新しい時代が幕を開け、心機一転、「今までやってこなかったことにもチャレンジしてみたい」そんな気持ちになった方も多いのではないでしょうか?
「でもちょっと待てよ、ほんとに今のタイミングで大丈夫!?」
「現在の自分の運気はどうなのかな?」
「パワーを注入したい!」
そんな方は本当にラッキーです!
なぜなら、今日この記事に出会って日本全国にあるパワースポットを知り、運気アップできるチャンスを得たのですから。
金運上昇が狙えるパワースポットランキング!ベスト5
今回は大まかなパワースポットの紹介ではなく、特に金運に絞ったパワースポットを5つ厳選してみました。
金運アップに効果があるとされるスポットの由来や具体的なご利益についてまとめているので、読むだけでも運気が上がるかも!?
【1位大崎八幡宮】
出典:http://www.oosaki-hachiman.or.jp/
まず紹介したいのが、東北の数あるパワースポットの中でも「国宝を保有している」という珍しいスポット「大崎八幡宮」です。
・場所
大崎八幡宮は、宮城県仙台市青葉区という仙台市に5つある区の中でも最も大きな区に所在しています。青葉区は伊達62万石の城下町としても栄えた歴史があり、情緒ある建物、商店街が数多く軒を連ねています。
では、このような歴史と賑やかさ、機能性を兼ね備えた街「青葉区」にある大崎八幡宮は一体どのような経緯で建立されたのでしょうか。
・由来
大崎八幡宮は1607年(慶長12年)に伊達政宗の命によって建てられました。名前に「大崎」がついているのは室町時代の奥州菅領大崎氏に由来するといわれ、政宗が仙台という都市の原型を作る前の話です。
特筆すべきは、当時から桃山建築の傑作とまで言われ、現在でも国宝として認定されている「御社殿」です。設立当時には、巨匠と呼ばれ全国でも有名だった職人さんを招き、色彩豊かな組物、唐獅子の壁画、青龍などの彫刻を施して作られました。
そして「権現造り」としても有名な御社殿は正面が壮大な千鳥破風(ちどりはふ)、向拝は軒唐破風(のきからはふ)という何とも豪華で意匠が凝らされた社殿となっています。
・ご利益
大崎八幡宮は伊達政宗の時代から金運アップの効果・ご利益があるとされてきました。
会社経営者や商売繁盛を願う方、また宝くじを購入した方など様々な人が訪れます。
元々、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后といった歴史上存在していたとされている人物達のご利益があると考えられてきました。
また、この神社の特徴として「体内に良い気の流れを保つ」効果があると言われているので一時的な金運アップだけでなく、「お金持ち体質になりたい」という方にも人気のスポットとなっています。
金運と同様に大崎八幡宮のご利益として有名なのが勝負運アップです。
これは先に紹介した「応神天皇」が武勇の神様として知られていることに由来し、有名なスポーツ選手や必勝祈願する方にも人気なことからも分かります。
特に午前中の参拝は効果が高いと言われていて、一番気の強い場所とされている本殿前は朝から参拝客で賑わうこともあります。
さらに、この神社は今年(2019年)の干支「イノシシ」を祀った神社としても知られています。
仙台近郊の地域では、12支の当たり年を「卦体神(けたいかみ)」と言ってそれぞれの干支を本尊に祀る習わしが残っています。
戌年、亥年の方にご利益があると言われているので、今年の年男、年女の方も是非足を運んで見てはいかがでしょうか?
・周辺情報
「大崎八幡宮」がある青葉区内には東北大学や各専門学校、研究機関が多く所在し、学都としても有名です。
また他の有名なスポットとしては、伊達政宗の騎馬像がある仙台城跡、瑞鳳殿、ショッピングを楽しむならエスパル、ハピナ名掛丁などがあります。
パワースポットで運気をチャージ出来たら、仙台という街の歴史を感じながら、おいしい牛タンを食べ、ショッピングを楽しみましょう!
