不動産投資では、どんな入居者に貸すかで、収益の安定度が大きく変わります。家賃の滞納や、トラブルの多い入居者を避けるためには、入居審査が重要です。ただし、審査は、公平で、適切な基準で行う必要があります。この記事では、不動産投資の入居審査の基準と、家賃保証会社の役割、注意点を解説します。
入居審査で確認する主な項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 収入・職業 | 家賃を、継続して支払える収入があるか。一般に、家賃は月収の3分の1以下が目安とされる |
| 勤務先・勤続年数 | 収入の安定性を確認する |
| 過去の滞納・トラブル | 前の賃貸でのトラブルや滞納がないか、確認する |
| 連帯保証人・緊急連絡先 | 滞納時や、緊急時の連絡先・保証の担保となる |
| 入居の目的・人数 | 契約の目的が、適切か。入居人数が、物件の規模に合っているか |
| 反社会的勢力でないこと | 暴力団などの反社会的勢力でないことを、確認する |
審査は、管理会社や、家賃保証会社が行う場合も多く、オーナーの最終判断が必要になることもあります。
家賃保証会社の役割
- 入居者が家賃を滞納した場合、保証会社が、家賃を立て替えて、オーナーに支払う
- 保証会社が、入居者の審査を行い、保証を受けられる人のみ、契約できる
- 入居者は、保証料(初回に家賃の50〜100%程度などが一般的とされるが、会社により異なる)を、支払う
- 連帯保証人を立てるのが難しい入居者でも、保証会社を利用することで、契約できる場合がある
家賃保証会社の利用を、契約の条件にしているオーナーが多くなっています。滞納による収益の悪化を、抑える効果が期待できます(入居者トラブル対応)。
審査を行うときの注意点
- 公平な基準で行う:国籍・人種・性別・障がいなどを理由に、一律に入居を断ることは、不適切
- 基準を明確にする:収入・勤続年数などの客観的な基準を、設けておく
- 厳しすぎる審査は、空室を長引かせる:審査基準と、空室リスクのバランスを取る(空室対策)
- 個人情報を適切に扱う:収集した個人情報は、適切に管理する
入居審査の基準は、法令や、人権への配慮が必要です。判断に迷うときは、管理会社や、専門家に確認してください。
入居審査の手順
1
入居申込書を受け取る
氏名・勤務先・収入・連帯保証人などを確認します
▼
2
必要書類を確認する
本人確認書類・収入を示す書類などを確認します
▼
3
家賃保証会社の審査を受ける
審査結果を確認します
▼
4
オーナー(管理会社)が最終判断する
結果をふまえて、契約するかを決めます
▼
5
契約を締結する
契約書の内容を、説明して、署名・押印をもらいます
入居審査に関するよくある質問
Q. 審査は、管理会社に任せてもよいですか?
A. 任せる場合も多くありますが、審査基準は、オーナーとして、把握しておくことが大切です。
Q. 保証会社を利用すれば、滞納リスクは、なくなりますか?
A. なくなるわけではありません。保証会社の代位弁済には、条件や、上限があり、立て替え後の回収は、保証会社が行いますが、オーナー側の手間や、空室の期間のリスクは、残ります。
まとめ
不動産投資の入居審査では、収入・職業・勤続年数・過去の滞納・連帯保証人・入居目的・反社会的勢力でないことなどを確認します。家賃保証会社は、滞納時の家賃を立て替えます。審査は公平な基準で行い、厳しすぎる基準が空室を長引かせないよう、バランスを取りましょう。
融資を活用した不動産投資を、体系的に学びたい方へ
レバレッジ型不動産投資スクール「チーム戦(SEN)」では、融資・物件選び・税金の考え方を、無料体験セミナーでご紹介しています。
※セミナー後に有料サービスのご案内がある場合があります。成果を保証するものではありません。
※本記事は一般的な情報の提供を目的としたものであり、特定の投資・融資・税務上の判断を勧めるものではありません。制度や数値は記事作成時点の一般的な内容です。個別の判断は、金融機関・税理士などの専門家にご確認ください。
最終更新:2026年10月
関連記事