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正しい呼吸法!成功者は多くが実践している

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あなたは「呼吸」について意識したことがありますか? 一流のビジネスマンや、アスリート、成功者が必ず意識している正しい呼吸法。私も筋トレと食事改善の肉体改造をやっており、呼吸法は非常に重要と感じます。実際に呼吸は心身を劇的に変える力を持っています。そこで今回の記事では、

✓ 正しい呼吸法を取り戻す方法
✓ 本来の呼吸を取り戻すためのエクササイズ

などをご紹介します。このエクササイズを続けていけば、必ず誰もが正しい呼吸を取り戻すことができます。 正しい呼吸法を学んで、あなたも人生の成功を手に入れましょう。

正しい呼吸法を取り戻そう

たとえばサッカーでも最近の研究では、ペナルティーキックの際にボールをセットして1秒以内に蹴る場合の成功率は58%に過ぎないのですが、1秒以上の間呼吸を置くとその成功率は80%に上昇することが確認されています。どんな分野かを問わず、安定したパフォーマンスをキープできる人は「すべて」と言ってもいいくらい、正しい呼吸法ができています。

肩こりなどの身体の不調や不眠も、その主たる原因は不適切な呼吸です。呼吸を正しく行っていないと言っても、それは生まれつきというわけではありません。生まれたばかりのときは、誰でも正しい呼吸を行っています。生活のなかにある様々な要因で、それを忘れてしまっただけなのです。一度失ったものを取り戻すのは、簡単なことではありませんが、決して不可能なことではありません。

酸素の吸い過ぎが不調を招く

よく「深呼吸しましょう」「大きく吸って酸素を取り入れよう」などというフレーズを聴きますが、実は、大切なのは酸素をたくさん吸い込むことではなく、体内の二酸化炭素の量のコントロールなのです。

深呼吸によって、たくさんの酸素を取り入れると、相対的に血中の二酸化炭素濃度は低くなり、血液中のpHはアルカリ性に傾きます。これがいわば「二酸化炭素不足」状態です。適正な血中pH値はほぼ中性(厳密には7.365の弱アルカリ性)ですが、酸性・アルカリ性どちらに傾き過ぎても、体に変調をきたします。つまり過度な深呼吸を行なってしまうと、酸素を効率よく細胞に運ぶことができなくなってしまうのです。

大切なのは血中の酸素を脳に届けること

この状態が慢性化すると脳が疲労し、思考や運動のパフォーマンスが上がらないだけではなく、筋肉の緊張を繊細に調整して、物理的な負荷や精神的なストレスに対応することもできなくなってしまうのです。

大切なのは血中の酸素を効率よく、確実に全身の細胞、脳や筋肉に届けることです。そのために必要なのは、「過度な酸素」ではなく、「適正な量の二酸化炭素」であることを知っておきましょう。

まずは自分の呼吸状態をチェックしよう

呼吸について話を進めていく前に、まず自分の呼吸が現在どんな状態になっているのかをチェックしてみましょう。エクササイズに取り組む前、またエクササイズを始めてからも定期的に同じチェックを行なうことをおすすめします。

呼吸機能低下を知るためのテスト

次の項目にYESかNOで答えてみてください。あまり深く考えすぎず、直感的に答えましょう。

・呼吸が苦しいことがある、呼吸が乱れる
・口が開いており、口呼吸をしている
・手足が冷たい、または痺れることがある
・疲れがたまりやすいと感じる
・集中力がないと感じることが多い

これらは、いずれも呼吸機能の低下と非常に強い関連がある項目です。もし、どれかひとつでもYESがあった場合には、呼吸を改善する必要があります。

本来の呼吸を取り戻すエクササイズ

2016年ごろからアスレティックトレーナーの業界では、PRI (Postural Restoration Institute)や、DNS (Dynamic Neuromuscular Stabilization)など、呼吸を正常化して運動機能の修復・向上を目指すメソッドが注目を浴びているそうです。これらのメソッドも参考に、スポーツをしない人や、中高年の人でも手軽に行なえるエクササイズを紹介します。

鼻呼吸で緊張を抑える

エクササイズ中の呼吸は、吸うときも吐くときも鼻呼吸で行ないましょう。特に吐くときは、体の中の空気を全部絞り出すように吐ききってください。忘れてはならないのは、途中で思わず息を短く、思い切り吸ってしまう状態になるほど無理をしないことです。大切なのは「緊張を抑える能力」を身につけることなので、息が乱れたときはすぐにエクササイズを中断し、息が整ってから再開してください。

ステップ1

リラックスして床に仰向けになります。腰が床から浮かないよう注意して下さい。このエクササイズの目的は、「腰が反って胸が突き出している」という緊張した姿勢と、「過度な呼吸(過呼吸)」をリセットするためのものです。腰を反らさず、頭から仙骨までをぴったり床につけて行なうことが非常に重要です。手のひらを下にしたまま、両手を腰の下に入れて、体で手を押しつぶすようにすると、「腰を反らない」という感覚がわかりやすいと思います。呼吸は「5秒で吸い、5秒で吐き、5秒息を止める」を1回として、3セット行ないます。

ステップ2

床から腰が浮かない位置まで両腕を上げて呼吸する。両手を上げることで腰が浮きやすくなりますが、しっかりと腹筋を働かせて押さえ、エクササイズをしてください。可能であれば、腕はバンザイの位置まで上げてください。腰が浮いてしまうとエクササイズの効果が出ないので、腰が浮くギリギリの位置までで止め、その姿勢のまま3セット呼吸を行ないます。

 正しい呼吸法のまとめ

人は24時間に2万回以上呼吸していると言われています。そのため、間違った呼吸を繰り返せば、体は間違ったものを学び続け、その先にあるのは体の不調やケガです。一方で正しい呼吸法を身に付け、正しい呼吸をしていれば、体が持つ機能を最大限に発揮することができます。

アメリカのジャーナリストマルコム・グラッドウェルは、物事を習熟するまでにかかる時間は、およそ1万時間は必要だと述べています。長いように思うかもしれませんが、僕たちの呼吸は24時間、常に止まることなく行なわれています。今回ご紹介したエクササイズを意識して正しく行なうことで、1万時間後には無意識に正しい呼吸をできるようになっているはずです。正しい呼吸法をマスターして人生の成功を手に入れましょう。

ここまで人生を好転させる正しい呼吸法について書いてきました。「健康」という分野も人生における悩み多き課題のひとつです。人が行き着く8つの分野の悩みを解消していけば、人生は謳歌することができます。いまや人生100年時代と言われるなか、私が書き下ろした52ページのPDF冊子『100年先も通用するお金の稼ぎ方』を期間限定で無料公開しています。読んでみたい方はこちらからご覧ください。
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