・交通情報
大崎八幡宮までの交通手段はバスか地下鉄、もしくはJR仙山線になります。
バスの場合、まず仙台駅に着いたら西口バスプールより仙台市営バスの定義、国見ケ丘方面10番、15番に乗り「大崎八幡宮前」で下車となります。
地下鉄の場合には、地下鉄北四番丁駅で下車した後、二日町北四番丁バス停より上記のように仙台市営バスに乗ります。
仙山線で行く場合には、国見駅もしくは東北福祉前駅で下車し、徒歩15分くらいです。
【2位小網神社】
出典:http://www.koamijinja.or.jp/
・場所
江戸時代以降、ほぼ日本の中心である東京都中央区の日本橋小網町にあるのが小網神社です。
小網神社は前身を「万福庵(まんぷくあん)」といい、観世音と弁財天が安置されていました。恵心僧都(けいしんそうず)開基の庵で、その後の小網神社を含めると1000年もの歴史があります。
・由来
小網神社となる名称の由来は、1466年にさかのぼります。そのころ万福庵の周辺の村で悪疫が大流行していました。ある日、海で網にかかったという稲穂を持った一人の老人が庵を訪れ、数日滞在していました。そしてある夜、庵主の夢枕に万福庵開基である恵心僧都が立ちます。
「今そこに滞在している翁(老人)を稲荷大神として崇めなさい。そうすれば悪疫は治まります」
朝、このお告げを聞いた庵主が目を覚ましたときにすでにその老人の姿はありませんでした。
庵主はこのお告げのことを村人たちに伝え、老人を小網稲荷大明神と崇め神社を創設します。そして日夜祈願を続けると本当に悪疫がピタリと治まったのです。
領主もそのことを聞きしばしば神社へ詣でに行き、万福庵は「小網山稲荷院万福寿寺」と新たに名付けられ、1596年から1615年の慶長年間にはこの地域が小網町と名付けられました。
そして太平洋戦争でも焼けることなく無事残り、戦後、宗教法人化によって名称が現在も呼ばれる「小網神社」となりました。
・ご利益
この神社そのものが数々の強運伝説を持っている場所で、社殿向拝の左右に強運厄徐の「昇り龍」「降り龍」の彫刻があります。また神楽殿は五角形というとても珍しい造りをしているのも見どころです。
周囲を背の高いビルに囲まれ、決して神社としては大きくはないのですがここに健康・長寿のご利益がある福禄寿様、金運上昇のご利益がある弁財天様がいらっしゃいます。
中でも拝殿の左横の弁財天様と銭洗いの井は有名です。弁財天様の台座元にある銭洗いの井で硬貨を洗い清め、それを財布に入れておくとそれが「種銭」となってお金が増える、恵まれるといわれています。
弁財天様は七福神の中の一柱であり、「財福を授ける」というご利益があるといわれる神様で、ほかにも
・学業成就
・立身出世
・勝運、武運長久
・技芸上達
・恋愛成就、縁結び
・国家鎮護
といった様々な分野を網羅しています。
小網神社の弁財天様は船に乗っていることから万福船乗弁財天(まんぷくふなのりべんざいてん)との名でも親しまれています。
銭洗いの井はここだけではなくほかの神社にもありますが、特に小網神社は人気が高く休日には行列ができ、金融関係者も多く訪れるようです。
その理由の一つにはこの神社にある数々の奇跡的な強運な伝説が関係しています。
その名称の由来となった悪疫を納めるということで縁起が良いと江戸時代から長いこと親しまれただけでなく、大正時代の関東大震災では神社のご神体と一緒に逃げた人々はその後起きた火災に巻き込まれることもなく無事でした。さらに太平洋戦争時、出征の奉告をしこの神社の御守りを持って行った兵士たちが全員生還したという奇跡が起こりました。
先ほど、大きくはない神社と書きましたが、逆にいうとこの強運な数々の伝説を持っている小網神社であるからこそ、戦後も人々の大きな信仰に守られて場所を移動することもなく現在も変わらぬ場所で人々を見守り続けることになったのです。
・周辺情報
小網神社は、人形町小網町にあり周辺スポットには三越日本橋本店や歌舞伎座、豊洲に移転後も残る築地場外市場など、ここには書ききれないほどの有名どころばかりです。
・交通情報
東京メトロ日比谷線人形町駅A得2出口から徒歩5分。日本橋小学校方面へ進み、「玉ひで」前を通過。そこから1つ目の信号を渡り神社案内坂、ローソンを右折すると神社ののぼりが見えてくるので、最初にある道を左折すると神社があります。
都営浅草線人形町駅A5出口から徒歩7分…出口から右手に進み、1つ目の信号を道路の左側に渡ります。右手に見えてくる「なか卯」を左折。そこから十字路を右折して進むと神社の神楽殿が見えてきます。
そのほかに東京メトロ半蔵門線水天宮前駅8出口、東京メトロ東西線茅場町駅10出口からも10~15分で行くことができます。
【3位愛知 三光稲荷神社】
出典:ttps://inuyama.gr.jp/sanko-s.html
・場所
