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【保存版】お金を増やす方法3つのステージ・間違いだらけのお金の常識!

お金を増やしたい、お金持ちになりたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人も多いことでしょう。高度成長期の時代は、働けば働いた分だけ給料がもらえ、またその給料も右肩上がりに増えていきました。社会全体に活気がありました。現在では長く勤めているからといって、必ずしも給料が上がるとは限りません。

いまの鬱屈した状態から抜け出そうと、株や仮想通貨に投資をしている人も多いことでしょう。数年前には「億り人」(仮想通貨などの投資によって億単位の資産を築いた人)などという言葉も流行りました。この仮想通貨ブームに乗り遅れた「遅れ人」も、2018年あたりに漸く仮想通貨に手を出した瞬間、相場が大幅に下落し大損した人も多いと思います。あるいは、学生時代に借りた奨学金をまだ返済できいなかったり、親に借金があったりと、程度の差こそあれ皆お金のことで色々な悩みを持っています。

この記事では、お金を増やしたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人に向けて、まずお金についての誤った常識を捨て去り、お金について正しいく学んでその価値を再定義します。次に私の人生を変えることになった、3つの黄金法則について説明します。どうすればお金を増やしていくことができるのかということを3つのステージに分け、各ステージごとにやるべきことを明確にしていきます。

お金を増やすには「貯蓄がリスク」になる時代

高度成長期のときのように、お金を増やす為に銀行に預けていれば数%の利息がつくという時代は既に終わっています。そんな状態にもかかわらず、何も疑問に持たずに銀行にお金を預けているという人はかなり多いようです。「安定した大企業に就職するか公務員になり、使わないお金は貯金しなさい」というような暮らし方は、現在の日本の経済状況には必ずしもそぐわない考え方と言えます。日本円での預貯金は価値が目減りしていく可能性が高いからです。

今の時代には合わない過去のお金を増やす常識を捨てるべきです。そして理想とする人生設計に向かって行動を起こしましょう。今よりもっと多くの収入を得て、お金や時間に縛られない生活を送っていきたいと思うのであれば考え方を変え、思い込みを解放して心のブレーキを外し、失敗を恐れずに進んでいく必要があります。

お金に固執する人は、お金に振り回され、結果的に幸せになるチャンスを逃してしまいます。これからの資産防衛のためには、自ら知識を集め、古い常識を再構築して進んでいく必要があります。数十年後も安心して暮らしていくためには、働かなくてもいいだけの資産を築くか、労働以外の方法で収入を得る方法を自分自身で会得する必要があるのです。

日本では、お金は「労働の対価」としてお金を受け取るように教育されていますが、お金は本来「労働の対価」として受け取るものではなく、「価値提供の対価」として支払われるべきものです。であるならば、労働以外の方法で「価値提供の対価」として収入を得る、例えばアパートや駐車場を貸し家賃収入を得て暮らす、ということは恥ずべきことではないのです。

2.お金を増やし、人生を変えた3つの黄金法則

私の人生を変えた、下記の「3つの黄金法則」について説明します。
(1)労働集約型の収入からの脱却
(2)マネーを守ろうとすれば減り、正しく使えば増える
(3)お金はグローバルに見ることが必要
それでは順に1つずつ見ていきましょう。

(1)労働集約型の収入からの脱却

学生時代にITベンチャーでアルバイトをしていたときに、人を使って労せずに売り上げをあげる仕組みを作ったこと、また社会人になって建築業界に就職して遊休土地に建物を建て、それをテナント企業に貸し出すという仕事をしたことで、自らが働かなくても継続的に収益を得られる方法のヒントを得て、その後に自分でもできるそうした手法を模索しました。

このような経緯から紆余曲折を経て、お金を増やす為に不動産投資に参入することになったわけですが、不動産投資には、①会社を辞めずにできること、②労働集約型でないこと、③継続的な収入を得られることという、私が事業を行なうために求めていた全ての要素が含まれていたのです。

(2)マネーは守ろうとすれば減り、正しく使えば増える

ところで、マクロ的な観点で見ると、お金を貯め込んでいては市中にお金が回らなくなるので、経済は停滞します。だから、あとで自分たちに返ってくることが期待できる投資のための出費は惜しまないようにすべきでしょう。また、費用と対価の関係を理解しているからこそ、私は外注先の業者や、コンサルタントには、正規の値段をきちんと支払います。

(3)お金はグローバルに見ることが必要

さらに投資をするにも、お金を使うにも、世界中から最適なものを選ぶことが、お金を減らさないためにも理想といえるでしょう。日本は特に島国なので、どうしても日本国内だけで全てが完結し、一生日本から一歩も出ないという人もいますが、これからはグローバルで物事や特にマネーを考えていかなければなりません。

お金を増やす第1ステージ:年収+αを目指す方法

さて十分な資産を作ったら、何がしたいのかという目的を確認し、常に意識をするようにしましょう。資産を作るためには、まずは元手となるお金を確保する癖を身につけましょう。次に給与以外にも収入を得る方法を手に入れ、事業資金を生み出すようにします。

