたら心行くまで世界遺産を堪能できることは間違いないでしょう。

ここまで世界遺産がたくさん見られる国について書きました。旅を含む「趣味」は人生を豊かにしてくれる分野のひとつです。人生を謳歌するためには、8つの分野の充実度を上げていくことで実現します。人生100年時代と言われる現代を、もっと知的に生き抜くためのヒントを、私が52ページのPDF冊子にまとめました。『100年先も通用する稼ぎ方』を期間限定で無料公開していますので、読んでみたい方はこちらからご覧ください。
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