東京駅からですと、東海道・山陽新幹線 のぞみ109号 広島行に乗って名古屋駅へ。そこから名鉄(名古屋鉄道)名古屋駅に徒歩で移動し、名鉄犬山線快速特急 新鵜沼行にて犬山駅移動します。そこから犬山城へ向かう途中に位置するのが三光稲荷神社です。
・三光稲荷神社の由来
いつ頃の建築かは明らかではありませんが、伝承によると天正14年(1586)とされています。犬山城内の三狐寺山(今の丸の内緑地公園の中)にある神社です。昔から織田信長の叔父である織田信康の崇敬に厚い場所として認知されており、犬山城の主である成瀬家の守り神として重要視されてきました。現在の三光稲荷神社は、昭和39年10月に移築されたもので、大神様によって福徳や開運厄払いなどを求めて全国から多くの人が訪れる人気のスポットになっています。三光稲荷神社は昔「三光寺さん」と呼ばれていました。これは、明治時代の神仏分離によってお寺が取り除かれ神社化したことが影響しています。
・ご利益
三光稲荷神社は、縁結びや金運などのご利益がある神社として有名です。三光稲荷神社にはピンク色でできた「ハート絵馬」と呼ばれているハート型の絵馬が存在しています。「ハート絵馬」は願いが叶うとして有名です。三光稲荷神社には、恋愛成就のご利益が得られるとして多くの人が訪れています。また、金運のご利益がある銭洗いも有名です。三光稲荷神社にある銭洗い池の御神水でお金を洗うことによって、洗ったお金を使うと倍になり自分の元に戻ってくると信じられています。また、洗ったお金を使わずに持っていると子孫長久や一族が繁栄するご利益が得られますので、持っているだけでもご利益が得られます。銭洗い池で宝くじを洗って実際に高額当選を果たした人もいます。
・周辺のスポット紹介
三光稲荷神社の近くには、城とまちミュージアム(犬山市文化史料館)という人気のスポットがあります。ここでは、江戸時代にあった城下町を再現したジオラマがあり、江戸時代(天保11年)の犬山市の様子がどうだったのか知ることができます。城下町に今も現存している建物と比較しながら犬山市のことをより知ることができる歴史好きな人にとって楽しい場所です。展示室には旧犬山序樹種成瀬家のものがたくさん展示されており、定期的にテーマを変更した特別な展覧会も開催されます。入場料は大人100円、中学生以下は無料ですので気軽に入ることができます。
・三光稲荷神社へのアクセス
三光稲荷神社までは、電車やバスで行くことが可能です。電車で行く場合は、名古屋駅から歩いて5分の場所にある名鉄名古屋駅で電車に乗り、犬山遊園駅で降ります。犬山遊園駅から三光稲荷神社までは1.2kmほどあり、徒歩15分ほどで到着します。バスで行く場合は、内田線に乗り、城前広場で降ります。バスから降りたら歩いて1分ほどで到着します。
【4位大国主神社】
出典:https://www.city.osaka.lg.jp/naniwa/page/0000001078.html
・場所
大国主神社は、大阪市浪速区敷津西にある神社です。
大阪の市街地にある神社で、地元の方には「木津のだいこくさん」という別名で親しまれており、その名前は「大阪市浪速区大国」という神社近くの町名や、最寄り駅の大阪メトロ「大国町駅」という駅名の由来にもなっています。
・由来
大国主神社の由来を見てみると、三韓征伐から帰ってきた神功皇后が住吉大社より敷津の浜へ航行していたおり、荒波が岸に打ち寄せているのを見て、三本の松を浜に植え、ここから先に潮が満ちないよう祈願して、その松の下にスサノオノミコトを祀ったのがはじまりとされています。
境内の中には、敷津松之宮と大国主神社の2つの神社があり、敷津松之宮にはスサノオノミコト、大国主神社には大国主神(大黒天)といった神様が祀られています。
ちなみに、大国主神社の大黒天像に宿る神様は、江戸時代の1744年(延享元年)に出雲大社から招かれてやってきた神様であると伝えられています。
・ご利益
大国主神社に祀られている大黒天は、七福神の中の一柱として有名で金運アップや縁結びなどのご利益があるとされています。
また、大国主神社でいただける「種銭」にはお金の種が入っており、「財布に入れておくだけで宝くじに当選する人が続出した」と関西のローカル番組で放送され、一時はブームになり、品薄になったこともありました。
「種銭」は、社務所でいただけ、初穂料は500円となっています。
なお、この「種銭」は1年ごとに神社にお返しし、新たな「種銭」を授けてもらうのがならわしとなっています。
授けてもらったら、財布の中か金庫などお金を直しておくところに入れておくようにしましょう。
といっても、神社に行って「種銭」だけをもらい、そそくさと帰ってしまうというのでは神様に対して失礼にあたります。
神社についたら、まずは敷津松之宮で「二礼二拍手一礼」のお参りをするのが礼儀です。
