
不動産投資を始めると、専門用語が次々に出てきます。用語の意味が分からないまま契約すると、条件を誤解し、思わぬ損失につながることもあります。この記事では、不動産投資の初心者が最初に覚えておきたい用語を、テーマ別に整理します。

収益に関する用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 表面利回り | 年間の満室想定家賃 ÷ 物件価格(利回りの計算方法) |
| 実質利回り | 経費と諸費用を含めた利回り |
| NOI(営業純収益) | 家賃収入から空室損失・運営経費を引いたもの(返済は含まない) |
| キャッシュフロー | 家賃収入から経費と返済を引いた、手元に残るお金 |
| 稼働率・空室率 | 部屋が埋まっている割合・空いている割合 |
| レントロール | 部屋ごとの入居者・家賃・契約期間をまとめた一覧表 |
融資に関する用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| LTV | 借入額 ÷ 物件の評価額(融資割合(LTV)) |
| DSCR | NOI ÷ 年間の元利返済額(返済比率とDSCR) |
| 金利(変動・固定) | 借入に対する利率(金利タイプ比較) |
| 担保・抵当権 | 返済できないときに、金融機関が回収に充てる権利(担保評価と共同担保) |
| 団体信用生命保険(団信) | 債務者の死亡などの際に、残債が弁済される保険(団信とは) |
| 繰上返済 | 予定より早く、元本を返済すること(繰上返済) |

物件・税金に関する用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 積算評価・収益還元評価 | 物件の価値を評価する2つの方法(積算評価と収益還元評価) |
| 法定耐用年数 | 税法で決められた、建物の償却期間 |
| 減価償却 | 建物の取得費を、耐用年数で分けて経費にする仕組み(減価償却) |
| 損益通算 | 不動産所得の赤字を、他の所得と相殺する仕組み(損益通算) |
| 譲渡所得 | 不動産を売却して得た利益 |
| オーナーチェンジ | 入居者がいる状態のまま、売買される物件 |
| 再建築不可 | 建て替えができない物件 |
用語を身につける手順
1
まず、収益と融資の用語を覚える
利回り・キャッシュフロー・LTV・DSCRを理解します
▼
2
物件資料や、契約書の用語を確認する
実際の資料を見て、意味を確認します
▼
3
不明な用語は、すぐ調べる・質問する
不動産会社や金融機関の担当者に確認します
用語に関するよくある質問
Q. 全部の用語を、覚える必要がありますか?
A. 最初は、収益・融資に関する基本の用語から、覚えれば十分です。実際の取引を進める中で、必要な用語を、少しずつ増やしていきましょう。
Q. 用語の意味が、不動産会社や金融機関によって違うことはありますか?
A. 定義が異なる場合があります。特に、利回りや評価額は、計算方法が異なることがあるため、確認が必要です。
まとめ
不動産投資の初心者が最初に覚えたい用語を、収益(利回り・NOI・キャッシュフロー)、融資(LTV・DSCR・団信・繰上返済)、物件・税金(積算評価・減価償却・損益通算・再建築不可)に分けて整理しました。実際の資料に出てきたときに、都度確認して身につけましょう。
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※本記事は一般的な情報の提供を目的としたものであり、特定の投資・融資・税務上の判断を勧めるものではありません。制度や数値は記事作成時点の一般的な内容です。個別の判断は、金融機関・税理士などの専門家にご確認ください。
最終更新:2026年10月
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