財産形成の基本中の基本は、貯蓄を習慣化することです。習慣化するために大事なことを2点挙げると、以下となります。

① お金の流れを可視化すること
② 貯蓄を優先し、残ったお金で生活をすること

お金の流れを可視化をすることで、自分をとりまくお金の流れを把握する習慣を身につけます。貯蓄を優先し、残ったお金で生活するということは、収入から支出を引いて残った分を貯蓄に回すということではなく、収入から一定額を先に貯蓄に回し残った額で生活するということです。

このとき保険や財政貯蓄であれば、口座から引き落とされたり給料から天引きされるので、強制的に貯めることができます。「貯める習慣」が身についていないと、収入がいくら増えたところで、増えた分だけ浪費してしまいます。

節約+複業でまずは100万円を貯める

年収+αの「α」部分を稼ぐために、本業とは別に事業(ここではわかりやすいように「複業」とします)を、節約+複業で100万円貯めましょう。複業を選ぶ際の注意点をあげます。

時間の切り売りはしない
在庫がない、または少量で済む
元手がいらない、または少額で済む
趣味や特技を活かす
自分に合ったものを見つける

ここまでできれば、第1ステップは終了です。

お金を増やす第2ステージ:ステップアップするための投資術

投資とは、お金や時間といったリソースを投じてリターンを得ようとすることをいいます。投資の主な手段としては、金融商品や貴金属などが挙げられます。

投資をする上で最も大切なこと

投資をする上で最も大切なことは、元本を減らさないことです。失ったお金を取り戻すことは、お金を増やすことよりも難しいからです。金融商品の基礎知識として、運用に関するもの、買い方に関するものについて、説明します。

まず、運用について知っていて欲しい知識として、「複利の効果」があります。ある一定の期間に、元本に対して一定の割合で増え、それを繰り返していく運用方法を単利というのに対し、複利とは、運用によって増えた部分(利息)を元本に追加していく運用方法です。単利は足し算で増えていくのに対し、複利は掛け算で増えていきます。

金融商品の買い方としては、一定期間、一定金額を積み立てていくドルコスト平均法がおすすめです。商品の価格が高いときは買う量が少なくなり、商品の価格が低いときは、買う量が多くなります。元本を減らさないために、資産を分散(分散投資)させることも必要となります。

分散投資についての考え方

分散投資の考え方に資産三分法があります。資産を現金、不動産、株式・債権など金融商品の3種類に分けて運用する方法のことです。具体的に、どういった金融商品に投資をすれば良いのでしょうか? 例をあげてみましょう。

預金(利率の高い新興国であればおすすめ度:○)
株式(おすすめ度:△)
ファンド(おすすめ度:△)
保険(高い返戻金率、高配当ならばおすすめ度:○)
仮想通貨(おすすめ度:×)

お金を増やす第3ステージ:リタイアを目指す資産運用

リタイアを目指す資産運用、つまり生活するのに十分な収入をマネーに稼いでもらう方法です。百万円単位の資金では、運用で給与所得以上の収入を得ることはできません。

そこでレバレッジ(てこの原理)を使い、自己資本だけでなく他人の資本を使う、つまり借り入れで不足分を補います。自己資金を元手に借りたお金を加えることで、資産規模を一気に拡大します。資産の例としては、

不動産(住居、駐車場、事務所など)
コンテナ(ストレージ)
コインランドリー
トランクルーム
船舶
フランチャイズ店舗
ウェブサイト

この中でも比較的多くの人に取り組みやすいのは不動産です。すでにノウハウが確立されていることや、マイナス金利下で金融機関が融資を出してくれやすいことが主な理由です。

お金よりも時間の方が重要

それと、この第3ステージにおいて私が是非お伝えしておきたいことがあります。それは、お金より時間の方が大事という事実です。お金は失っても、取り戻せるチャンスはいくらでもありますが、時間を失ったら、2度と取り戻すチャンスは訪れないからです。

時間のほかにも、お金で買えないもの、例えば「友情」や「愛」のようなプライスレスなものはお金より大切ですし、人生の中で優先度の高いタスクであるべきです。お金で買えるものは、お金さえ稼げるようになったらいつでも買えるから、です。

お金を増やすための正しい知識を身につけるためのまとめ

以上、お金を増やしたい、お金持ちになりたいけれど、どのようにしたら良いのかわからないという人に向けた、お金について正しい知識を身につけるための記事はいかがだったでしょうか?あなたの行動を縛っているのは、あなた自身です。お金についての間違った常識を捨て去り、正しい知識を身につけたら、あとは信じた道を実現するための行動に移すべきです。

そのためには、マネー・リテラシー(投資や金融に関する知識や判断力)を高めることが必要です。ければなりません。今までのように、マネー・リテラシーが低いままでは、お金持ちになるどころか、国にお金を搾取され続けることになります。

自らの資産を守るためには、自ら知識を集め、マネー・リテラシーを高めていかなければなりません。資産を守ることは大切ですが、お金があるから幸せになるとは言い切れません。お金はあくまで手段であり、目的ではないからです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。この記事は、2018年4月に発行された私の著書『外貨積立から不動産投資まで 今すぐ資産を増やす「マネー新常識」』(サンライズパブリッシング)を一部抜粋し要約したものです。

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