皆さんは、本当の自分を知っていますか?
本当の自分を知るために自分探しの旅をしたいと考えている人も少なからずいるでしょう。
しかし、中には自分探しの旅をしても意味がないという人もいます。
そこで今回は、
自分探しの旅をすることで本当の自分を見つけることができるのか
本当の自分を見つけるためのヒントはどこにあるのか
をご紹介していきましょう。
そもそも“自分探し”って何?
本当の自分は意外と分からないもの
本当の自分を分かっていると自信を持って言える人はどのくらいいるでしょうか?
私たちの中には、物事について考えている“自我”と自我が動かしている肉体である“自分”の2つが存在しています。
自我と自分はどちらも同じ“自分”として表現されることが多いですが、思考である自我は自分のことをよく分かっていません。
例えば、好きなことをしている時に何となく楽しめないと感じることがあるかと思いますが、そのような時は自分が楽しめていないことになります。
自我は、今やっていることが好きだと感じているけれど、実はそうではないというケースもあるのです。
自分自身の中で矛盾しているような感覚になってしまうと、本当の自分とは何かを知りたくなります。
本当の自分を探しに行きたいと思い、行動することが自分探しの旅につながるのです。
本当の自分を見つけるには?
とにかく行動してみる
自分について知るためには、とにかく行動してみることが重要になります。
写真を撮る、音楽を演奏するなどの行動を起こす中で、「楽しい」という感情が湧いてくれば、その行動が自分も自我も好きだと気が付けます。
やってみたいとは思っていたけど、自分には向いていないと思っていたことに楽しさを見出だせる可能性もあるため、行動してみることはとても大切です。
何が好きなのかを知るためには、とにかく行動してみると良いでしょう。
新しいことにチャレンジしてみる
毎日同じことの繰り返しでは、本当の自分に気が付ける可能性はほとんどありません。
また、同じことを繰り返していると、どんどん自分らしさもなくなってしまい、毎日がルーティンワークのようになってしまいます。
それでは本当の自分に気付けるどころか、本当の自分をどんどん見失う方向へ進んでしまうことでしょう。
そうなれば毎日に生きがいを見出すことも難しくなるので、本当の自分に気が付くためにも新しいことにチャレンジしてみましょう。
今までやったことがなかったことを始めてみると、自分が本当に好きだったものに気が付ける可能性もあるでしょう。
本当の自分を見つけるヒントにもなります。
自分が感じたこと、その時に考えたことを記録する
本当の自分を見つけるためには、自我だけではなく自分がどのように感じたのか、何を考えたのかを記録しておくこともおすすめです。
どのように考えたのか記録をしておくことで、本当の自分が感じていること、考えていることを明確にできます。
記録の媒体は、公に公開するブログでも良いですし、個人的な日記帳に書き記しても構いません。
感じたことや考えたことは記録をしておかないとすぐに忘れてしまうため、記録しておくようにしましょう。
後から記録を振り返ることもでき、自分探しの旅が終わってから再確認しやすくなります。
また、手帳アプリを活用するのも1つです。下記のページでは手帳アプリを紹介していますので参考にしてください。
本気の自分探しの旅をする時のポイント
誰も自分を知らないような場所に行ってみる
自分探しの旅をするのに、普段とはあまり変わらない環境を選んでしまっては、本当の自分を見つけることが難しくなってしまいます。
そのため、今までに行ったことがないような場所を選んだ方が良いでしょう。
自分のことを知っている人が誰もいない、もしくは周りの人が行ったことないような場所へ行くことで、隠れていた自分の才能や好きに気付ける可能性があります。
観光ガイドに頼らず、自分だけで探してみる
旅先の主要なスポットはもちろん確認しておいた方が良いですが、基本的に自由行動をした方が自分探しの旅という目的を達成しやすくなります。
観光ガイドに頼れば、行き先で過ごす時間を有意義なものにできるでしょう。
しかし、それではただの観光旅行になってしまうため、自分と向き合いながら好きな場所で好きなだけ過ごすことが大切になることも覚えておいてください。
いつもの自分と違うものを選んでみる
自分探しの旅をしている最中は、これまでの自分が行かないような場所、選ばない食べ物、使わないような交通手段を選んでみるのも良いでしょう。
海外ではリスクが大きいものもあるため、わざわざ大きなリスクを背負いすぎる必要もありませんが、安全を確保できるレベルで違うものを選んでみてはいかがでしょうか?
例えば、海外なら日本語が通じるお店ばかりに行くのではなく、地元民から人気のお店を選んでみると、新しい発見や人との出会いが生まれる可能性が高まります。
知らない人と出会い、コミュニケーションを取ってみる
本当の自分を見つけるための自分探しの旅では、知らない人と積極的にコミュニケーションを取ることも大きなポイントになります。
知らない人とのコミュニケーションは難しいと感じるかもしれませんが、ゲストハウスを宿泊先に選ぶと知らない人とコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
ゲストハウスには、世界各地からバックパッカーと呼ばれる人が集まっていることが多く、日本国内に留まっていては出会えない人にも出会えます。
知らない人とのコミュニケーションの中でも本当の自分を見つけられるヒントが得られるでしょう。
また、ゲストハウスのオーナーからは現地の様々な情報を教えてもらえるので、情報収集をするためにもゲストハウスでの宿泊はメリットが大きいです。
国内でも自分探しの旅はできる!
まだ行ったことがない都道府県へ
海外での一人旅はハードルが高いという人は、日本国内でまだ行ったことがない都道府県に足を運んでみると良いでしょう。
行ったことがある都道府県だと、どうしても過去に行った思い出の場所に足を運びがちです。
しかし、まだ行ったことがない都道府県であれば、どこへ行っても新鮮な気持ちを味わうことができます。
例えば、自然豊かな場所で自分自身と向き合ったり、ご当地の美味しい食べ物を食べながら本当に自分が好きなものは何かを考えたりする時間を作ってみるのもおすすめです。
定番観光スポット以外に足を運んでみる
国内で自分探しの旅をするなら、定番の観光スポット以外の場所に足を運んでみてはいかがでしょうか?
地元の人しか知らないような穴場スポットでは、ゆっくりとした時間を体感できる場合が多いです。
普段の喧騒の中では、自分としっかり向き合う時間を作ることはとても難しいものです。
しかし、ゆっくりとした時間が流れている穴場スポットであれば、自分と向き合う時間を作りやすいと言えます。
また、穴場スポットでは同じように自分探しの旅をしている人に出会える可能性があります。
その中で、本当の自分を見つけるための新しい方法を知ることもできるでしょう。
まとめ
本当の自分を見つけることは簡単なことではありません。
それでも、忙しい日々の中で自分を見失ってしまい、本当の自分を知りたいと考えている人は少なくないのです。
そのため、自分探しの旅をしたいと考え、遠くへ出かける人がいると言えます。
自分探しの旅をする人の中には、海外へ行く人もいますし、日本国内を旅する人もいます。
行き先こそ違いますが、旅の目的は本当の自分を見つけることです。
本当の自分を見つけるための旅をすることによって、今まで自分でも気が付けなかった自分自身の新しい一面を知ることができるでしょう。
自分探しの旅をしたいと考えている人は、新しいことに挑戦したり、知らない人とコミュニケーションを取ったりするなど、今回ご紹介したポイントを参考に本気で自分を見つける旅に出かけてみてはいかがでしょうか?