また、敷津松之宮の社殿前には、大黒天の石像が祀られていますので、地元の人と同じように石像の額に手をあててお祈りしたあと、右手に持たれている小槌にさわりながら願いごとを念じるようにします。
その後、大国主神社にもお参りをしてから、社務所に行って「種銭」をいただくようにするのがよいでしょう。
・周辺情報
大国主神社から徒歩で約10分のところには、今宮戎神社があります。
今宮戎神社は、毎年1月の9日から11日まで十日戎が開かれ、多くの人でにぎわうことで有名で、大阪では商売繁盛の神様として親しまれています。
ご利益をさらにパワーアップさせるためにも、大国主神社に行ったら、ぜひ今宮戎にもお参りするのがおすすめです。
地元では、「えびす、だいこく両社詣って本参り」と言われるくらい、両方の神社にお参りするのが縁起のよいこととされています。
・交通情報
大国主神社は、大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線の大国町駅2番出口から徒歩ですぐのところです。
大国町駅までは、御堂筋線梅田駅(四つ橋線は西梅田駅)から5つ目で、所要時間は約10分、難波駅からは両線とも1つ目で約2分です。
なお、大国主神社に専用の駐車場はありませんので、車で行かれる場合には付近のコインパーキングなどを利用することになります。
【5位岩国白蛇神社】
出典:https://www.shirohebijinja.com/
・場所
岩国白蛇神社は、平成24年につくられたばかりの新しい神社で、山口県の東端に位置する岩国市の今津町にあります。
・由来
岩国市には、アオダイショウの突然変異と考えられる「白蛇」が、この市のみに生息しており、1972年には国の天然記念物として指定されています。
わが国では、古来より白化した動物は神の化身として神聖視されることが多く、どの時代も大切に扱われてきました。
岩国でも、白蛇は岩国藩主の米蔵をネズミから守ってきたと信じられており、いつの間にか弁財天の使いとして神聖視されるようになっていったのです。
そのため、市内の各地には祠や白蛇堂がつくられ、市民からも「白蛇さん」と呼ばれ親しまれてきました。
このような白蛇に対する信仰、および保護の精神もあって、平成24年12月16日「岩国白蛇神社」が創建されるに至ったのです。
・ご利益
蛇はお金にまつわる縁起のいい動物とされており、なかでも白蛇はより強力な金運をつかさどると信じられています。
ちなみに、白蛇は神様そのものではなく、あくまでも神様の使いであると信じられているので、岩国白蛇神社といっても白蛇そのものが祀られているわけではありません。
岩国白蛇神社に祀られている神様は、宗像三女神と宇迦之御魂神(宇賀弁財天)です。
宗像三女神とは、田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神という三柱の神様の総称で、世界遺産である宮島の厳島神社からまねかれて祀られています。
この宗像三女神には、航海や交通の安全、金運の向上などのご利益があるとされています。
また、宇迦之御魂神は京都伏見稲荷大社に祀られている神様として有名で、五穀表情や商売繁盛のご利益があると信じられています。
宇賀弁財天は宇賀神を頭に乗せた弁財天で、インドから日本に伝わった後、宇迦之御魂神と同一視されるようになりました。
なお、宇賀神とは、人間の顔と蛇の身体をもつ正体不明の神様です。
・周辺情報
岩国白蛇神社のすぐ隣にある今津白蛇資料館には白蛇の飼育場や観覧施設があります。
白蛇神社の周辺では、昭和40年代ごろまでは自然の状態で白蛇がよく見られたのですが、都市化が進み生息地が減少したためか、白蛇の数は減少していき、あまり見られなくなってしまいました。
このため、岩国市では保護の目的で施設を作り、飼育と繁殖を行っているのです。
また、岩国白蛇神社の近くには、錦帯橋で有名な錦川が流れており、神社から徒歩5分ほどのところには寿橋という橋がかかっています。
縁起のいい名前の橋ですので、白蛇神社に行ったついでに寄ってみて、橋の上から錦川を眺めてみるのも面白いかもしれません。
・交通情報
岩国白蛇神社へバスで行く場合は、JR岩国駅から「いわくにバス」に乗車、今津バス停か天神町バス停で降り、そこから徒歩で約2分です。
また、錦帯橋からは、同じく「いわくにバス」に乗車、長山公園バス停で降り、そこから徒歩で約3分です。
なお、車で行く場合は、山陽自動車道の岩国インターチェンジから約15分で、駐車場は白蛇資料館側の道路にあります。
【まとめ】
日本にはパワースポットと呼ばれる名所が他にもたくさんあります。
旅行が好きな方や時間とお金に余裕のある方は津々浦々パワースポットを巡るのも楽しいかもしれませんね。
そして、今回は伊勢神宮や出雲大社といった超メジャーどころはあえて外してみました。
この2ヵ所についてはまた次回以降に紹介できればと思います。